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【温活】冷えを改善して寒い冬を乗り切ろう!すぐにできること3選


寒くなり、体が冷える季節となりました。寒いと体も縮こまって、運動量も減ってしまい、さらに体が冷えるという、悪循環になりがちです。

体が冷えると、筋肉の緊張や、内臓、メンタルの不調にもつながります。ですから、体の冷えを改善し、体の不調を整えることが大切です。

そこで、家庭で簡単にできる、体を温める方法3選をお伝えします。

三首(さんくび)を温める

三首とは、首、手首、足首、のことです。三首には、大きな血管が通っているため、三首を温めることで、血流が良くなり、体全体が温まってきます。

体の冷えは、体の末端まで血流が流れにくくなることで起こります。冷えた体の中では、内臓を温めようと、血流が体の中心に集まるため、指先、足先などの血流が悪くなるのです。

首を温める

首の後ろには、頸動脈という大きな血管があり、「風門(ふうもん)」「風池(ふうち)」「風府(ふうふ)」というツボもあります。首を、ネックウォーマーやマフラーを使って温めることで、血流がよくなり、全身が温まります。

また、濡らしたタオルを電子レンジで温めたホットタオルを、首の後ろに当てるのもおすすめです。タオルが熱くなるので、火傷しないように、注意してくださいね。

手首を温める

手首にも、浮き出るほどの血管が通っているので、アームウォーマーや手袋を使って温めましょう。

手のひらをグーパーしたり、手首を回したりすることでも、血流が良くなり、指先が温まってきます。冷えやすい指先には、手首を温めることが効果的です。

また、洗面器などに42℃〜45℃のお湯を入れて、手首まで30分ほどつけておくと、指先から、体全体まで温まります。お湯が冷めてきたら、熱いお湯を足してください。

足首を温める

足元は心臓から離れており、血流も悪くなりやすいです。靴下の重ねばきやレッグウォーマーを使ってしっかりと温めることが大切です。

5本指の靴下を履くと、指の一本一本が包まれ、保温効果も高まります。

靴下を重ねて履く時は、足首を締め付けないように気をつけてくださいね。

足首の温めには、足湯もおすすめです。

くるぶしの上くらいまで入るバケツや洗面器に、40℃〜42℃のお湯を入れます。足を入れて、お湯の温度が下がったら、熱いお湯を継ぎ足してください。体全体が温まってきます。

お風呂で湯船に浸かる

疲れているときなどは、シャワーだけですましたくなりますが、体を温めるには、やはり湯船に浸かることが大切です。

体を芯までしっかり温めるには、お湯の温度は、38℃〜40℃くらいの少しぬるめで、15分〜20分くらい全身浸かるのが、効果的です。

ゆっくりとお湯に浸かることで、副交感神経が優位になり、体の緊張もほぐれて、血流の巡りも良くなります。

さらに、炭酸ガス系の入浴剤を使うと、血管が広がって血流がよくなり、入浴後の温まった体も長続きします。

いろいろな香りの入浴剤があるので、好きなものをみつけて、ゆったりとお風呂時間を過ごしてください。

そして、入浴後は、靴下を履いたり、首にタオルを巻いておくなどして、温まった体が冷めないようにしましょう。

温かい飲み物を飲む

最後に、体を内側から温めることです。温かい飲み物を飲むことで、内臓を温め、体の中から温めます。体を温める飲み物には、以下のようなものがあります。 

白湯

水を一度沸騰させて、飲みやすい温度に冷ましたものです。(浄水や、ペットボトルの水の場合は、電子レンジで温めるだけでもよい)

朝、起床後に飲むと、体温を上げて、血行が良くなり、体が目覚めていきます。15分〜20分ほどかけて、ゆっくり飲みましょう。お腹の中から温まってくるのを感じられます。飲みにくい場合は、生姜やハチミツを入れると飲みやすく、温め効果も倍増です。   

紅茶 ウーロン茶 

紅茶、ウーロン茶など、茶葉を発酵させて作るお茶がおすすめです。作られる過程で、発酵されるものは、体を温める作用があるとされています。

発酵させることにより、酵素の働きが高まります。そして、酵素の効能のひとつである血流循環が促され、体温上昇につながります。

温め効果の高い紅茶ですが、カフェインを含むので、飲みすぎないように気をつけてください。少量のカフェインは血行促進にいいのですが、摂りすぎると体温を下げてしまいます。

ノンカフェインのお茶は、ルイボスティーや杜仲茶(とちゅうちゃ)などがあります。

ホット赤ワイン

赤ワインにはポリフェノールという栄養成分が豊富に含まれており、血管を拡張させて、血流をよくする働きがあります。赤ワインもブドウを発酵させて作るので、血行促進につながる発酵食品です。

赤ワインを温めて、シナモンを添えて飲むと、より温め効果があがります。
シナモンに含まれるシンナムアルデヒドに血行促進の効能があるとされているためです。

まとめ

体を温めるために、家庭でできること3選をご紹介しました。三首を温める、湯船に浸かる、温かい飲み物を飲む、いずれも、少しの工夫で、生活に取り入れやすいです。

寒いと動くのも億劫になってしまいますが、たのしい季節でもあります。

体を温めて、冷えからの不調を防ぎ、寒い季節を活動的に過ごしていきましょう。

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