魂が揺さぶられる相手とは

5年前、突然に出会わされた
魂が揺さぶられる相手。
それは、
娘の学校の教師だった。

この時点で、
拒否反応が出た方は、これ以上
私の記事には立ち寄らないでいただきたい。

私も、自分でもこの設定を未だに
完全に受け入れられているわけではない。
もっと違う設定だったなら、違う立場だったなら、と
何度思ったことか。

しかし、
そういう、常識で考えられることや
概念を飛び越えて
体の内側から湧き上がる、
どうしようもない思いや感情があるということ、
それが、魂が反応していることなのだと、
その設定だったからこそ
気づいたことだ。

私は、
結婚して子供を産み、家庭を築いてからは
家族を優先してずっと生きてきた。
もともと、自分が嫌いで、
自分より他人を優先する気質を持っていたからもあるが、
なにより、子供たちのことを優先してきた。

ましてや、
出会いなど求めていないのに、
突然、何の予兆もなく、
『出会わされた』

なぜ、私にこんな出会いが
与えられたのか。
この出会いに、何の意味があったのか。
その謎を解明したくて、
日々、考えている。

私が、もしもこの相手と
未だに関係性があり、
コミュニケーションを取れているのであれば
その謎は
相手を通して解明していけそうなものだが、
それが全く、できないからこそ謎が深まるのである。
そして、出会ってから5年、
相手と離れてから3年経つというのに
私の中から、その存在が消えることが
ないから、未だにその謎について
いろんな思考を巡らせているのである。

運命の人、などというロマンティックなものでも甘いものでもない。
なにせ、今まで体験したことのない
感情の揺さぶりがあるにも関わらず、
相手との現実的な関係は
ただの、教師と保護者でしかなかったからだ。

今はもう、
それすらない。

どこでなにをしているのかもさっぱりわからない。
なのに、
私の内側から、消えてくれないのだ。
一体、私に、どうしろというのか。

なぜこんなことが起こったのか。

必死に意味を探して、
その存在を消そうとして、
その出会いから逃げようとしてきた。

5年たっても、意味は未だにわからないが
逃げられない、ということだけはわかった。

それを抱えたうえで、
私はどう生きるのか、模索しながら
日々を過ごしている。

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