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2025年に行きたい美術展

こんにちは!
気ままに美術館巡りをたのしんでいるかおりです。

2025年もたくさんの美術展が開催されるということで、ワクワクが止まりません…!都内中心のラインナップで、気になる美術展をピックアップしていきます。


ル・コルビュジエ—諸芸術の綜合 1930-1965

会期:2025年1月11日(土)~3月23日(日)
会場:パナソニック汐留美術館

建築家として名高いル・コルビュジエの、建築以外の作品にも光をあてた「芸術家 ル・コルビュジエ」に迫る展覧会。

活動後期の円熟期という期間を取り上げているということで、あぶらののった多彩で深みのある創作活動の様子がみてとれる、充実の展示となっています。

🔽スフマートさんでも私のレビューを掲載いただきました。

生誕120周年 サルバドール・ダリ―天才の秘密―

会期:2025年2月8日(土)〜4月6日(日)
会場:横須賀美術館

全国を巡回中のダリ展。
ついに横須賀にやってきます!

シュルレアリスムの代表といえるダリ。
溶けた時計の絵は教科書などで印象に残っている方も多いのでは? わたしもその一人です。

ダリはその人間性にも魅力があるので、ぜひじっくり見ていただきたいです!

異端の奇才――ビアズリー展

会期:2025年2月15日(土)~5月11日(日)
会場:三菱一号館美術館

私の推し美術館のひとつ、三菱一号館美術館の2025年最初の美術展は、ビアズリー展! 胸キュンすぎます…!

イギリス・ヴィクトリア朝時代に閃光のように現れて消えていった、ビアズリー。25年という短い生涯で残した画業を、代表作のひとつであるワイルド著『サロメ』の挿絵をはじめ、存分に堪能できる展覧会となりそうです。

ミロ展

会期:2025年3月1日(土)〜7月6日(日)
会場:東京都美術館

ピカソと並び称される、スペインを代表する20世紀の巨匠、ミロ。
1920年代にシュルレアリスムの画家として名声をえたあとも、さまざまな表現に挑戦し、90歳で亡くなるまで精力的に活動し続けた芸術家です。

好きなんです、ミロ。
本展は初期から晩年までの大回顧展ということで、ミロ好きは見逃せません!

生誕140周年 藤田嗣治 7つの情熱

会期:2025年4月12日(土)~6月22日(日)
会場:SOMPO美術館

フランスで活躍した日本人、藤田嗣治(レオナール・フジタ)の創作源に迫る展覧会。

猫と女性と乳白色の肌、というイメージのある藤田嗣治。日本とパリを行き来しながら活動した、彼の創作の源となる7つの情熱とは一体何だったのか、気になります。

オランジュリー美術館 オルセー美術館 コレクションより ルノワール×セザンヌ —モダンを拓いた2人の巨匠

会期:2025年5月29日(木)〜9月7日(日)
会場:三菱一号館美術館

ルノワールとセザンヌというファンの多い印象派・ポスト印象派の巨匠2人を取り上げる、しかもオランジュリー美術館とオルセー美術館の協力による世界巡回展のひとつとのことで、期待大!

三菱一号館美術館という会場で、どのような展示となるかも注目です。

ゴッホ・インパクト (仮)

会期:2025年5月31日(土)~11月30日(日)予定
会場:ポーラ美術館

ゴッホをテーマとした美術展は、ポーラ美術館では開館以来初となるとのこと。各時代へゴッホが与えた影響をみていく展示となるそうです。ちょうど夏休みの季節とも重なる時期なので、箱根への避暑がてら、足を運びたいです!

レオ・レオーニの絵本づくり

会期:2025年7月5日(土)〜8月27日(水)(予定) ※休館日未定
会場:ヒカリエホール

レオ・レオーニが晩年に取り組んだ「絵本」に焦点を当てて、絵本の原画をはじめ、インタラクティブな映像コンテンツを通して、レオ・レオーニの世界観やそこに込められたメッセージを感じ取れる展覧会。

夏休みなので、親子で楽しむのもよさそうですよね!

藤田嗣治 絵画と写真

会期:2025年7月5日(土)~8月31日(日)
会場:東京ステーションギャラリー

藤田嗣治の絵画を「写真」を通して再考するという、新しい視点の展覧会。

藤田嗣治の写真というと、猫と一緒の写真とか、彼のポートレートを思い浮かべますが、他にどんな写真を撮っていたのでしょうか。また、撮った写真はどのように画業へ活かされていたのでしょうか。

興味のそそられる切り口の展覧会です。

ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢

会期:2025年9月12日(金)~12月21日(日)
会場:東京都美術館

これまでゴッホ展は数あれど、ファン・ゴッホ家のコレクションに焦点を当てた展覧会は日本初とのこと。生前評価されなかったゴッホには、どんな家族の支えがあったのでしょうか。

東京都美術館をはじめ、大阪、愛知を巡回するこのゴッホ展。
大阪のみなさんは、ひと足先に7月からみれるのでお見逃しなく!

モーリス・ユトリロ展

会期:2025年9月20日(土)~12月14日(日)
会場:SOMPO美術館

大好きなユトリロがSOMPO美術館に!
20世紀初頭のパリの街並みを描いたユトリロの作品が大好きなのです…!

アルコール依存症の治療のために絵画制作を始めた「モンマニーの時代」、さまざまな素材を利用し白壁の独特な質感をとらえた充実期の「白の時代」、色彩を多用した「色彩の時代」の作品と、さまざまな時代の作品が並ぶということで、楽しみでなりません!

オルセー美術館所蔵 印象派—室内をめぐる物語

会期:2025年10月25日(土)〜2026年2月15日(日)
会場:国立西洋美術館

印象派がお好きな方必見!
「印象派の殿堂」ともいわれるパリ・オルセー美術館所蔵の作品を中心に、「室内」をテーマに展示されます。

印象派の作品は、光あふれる屋外の風景が思い浮かびますが、室内の絵画も忘れてはなりません。ドガ、ルノワールなどの巨匠によって描き出された、魅力的な室内の光景を、じっくり味わえる展覧会となりそうです。

2025年も美術展をたのしもう!

完全に私の好みで、2025年の美術展をピックアップしてみました。
読んでくださったあなたにピンとくるものがあるとうれしいです。

それでは素敵なアートライフを!


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かおり|アートと旅が好き
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