【シフォン主義】家庭内クリエイティブ会議
最近1歳の娘がばぁば手製のシフォンケーキを所望している。
シフォンケーキっても
「パン!パン!」
と言ってるよ。パンじゃないよケーキだよ令和のマリー・アントワネットよ。
なのでふわっふわのしっとりほふほふのケーキは1歳の朝食になった。ワンホールを1週間で。
そして今日もシフォンケーキを所望していたので、
「このシフォン主義め!」
と加齢を感じる言動を口走ってしまった。
そこに
「やりましたね、現行犯です!」ガチャ(架空の手錠の音)
親父ギャグ警察こと夫にツッコミされた。
「普段俺に年取ったね~とか昔はそうじゃなかった言ってるじゃん!」
と食器を洗う夫から改心の一撃を受けました。
※以前テレビで親父ギャグは脳の衰えから、ブレーキが利かず口走ってしまうとの情報を知り、それ以来笑えないギャグに対してお互いに厳しく取り締まる家庭内であります。全く言語弾圧ですよ。我が家は。
私「はっ!とうとう私もダークサイドに入ってしまったか!ショックだ!」
夫「はははー!!」
私「なんか加齢を指摘されるの辛い、何か良い表現ない?映像クリエイターでしょ。クリエイティブに言葉を発掘しようよ。」
夫「急に!俺の苦手なことを強要するね!」
しばらく考えた末に
夫「チャーミングな皺ですね。」
私「違いますね。」
夫「紫色のカラーリング素敵ですね👍」
私「何か違う。全然嬉しくないよ!加齢を指摘しつつ相手が嬉しくなるように!!」
夫「難しい厳しい」
私「全然違う。フリーランスは厳しいんだから会話力も大事じゃないですか。」
夫「じゃあ、味わい深い時を過ごしていたようですね。」
私「うーん、ラグジュアリーな高級マンションのキャッチコピーみたい。悠久の時を過ごすみたいな。」
夫「無責任な!じゃあ、あなたはどうなの?」
私「ちょっと待って考えてみる。」
しばらく考え中
私「わかった!年輪を刻んできた重みが違いますね。」
夫「全然伝わらない!!ワケわからない!!」
私「そうか、これは今後の課題だね。ブラッシュアップしていこう。」
夫「…(そしてうやむやになるやつだ!)」
1歳「あー、あーにゅぅ!(何か分からないこと言ってないでパンに牛乳かけて、そして抱っこして!)」
夫「これクリエイティブなの?大喜利?」
私「良いから牛乳早く持ってきて!!」
1歳「てー!!(持ってきてー!)」
そして1日が始まるのであった。夫不憫でしたね。
あとでホットケーキでも焼きましょうか!(…うやむやになるやつ)