サルペル初級教室の特徴
サルペル教室の特徴は、とにかく「声をだして読むこと」それが中心です。
インプットは日本で行われている教室でも、独学でもいくらでも学ぶことができます。
でも、画像を見ながら単語や文を声に出して言う。
先生や、他の人が言った単語や文を声に出して言う。
それをかなりの時間を割いてやっていきます。
口の中の筋肉の動かし方を、耳で聞いたものと、目で見たものを結び付けるシナプスを作っています。
日本語をいれません。日本語を中継しないで入力された音声(側頭葉)と画像(後頭葉)それを、運動野で発語するというシナプスを作ります。
ここでは、自分で言うのも大事ですが、クラスメートが言っているのを聞くのも大事です。
なお、今聞いたものを日本語に訳せ、この文を日本語に訳せ、そういうのは一切ありません。「トルコ語で考える」それに特化したプログラムです。
先生をやってくれているサルペル君ですが、イズミル在住の30代半ばの青年で、日本をこよなく愛しています。日本語も上手なのですが、独学とアニメで得たそうです。また毎週末のパパティア交流会で日本人とやり取りするうちに更に上手になりました。事情があって就業ができないので、このような方法で日本ガレノス協会が支援をして、トルコ語教師になるよう頑張っています。