いくつになっても、忘れない恋心。
私が好きな女性アーティスト、柴田淳さん。
初めて彼女の曲と出会ったキッカケは、当時毎日見ていたお昼のドラマ。
ドロドロ大好き東海TVさん制作の『美しい罠』。ヒロインの櫻井 淳子さんが美しく、毎日せっせと65話全て視聴していました(笑)
そのドラマの主題歌が柴田淳さんの『紅蓮の月』。
切ないバラードにのせる、理解出来そうで、出来ないような歌詞。その声も、歌う姿も美しく、『もし自分がこんな容姿で、こんな声で歌える人になれたらどんなにいいだろう』と、羨ましい気持ちが止まりませんでした。
それから彼女の他の曲も聞くようになりました。たくさんいい曲があって紹介しきれませんが、特に彼女の歌う「失恋ソング」は超一級品。
例えば『後ろ姿』を聞くと、毎回思わず「もう泣かないで、死んじゃだめだよ〜!」と話しかけてしまいます。(誰に?)
そして。
私の中の、『柴田淳の大好きな曲』不動の第一位は。
『片想い』
です。
聞くたびに「もうそんな恋なんてやめなよ〜」と思いながら、心の奥底で共感が止まりません(苦笑)
にゃんちゅうの『せつないうた』を聞いた時の、あのなんとも言えない気持ち。
“どうしてあなたじゃなきゃダメなんだろう"。
わかっている、わかっているのに。
ひたすらに、ただただ、せつないです。
この歌詞のような、ドラマティックな恋愛なんぞとは全く無縁な人生なのですが、この曲は私の心を鷲掴みにして、未だ離してくれようとはしません。
何年経っても色褪せず、いくつになっても恋心を呼び起こしてくれる、数々の美しい曲たち。
日常の、ふとした時に聞きたくなるのです。