臓器提供意思表示カードと骨髄バンクと献血。
ふと母親が運転する車の助手席で臓器提供の話になった。
私は高校1年生の秋に臓器提供意思表示カードを書いてずっと財布に入れている。2002年という年を見てびっくりした。
20年前高校1年生だった私は人の役に立つことはなんでもしたいと思っていたのでカードを書いた。
今は運転免許証の裏やマイナンバーカードの裏にもちゃんと提供の意志を示しています。
今もし不慮の事故で脳死や心臓停止の状態になったら是非使える臓器は使ってほしい。
脳死の場合は心臓・肺・肝臓・腎臓・膵臓・小腸・眼球
心臓が停止した死後は腎臓・膵臓・眼球
となっています。
私がこの世の中からいなくなったとしても私の臓器がどこかで生き続けられるし、移植を待っている人の希望になりたい。
母親は私の意志を尊重してくれています。
もし結婚して旦那さんが提供を断固拒否したとしても提供する。
多分25歳のときに骨髄バンクにも登録した。
今までに3回位、適合の通知は来た。
一回目は最初の面談のとき腰痛を理由に断られ私は泣きながらコーディネートを頼んだが叶わなかった。
それから数年後、通知が来て、その時はかなり悩みました。
周りから『自分にもリスクがあるんだからやめなさい』と言われ、仕事も激務だったので諦めた。
もし今後、適合通知がきたら迷わず提供したい。
こんなポンコツな私でも誰かの役に立つんだから。
献血に関しても20代中盤は『血小板の型が合う方が治療に入られるのでご協力下さい』と何度か言われ、献血へ。
看護師さんに『この血小板はどこに行くんですか?』と聞いたら、同じ地域だったり、近隣の県だったりで、私の血小板は色んな人に合うんだな~と感心したものです。
臓器提供意思表示カードや骨髄バンクはハードルが高いと思います。
でも献血は気軽にできるボランティアだと思います。
臓器提供意思表示カードには提供しないという意思表示もできます。
踏み出す勇気。
その勇気で助かる命があります。