愛しさに気づかぬうちに/川口俊和
先日読んだ本は『コーヒーが冷めないうちに』
シリーズの6巻目の本になります。
第1章:お母さんと呼べなかった娘の話
第2章:彼女からの返事を待つ男の話
第3章:自分の未来を知りたい女の話
第4章:亡くなった父親に会いに行く中学生の話
今回もどの話を読んでも泣けます。
帯に書かれていた「少しだけ勇気を出して言えばよかった」
読みすすめるうちに、この言葉の意味が伝わってきます。
もしそのシリーズを読んだことがない方は第1巻の「コーヒが冷めないうちに」から読むのがおすすめです。
過去に戻れたり、未来に行ける不思議な喫茶店。
過去に戻っても未来に行っても現実は変わらないけれど、そこで繰り広げられるやさしく静かであたたかい物語にきっと引き込まれてしまうでしょう。