トーベ・ヤンソン「ムーミンシリーズ」
世界中にたくさんのファンがいるこのシリーズ、私も大好きで小学校の頃に読んだ記憶があります。確か、「ムーミン谷の夏休み」だったと思います。
読んだ理由はテレビアニメの影響だと思います。初代のシリーズ(ムーミンの声が岸田今日子さんのもの)です。
読後感としては、ちょっと奇妙な世界には個性的な人たちが楽しく暮らしているんだな、ということ。全然作者トーベの意図が伝わってませんでしたね……。
また、アニメとは全く違う内容で驚きました。アニメは設定だけ用いたオリジナル作品だったのですね。
スナフキンというキャラの存在に驚かされました。
一人で放浪生活をしているんです。すごいですよね。よっぽどムーミンより年上かと思ってましたが、本では歳の近い親友なんですよね、これが。
体制を嫌い、正邪をはっきりさせる。困った人たちには手を差し伸べる。でも、群れない。
自然を愛し、一人を大切にする。
トーベの昔の恋人だった、とある哲学者がモデルとのことですね。
ちなみに、ミィはスナフキンの義理の「姉」なんですよね。母親が同じです(このトリビア、そろそろ有名になり過ぎてるかも)。
大人になるにつれ、このシリーズは私の読書ジャンルから外れてしまっていましたが、20年ほど前、急に読みたくなり、全部揃えて読んでしまいました。
一冊ずつ語りたいところですが、とりあえずこの辺で。
なお、スナフキンが私の人生のロールモデルの一人となったのは言うまでもありません……。
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