LGBT成人式🏳️‍🌈2021.5.16

話したこと🌈🐼

①＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
LGBTQ 成人式の成人の辞を務めさせていただく、歌織と申します。 私自身の生き方の決意をし、一歩を踏み出す“わたし”の節目として成人の辞を話します。
②＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿私は、幼い頃から社会の中にある性別や恋愛のルールに違和感を持っていました。
なぜ、性別が男女で分かれているの？
なぜ、私は女の子と言われるの？
と言う疑問がありました。
③＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
女の子なのか男の子なのか、自覚できていないのに、女の子と判断される世界。
女の子のからだでいるだけで、性の対象とされていることが怖かったです。 そして、家族への感情、友情、恋愛感情、性的魅力の区別できないまま、人間関係をつくっていく事が怖かったのです。
④＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
周りの人に対しても、そばにいてもらえる事、愛される事が申し訳ないと感じていました。 私は自分自身を相手に合わせなくてはいけないのだと思い、生きてきました。
⑤＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
今、私は自分自身を理解し、生きやすくしていくために、病院に通っています。 ADHD・ASD(発達障害)と診断されました。いつも状況を認識して言葉にするのに時間がかかります。 自分自身の感情をうまく表せなくて苦しくて、いつも泣いてしまうのです。
⑥＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
私の中には、僕と私と自分自身が同時に存在します。性はグラデーションでいい。自分らしく生きていい。と思っています。
⑦＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
私は、セクシュアリティや障害を他者にどう見られるかではなく、自分がどう感じるかを大切にして生きてゆきます。
⑧＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
自分自身には嘘をつかない生き方をします。
⑨＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
簡単ではございますが以上で新成人のあいさつとさせていただきます。 本日は誠にありがとうございました。
⑩＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
西村歌織