この夏行きたい!美術展5選
じわじわと暑くなってきましたね。
そんなときにはちょっと涼みに(?!)美術館や博物館に行ってみてはいかがでしょうか?
ここでは私が個人的にこの夏行きたい美術展をご紹介します。
事前予約のうえ、感染症対策をバッチリして楽しみましょう!
それではどうぞ〜!
■隈研吾展 新しい公共性をつくるためのネコの5原則
会期:2021年06月18日(金)~2021年09月26日(日)
会場:東京国立近代美術館
日本を代表する建築家である隈研吾氏の個展です。
直近では、東京オリンピック・パラリンピック2020のメイン会場に予定される《国立競技場》の設計なんかが有名ですよね。
隈氏の手掛けた建築の中から公共性の高いものを中心に30件について紹介する展示だそうです。そして「ネコの5原則」とは? ネコ??
なお、展示デザインは隈研吾建築都市設計事務所が手がけ、解説はすべて隈研吾が執筆しているとのこと。どのように展示されるのかたのしみです。
■イサム・ノグチ 発見の道
会期:2021年04月24日~2021年08月29日
会場:東京都美術館
20世期を代表する彫刻家として知られるイサム・ノグチは、彫刻だけでなく、モニュメント、庭や公園などの環境設計、家具や照明のインテリアから、舞台美術までの幅広い活動を行った人です。
不思議と心がしん、とするようなデザインが魅力です。
今回の美術展では、ノグチのライフワークとなったシリーズ「あかり」のインスタレーションをはじめとした体感展示が目玉となっていて、楽しみです!
■サーリネンとフィンランドの美しい建築展
会期:2021年07月03日~2021年09月20日
会場:パナソニック汐留美術館
北欧の国フィンランドといえば、自然豊かな森、食器、テキスタイルなど、
日本人に人気の国。建築もとても魅力的です。
この展覧会は、日本でもファンの多いフィンランドのモダニズムの原点を築いたエリエル・サーリネンの、初期のフィンランド時代にスポットを当てた建築展です。
フィンランドの建築は、旅行ガイド本なんかで見るとすごくかわいくてキュンとさせられているのですが、その一端がここで見られるのかな?と思うとわくわくします!
■和書ルネサンス 江戸・明治初期の本にみる伝統と革新
会期:2021年4月17日(土)〜7月18日(日)
会場:印刷博物館
展覧会名にはでていないのですが。
この展覧会の目玉は、幻といわれる源氏物語絵巻の盛安本のうち、2年前にフランスで発見された「夕顔」断簡と、「末摘花」上巻(大本山石山寺所蔵、重要文化財)です!
はぁ、絵巻物っていいですよね。うっとり。
絵巻物好きのあなたは必見です!
■マン・レイと女性たち
会期:2021年7月13日(火)〜9月6日(月)
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム
マン・レイときいて、一発でどういった人かピンとこなかった私は美術を勉強しなおしたほうがいいと思いますが、それはさておき。
彼の代表作である「アングルのバイオリン」を検索してみてください。
そうすると、あぁ、この作者は女性との逸話がいろいろありそうだな、と初見でも思ってしまうんじゃないでしょうか。笑
ファッション雑誌などに写真が掲載されるなど、なかなかファッショナブルなセンスの持ち主な気がします。
その上で、「マン・レイと女性たち」。
とてもそそられる展覧会です。
まとめ
秋の大型企画展を控えた夏の時期。
この夏は建築系の企画展が多い印象です。
今年の夏も例年とはちょっとちがった夏になりそうですが、気分を変えて、気の向くままに、美術館巡りをしてみてはいかがでしょうか?