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トルコから帰国時の注意事項 PCR検査のこと その2

イズミルからイスタンブルへ

アドナンメンデレス空港に行って、トルコ航空カウンターで見せるのは
パスポートと陰性証明とワクチン接種証明でした。
ここでの陰性証明はトルコ語を要求されました。ワクチン接種証明はスマホ上の情報を見せました。
ここではそれだけ。
ここではラッキーなことにビジネスに乗せてくれました。
私のMiles&Smilesカードは、2年海外に出られなかったけれど、まだ生きていて調整のためにアップグレードしてもらえたり、ラウンジも使えたりできました。

大問題のトルコ航空搭乗口

さて、スマホのmySOSも緑色の画面になっているし、あとはバッテリー切れにならないように、あるいは電話のコントルを日本のカードに交換を失敗しないようにくらいかな、と安心しているところに、それはやってきました。

搭乗口にお客さんたちは並んでいて順に書類確認が済んでいきます。

私も、ビジネス、smil&smilesの列に並んでいました。

自分の順が来て、私はトルコ健康保健省が出した、鼻咽頭拭い液と咽頭ぬぐい液を訂正した書類を出したら、これは英語だこれはダメだ!のせられない。
日本語を出しなさい。
どうやってトルコで日本語の書類を手に入れられるのか、そっちを知りたい。
私の持っていた日本語フォーマットを書類入れから出して、どうしてこれに書いてないんだと怒る。
だって、書いてくれないもの。
だいたいトルコの検査機関が、日本の厚生労働省の書類に正式に書いて発行するわけないじゃん。しかも手書きでなんて。

そして、私の書類に手書きがある、日本の記述に直して訂正サインと印押してくれた書類にだ、これは自分で書いたんだろう!と言ってくる。
いやドクターが日本の書式に合わせて訂正した。
と答えても、あなたは乗れない。ここにいろ。
(ちなみに他のお客さんたちの日本政府指定フォーマットのは手書き。どう見ても公式書類には見えない。いいのかこれで。)

といって、他の乗客をのせていく。
他の乗客は、日本語の書類を持っている。

どうして、みな日本語の書類を持っているんだろう。謎だ。

乗れないというので、そこに残されている人 約10人。


トルコ健康保健省の正式書類

皆、トルコ健康保健省の書類を持っている。

なぜ正式書類がダメで、正式書類から転写した手書きで良くわからない病院医者サインがOKなのか。

搭乗口にいる異様に小さなトルコ航空職員男性が、私たちに向かって「お前たちは乗れないからな!」と喚いている。本当に失礼だ。

陰性証明もある私たちが一体何をしたというの!とそこの10人くらいは困っている。

カウンターの女性4人くらいかな、はスマホで書類の写真をとって問い合わせている。小さい男は女たちを働かせてプンスカ怒ってる。

私は、mySOSの画面を見せて もう承認が出ていると言ったところ
こんなアプリは私は知らないという。

彼女も根負けして、このアプリの中の書類を写真に撮って送ったらOKが出て乗れることになったけれど(当たり前でしょう)、もうあなたの予約した席はないから、別のところになる というので別の席。

非常に不愉快だったけど、乗れた。
ファストトラックの事前申請が通っていたお陰で乗れた。

私は、これで飛行機に乗れることが出来たけれど、残されていた約10人のなか数名は飛行機の中で見かけなかったので、たぶん乗れていないと思う。
彼らの多くは日本の在留資格を持っている人たち。私と同じように旅行業者を通していないので、こういうことが起こっている。

今日 帰国してから、いろいろ調べてみてわかったこと。

日本指定フォーマット記入料金 っていうので金をとっている因業業者がいることが判明。こんなのを野放しにしてはいけない。
問題なく搭乗できた人たちは多くがイスタンブル滞在か空港で、こういうビジネスに頼んで作ってもらっていたということか。トルコ健康保健省の正式書類を手書きの日本語様式にして作り直す商売があるということ。(日本人を食い物にする在トルコ日本人が大嫌いな私)それをトルコ航空は知ってか知らずか擁護している形になっている。(これはよくない)

