「ないない」は幻想。幸せは選択できる
こんばんは
チナミです
今日は朝から満員電車に乗って
病院へ行ってきました
というのも
私は5年ほど前に脳に腫瘍があることが発覚し
以後、薬を飲んで今は安定しています
そして死ぬまで付き合っていく病気
病名は
「脳下垂体腫瘍(のうかすいたいしゅよう)」です
脳の下側、つまり目の上辺りに腫瘍があり
酷くなると目が見えにくくなったりするそうです
幸いこの病気の99%は良性
つまり、その後がんに発展したりしない、と言われています
発覚した理由は
半年以上生理が止まったこと
当時お付き合いしている人も居なかったし
妊娠の可能性もゼロだった
当初は脳とは思わず
婦人科に行きました
そこで色々言われ
最初は単に生理不順だからとピル(排卵させて生理をおこさせる薬)を渡され
それで一度は生理がきてはまた止まり
また婦人科に行き
またピルを飲み
いろんな婦人科を渡り歩きました…
そしてやっと
血液検査の結果
脳下垂体腫瘍の疑いがある
という診断にたどり着きました
血液検査で
女性ホルモンの一種である
プロラクチンという数値が異常に高かったことから判明しました
プロラクチンとは普段妊娠したときにしか数値が上がらないホルモンで
要はこのプロラクチンが生成されることによって生理が止まり、脳が妊娠したと認識し母乳が出るという仕組みらしいのです
つまり、妊娠していないのに数値が高い場合は生理を起こす司令を出す脳に異常がある、
ということだったのです
そして
脳神経外科へ紹介され治療が始まりました
治療方法としては
手術で摘出するか
薬を飲むか
ただ、手術の場合は腫瘍が取り切れないことや、たくさんの神経が通っているので手術後の後遺症などのリスクが高く
薬が効けば薬で安定させる方法が主流らしいです
かくして私も薬での治療が始まりました
最初に処方されたホルモン剤がとてつもない副作用で
運転できない、吐き気、めまい、だるい、脂汗が大量に出るなど
すべての日常生活においてキツかった
そして
次に処方された薬が現在も飲んでいる薬なのですが
週に1回飲めばいいだけで
副作用もほとんどない
そこから数値も落ち着いてきました
ただ、この病気は妊娠すると少しやっかいで
妊娠すると風邪薬とかでもそうなんですが
基本的に薬は飲めません
それは、薬がお母さんの体(へその緒)を通じて赤ちゃんにも影響するから
お腹の中にいる赤ちゃんは生まれるまでせっせと臓器をつくったりしています
そこで西洋医学から生まれた薬(漢方薬以外の薬のこと)を飲むと
赤ちゃんの成長に影響を及ぼしたり、臓器に障害が生じで産まれる危険性があるからです
そもそも
私の病気は生理がこないので妊娠しにくいと言われていました
治療を開始して
半年くらい経った頃、数値も正常範囲になったタイミングで妊娠が発覚
ドクターはびっくりされていましたが
とても親切な方で、他の患者さんでも私と同じ病気で妊娠中の方がいるから、と親身になってくれました
同時に薬を辞め
2ヶ月に1回の血液検査で数値をみることにしたのです
その間
先生はいつも私の体を気づかってくださり
子供が生まれてくることを喜んでくれました
元夫も仕事の都合がつく限り一緒に病院に着いてきてくれました
今思い出してみると
めちゃくちゃ幸せな妊娠生活だったじゃん!
と思うですが
当時の私は違いました
全く真逆
すべて最悪だと絶望していました
でも本当は
素晴らしいドクターに出会えて
自分にあった薬に出会えて体も安定して
支えてくれる夫がいて
病気も良くなって
妊娠もできて
無事に元気な子供を出産して今も元気に居てくれてる
そうなんです
「ないもの」にフォーカスすると
私達はいつも不幸
でも
「当たり前」を当たり前だと思わずに
「今あるもの」に目を向けると
ほら
健康で、ご飯も食べれるし
話せるし、動けるし
家もあるし、スマホもあるし
大切な人と過ごせている
私達はきりがない程たくさんの「ある」に囲まれて生きています
そう思えるとどんな些細なことも
「幸せ」に感じることができる
生きていること
今日も生き切れたこと
私たちは
不幸も幸せも
選択できるんです
せっかく今日も生きているのだから
どうせなら
たくさんの幸せを選択しよう!
また明日
チナミの情報満載!
Tiktok毎日配信中♫
〜子どものおもしろ動画ぜひ見てね!〜
Tiktok ID kaoru43love
日常の気づき配信中♫
You Tube
Facebook
Twitter
InstagramID chnami_mcy