サラリーマンの生活レベルと年収の関係を見ていくと、収入によって生活の質が大きく変わる

サラリーマンの生活レベルと年収の関係を見ていくと、収入によって生活の質が大きく変わってきます。

例えば、手取り月収が12～16万円、年収にして240～300万円ほどでは、大学初任給を下回る水準で、最低限の生活でギリギリやりくりするのが精一杯です。20万円（年収300万円）程度で一人暮らしがギリギリ可能となりますが、冠婚葬祭などの急な出費にはかなり厳しい状況です。25万円（年収400万円）あれば大卒2年目ラインに達し、実家暮らしなら貯金も可能ですが、都市部ではやや厳しいかもしれません。

月収30万円（年収500万円）になると、地方で妻子を養うことも可能になりますが、都市圏ではまだ余裕は少なめ。38万円（年収600万円）に到達すれば、一般的なサラリーマンとして貯金や余裕のある生活ができ、地方では勝ち組といえるレベルになります。

さらに、44万円（年収700万円）では1人の収入で家族を支えられ、独身なら旅行も気軽に楽しめるようになります。50万円（年収800万円）を超えると、中堅リーマンとして趣味を充実させたり、家族を扶養しながら車を買ったりすることが可能。54万円（年収900万円）以上であれば、たまの海外旅行やタワーマンションも夢ではありませんが、それでも意外と生活がカツカツになる人もいるようです。