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行きたい!絵本やイラストの美術展
こんにちは!
美術館巡りが趣味のかおりです。
今回は絵本やイラストをテーマにした美術展を紹介したいと思います。
どれも私が個人的に行きたい展覧会で、関東中心となっています。
■伝説のファッション・イラストレーター 森本美由紀展
会期:2023年04月01日~2023年06月25日
場所:弥生美術館
弥生美術館さんは素敵なイラストレーターさんや漫画家さんの展示を企画してくださるので大好きな美術館。
今回はファッション・イラストレーターの森本美由紀さん(1959-2013)の企画展です。1980年代から2000年代に至るまで、雑誌「mcシスター」「オリーブ」「25ans(ヴァンサンカン) 」「ヴォーグ・ジャパン」といった雑誌にイラストを提供して活躍した方です。
私は今回の展覧会で初めて知った方なのですが、ファッショナブルでスタイリッシュなイラストを墨で描くというスタイル。痺れる!
白黒で表現される女性たちは、今も色褪せず最高にチャーミングで魅力的で、ひとりの女性として元気をもらえます。
■エドワード・ゴーリーを巡る旅
会期:2023年04月08日~2023年06月11日
場所:渋谷区立松濤美術館
エドワード・ゴーリーをご存知でしょうか?
私は大人になってから彼の本に出会ったのですが、本屋さんの絵本コーナーで彼の本を初めて見つけたときに「これは好きなやつ…!」と歓喜したのを覚えています。
エドワード・ゴーリーはアメリカの絵本作家。てっきりイギリス人だと思っていたのですが、アメリカ人でした。
イギリス人かと思ったのは「エドワード」という名前と、その作風。
絵本によくある特徴として、明るさ、ハッピーエンド、などがありますが、ゴーリーの絵本が描くのはまったくその逆。不気味でシニカル、無慈悲、でも不思議と悪意を感じない。
不思議と吸い寄せられる、モノクロで緻密なタッチで描かれる、独特の世界観をもつゴーリーの世界。
本展覧会は全国巡回予定とのことなので、関東以外の地域の方も楽しみですね。
■谷川俊太郎 絵本★百貨展
会期:2023年04月12日~2023年07月09日
場所:PLAY! MUSEUM
谷川俊太郎さんは、大好きな人です。
言葉遣いやまなざしが、どうしようもなく好みなのです。
やっていることの幅が広すぎて、詩人と呼ぶのがいいのか(たぶんこれが主軸)、絵本作家と言えばいいのか、翻訳家と言えばいいのか。
そんな谷川俊太郎さんとの最初の出会いは翻訳された文章で、こころを鷲掴みにされたのは詩でした。
とにかくいろんなことをおもしろがる人。
それが私の谷川俊太郎さんへの印象で、今回の展覧会もいろんな作家さんと共演しながら、おもしろがりながら作ったんだろうなと勝手に想像しています
なので、ぜひ子どもと一緒にでかけて、意味もなくおもしろがってみてください。きっと素敵な体験になるはずです。
まとめ
イラストや絵本や体験型の展覧会をご紹介してみましたが、いかがだったでしょうか?
「芸術」や「アート」の展覧会とはちがい、肩肘張らず、純粋に、かわいい! おもしろい! すてき!といった感情にまかせて会場をめぐるのもまた楽しいものです。
気晴らしに気になる会場へ行ってみませんか?
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