高いわ。普通の検査機関だと170TL(4月1日の為替レートなら1411円。それがこういうサービスを通すと27660円になっている。26249円余計にかかるってこと。
何より、ツアー会社の販売ポイントであるのは、通訳と共にこの検査証明が出たらそれを病院に送って、日本政府指定フォーマットにするという病院と医師を抱き込んでやるビジネスになっている。TK198便 B77Wの機体は250人が乗る。半分以下の乗船だとしても、1日で飛行機に乗る100人がこれを利用したら、これで一日276,6000円の収入。2,624,900円の儲けになる。原価141,111円なのに。いい原価14万千百十一円。それが262万四千九百円にもなるわけ。

これはHISのHPのものだけど、若干良心的。
680TLだから500TLがこの手数料。四千2百円からHISにコミッションが行くタイプ。
これはこの医療機関がサービスとして日本政府指定フォーマットにしてだしましょう、でも高いですよ、というサービス。

領事館のお知らせでは1年前にこういうものがあったらしい。
よくある事例なのかも。

そして本年3月のお知らせ。

ほんとにこんな事起こるなんて誰も思わない。あの時待たされた10人もたぶんそんなこと起こるなんて誰も思っていない。私だって、既に緑色になって承認されたのにここで搭乗拒否されるとは思っていなかった。


HISのこの流れは良く出来ているけど、日本厚労省書式はmySOSのファストトラック事前承認を受けていれば必要なくなる 旅行代理店がやっている馬鹿高い手数料はいずれ不要になる

私と同じトラブルがあって、事前に日本の書式に書いてもらった人のブログ。この方は、病院で日本語様式に書いてもらったみたいだけど、ベルガマの公立病院のERでははっきり言って患者数が多いので不可能。
それに、トルコの田舎では、英語は通じないし、トルコ語であってもこれを説明して作ってもらうのは本当に大変だということ。本当に疲れた。

そして、この搭乗口のトルコ航空の係員たちの対応のダメさ。
日本政府の求める鎖国感満載の書類。

問題は2つ

日本政府が求める様式が、世界基準と乖離 ガラパゴス
飛行機搭乗に日本政府書式手書き日本語書類が必要というのも不可解
 そして、その作成の為に金儲けをしている人がいる
(溺れるものは藁をもつかむから成り立つ卑しい商売)

改善案 これなら田舎で受けたPCRでもOK

結局ハラハラしながらも成功した方法です。

アプリのmy SOSをスマホに入れておきます。結局日本の検疫で入れさせられます。
そして滞在時に4つ要求されるものを記入していき事前承認をします。
1番目 2番目は問題ありません。全て受け入れますにチェック。
3番目はワクチン接種証明。手書き証明でもワクチン接種証明アプリからでもいいので送る。
4番目が問題のPCR検査結果。
取得したトルコ健康保健省の正式書類(名称に問題あるなら書き足してもらってサインしてもらう)これをこのアプリから送って承認を事前に得ておく。
搭乗口の係員たちにはこのmy SOSアプリを知って頂いて、緑色がOKの印で書類が承認済みだということを理解してもらえば、もう少しスムーズになると思います。
ダメといってハラハラして待たされても、この緑色に変った画面で確認してもらえばダメにはなりません。
高額な通訳、謎の病院医師サインなどなし。

正式なトルコ健康保健省の正式書類で行けます。
この情報を領事館に送っておこうと思います。

2022年3月2日の厚生労働省の検査証明書の提出について

赤文字にあるように所定のフォーマットが使用できない時には任意でもよいけれども以下の内容が満たされていること、英語で書かれた書類となっています。日本語フォーマットと英語フォーマットの二つの書類がいるという情報もありますが、ここには必要とは書かれていません。実際mySOSアプリの登録は英語書類のみで承認されています。


羽田到着後の検査や時間は その3に書きます。

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