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もう9月です


デザインスクールでの日々、
書き溜めていくつもりがもう9月、
月日は百代の過客にして(以下略)。


最近友だちに「かおりんの人当たりの良さは天性」と言われた。そういえばイベント会社の時の上司にも退職するときに、「人を絶対嫌な気持ちにさせないところ」が良いところと褒められたなと思い出した。自分のことをよく見てくれている人から、こういう風に言われるのはすごく嬉しいと同時に、やっぱりDrとかPMとかフロントに立つ職業は向いてるのかなあとも感じる。まあ6年もやってきたんだもんなあ。

土曜日の朝。
パンとエスプレッソと待ち合わせ。

カフェラテを飲みながら、
自分の人生として、自分で意志を持ってちゃんとここまで確かに頑張ってはきたよなあって、今年初めて「頑張った」という実感が持てて、ポロっと涙がこぼれた。

恋人や友人連れの人たちで賑わう店内、
朝の空気の中で、感情の赴くままに在る自分のこともそれなりに受け入れられるようになった気がする。

自分がデザイナーになりたいと思って転職したこと、スクールに通っていること、引越ししたこと、
いま目の前にあるもの全てが自分の望んだものではないし、もっともっとっていつも思うけど、でもすごくいまがしあわせだと思う、ちゃんとどういうことなのかよくわからないけど、すごくしあわせだな〜ということだけ分かる。



週6生活でプライベートな時間が限られるようになってから、友だちとごはんを食べたり、行きたいと思う場所に行ったりする尊さが身に染みる。

修了制作の取材?も兼ねて、東京台湾に行ったときもしあわせだなと思って涙が出て友だちに笑われた。わたしも笑った。
 



闘いはすごく長いだろうから、
もう少し肩の力を抜いてやっていいんだなと、
ほんとここ数週間でやっと実感できたかも。
 
グラフィックデザインは儲からないとか、
デザイナーは長時間労働で辛いとか、

綺麗事かもしれないけど、
私は儲けたくてデザイナーになりたいと思っているわけじゃないし、楽な仕事を求めてデザイナーになりたいって思ってるわけじゃない。

ご飯を食べたりセックスしたり眠ったりするように、
デザインがしたいという純粋な自分の欲求と欲望のままに生きてるだけだもん。

広告業界で就活している時も嫌という程言われた、
広告業界辛いよ〜って。
その場所に立ってるなら、辛くてもそこにいる理由を教えてくれよってずっと思ってた。

でも新卒でイベント会社で働いてたと言ったら、「うわーめっちゃ辛かったでしょ」と言われて、それは全然いやな気持ちしなくて、うまく言えないけど、私のことを見ていてくれた人が言う言葉みたいで、嬉しかった。言葉って本当にみんなそれぞれで持つパワーが違う。わたしも中身がある言葉をつかえる人でありたい。


デザイナーになりたいという気持ちだけで、自分の生活の全てを変えたから、何も残らなかったらどうしよう、なれなかったら何も意味がない、そう思っていてそれが1番の不安だったけど、そんな事はないんだって今ならわかる。なれなかった時の言い訳とかでもなくて、ちゃんと分かるようになった。


気持ち以外のモチベーションがないから不安定だけど。
DTPコースは今月が修了制作。
かわいくて楽しい餃子屋さんが作れるようにイラレに勤しむぞ。


早く自分のすきな人たちと、もっともーーーっと色んなものを一緒に作れるようになりたい!

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