「奇跡」を思い出す道具とは?
私は時々、無性に、「せつない音楽」や「せつない映画」に触れたくなる。
そして、そういう自分の欲求には、素直に従うことにしています。
さっきもね、すごく「せつない音楽」が聴きたくなり、最近、ファンになった「mahina」の音楽を聴いてたの。
彼女のささやくような声が、心に染み渡り、ポロポロ涙が流れてきて・・・不思議とね、感謝が溢れてきました。
「生きていることが奇跡なんだ」
「大好きな人と出会えて、家族になれたことは奇跡なんだ」
「愛する人を愛することができ、愛する人から愛されることは、奇跡なんだ」
日常を生きていると、忘れてしまうこと。
KAORIにとって、せつない音楽や映画などの芸術作品は、自分の人生がどれだけ素晴らしい奇跡にあふれているのか、を思い出させてくれる道具のようなもの。
「大切な人と、いつまで一緒にいられるのかもわからない」
「自分も、大切な人も、いつまで生きられるのかもわからない」
というのは、誰もが知っている周知の事実。
でも、そんなことを心に留めて、毎日過ごしている人は少ないんじゃないかしら。
KAORIもそうです。
ただ、そういう大事なことを忘れて、心にモヤがかかった状態で長く過ごしていると、KAORIの心はサインを出してくれます。
そのサインが、
「せつない芸術作品に触れたい!」
という直感です。
心が繊細になり、解像度が上がり、これまで感じられなかったことを感じられる。
そんな感覚に戻してくれる、芸術作品を道具にして、奇跡を生きていることに気づけるんです。思い出せるんです。
今、道具を使ったばかりのKAORIは、自分自身から、優しい音楽が聞こえてくるような、繊細な波長が揺れ動いている感覚で、とても幸せにあふれています。
「素晴らしい芸術は人生を豊かにしてくれる」
といいますが、本当にそうだとKAORIは思います。
芸術についての難しい知識はないので、ああだ、こうだと語ることはできませんが、自分の心を震わせてくれる作品は、KAORIの人生にとって必要です。
「あなたが生きていることは奇跡です」
なんて言葉で言われても、たいして心に響かないんだけど・・・(ひねくれてるのかもしれませんが、笑)
直接的にそんなメッセージを表現しているわけではない抽象度の高いアートの場合、それを通して、自分の心のレイヤーが変わり、何かを感じ取るの。
そして、自分のハートから湧き上がってくる「せつない感覚」は、私に奇跡を思い出させてくれて、わぁっと感動があふれて、幸せオーラで包んでくれる。
それによって、KAORIは、明日からの人生の幸せ度がまた上がるんです^^
らせん階段を上がっていくかのように、奇跡の道具を使いながら、自分の「幸せ感度」を少しずつ少しずつ上げている・・・そんな生き方、私はけっこう気に入ってます。
さて、あなたは、どんな生き方をしていますか?「幸せ感度」を高めていますか?