バウンダリー【心の境界線】について
こんばんは。
今日は、人の気持ちに敏感すぎて、引きずられやすい人がちょっと気にして欲しいこと、について書いてみようと思います。
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バウンダリーって言葉を知っていますか?
バウンダリーとは、「心の境界線」のこと。
自分と他者は別の心・別のもの、と認識する「自分と他者の心の境目」のことです。
心理学に興味のある人なら、聞いたことがある言葉かもしれませんね。
優し過ぎたり、共感する能力が高すぎると、この境界線を飛び越えて、相手のことを心配したり、気にしてしまう場合があったりします。
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相手の表情が不機嫌そうに見えたり悲しそうに見えたりすると、そうなったのは自分のせいではないかと、過剰に心配してしまう。
そうすると、相手の感情をまるで自分の感情のように背負ってしまい、いつの間にかまるで自分のことのように、他者の感情を深読みしたり心配したりしてしまいます。
これも「境界線」を飛び越えた想いです。
また、悩んでいる人や困っている人、孤独になっている(と、自分が感じる)人の気持ちや感情を察しすぎて、放っておくことができず、「もしかしたら今助けてあげることができるのは私だけかもしれない」「私だからこそこの人の悩みが分かる」などといった想いが溢れてしまい、境界線を飛びこえたレベルで、相手のために努力してしまう場合があったり。。。
これも、境界線を飛び越えた強い想いだと思います。
もしかしたら、今、この記事を読んでくれている人の中にも、そんな人がいるかもしれないですね。
これらの想いを心の中に強く持ってしまいがちな人は、大体、人思いの優しい人です。
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相手の気持ちを汲み取りすぎて
その人の心情を気にしたり
どう対応したら良いか悩み過ぎてしまっているとき。
自分の感情より相手の感情が心の中でメインになりやすい人は、相手との境界線を少し意識してみて欲しいなと思います。
相手の感情をいつも察して、想像し、心配して、いつの間にか自分と相手の境界線があやふやになってしまっていませんか?
相手の感情は、本当のところは分かりません。
できることもあればできないこともあるし、
できる限りの対応をしても相手が思う反応を返してくれないこともあります。
相手が自分の全てになってしまうと、喜びも悲しみも何倍にもなってしまう。
そういう想いは、結局は苦しくなります。
心には境界線があって、相手が自分と同じ想いであるかは分からない。
自分が感じ取る感情が決して相手の感情と合致していない、同じではない場合もあることを知っておくことも、大切なこと。
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バウンダリー(境界線)を超えた付き合いは、依存や共依存にもなりやすいものでもあると思います。
他者を思いやることはとても大切なことだけど、自分を犠牲にしたり疲弊したりしながら行うことではないんですよね。
自分を犠牲にしてまで、相手のために頑張り過ぎていたとしたら、境界線があやふやになっているかもしれません。
考え方を少し変え、バウンダリーを見直してみましょう。
相手とおなじくらい自分を大切にすることも、とても大切なことです。
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今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日は10月最後の月曜日。
あっという間に10月も終わりますね。
新しい一週間を、また積み重ねていきましょう。
今日も一日、お疲れ様でした。
貴方にとって、今日が良い日であったなら良かったなと思います。
私は神奈川県の心療内科クリニックでカウンセラーをしながら、自身でもカウンセリングルーム Emotional Support を運営しています。
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