台南の新・観光名所「戎館(ろんがん)」とは?日本の〇〇ビールと夢コラボ
こんにちは!台湾在住・台南大好きライターKayです。
今回は、2021年に新しくOPENしたばかりの台南の新・観光名所「戎館(ろんがん)」についてご紹介します!
台南という場所は、日本統治時代の建物が今でも比較的綺麗な状態で残っており、観光名所として活用されています。その一つが、最近新宿伊勢丹にも出店して話題になった、林百貨デパートです。
その林百貨店とほぼ、同じ時代に作られたのが、今回ご紹介する戎館(ろんがん)です。日本人の方は「戎」という字を見てピンと来たかもしれませんが、なんとこの戎館、エビスビールとコラボしているんです👏
そこで今回の記事では、戎館の歴史・特徴から、見どころまでを、実際に訪問した経験をもとに、まとめてご紹介したいと思います!
台南・戎館(ろんがん)の歴史と特徴
戎館は、台南の美食ストリートとして有名な国華街(グォファージェ)の中心に位置しています。
1934年にOPENした戎館ですが、その前身は、1912年に建設された「戎座(えびすざ)」という大衆劇場です。台南には日本統治時代に建てられた4つの大衆劇場(宮古座、世界館、大舞台、戎座)がありました。
経営の問題から、戎座は宮古座と合併し、一つの劇場として再建されました。それが、観光名所として21世紀に復活した「戎館」です!
1945年に日本が敗戦した後、「戎館」は「赤崁戲院(ツーカンギイン)」という名前に変わりました。しかしその後、紆余曲折を経て、1990年に台湾の有名なソーセージの会社・黑橋牌が「戎館」を買い取ることになりました。
その後、黑橋牌は「戎館」この観光名所として活用すべく、2年間の歳月と、3,000万元(約1.4億円)の費用をかけて再建し、2021年に現在の「戎館」がOPENしました😆
台南・戎館(ろんがん)の見どころ
戎館(ろんがん)は、1階がショッピングエリア、2階が戎館(ろんがん)や台南に関するの歴史紹介スペースと飲食スペースになっています。
まず、戎館の入口には、当時のチケット売り場を再現したレトロな售票亭や、開館年次の1934年を表現した石畳が設置されています。
1階のショッピングエリアでは、黑橋牌のソーセージを加工したお土産など、台南の有名店のお土産を数多く販売していました🤤
戎館(ろんがん)はエビスビールとコラボしており、店内各所でラッキーヱビス(七福神のキャラクター)を見ることができます。
中でも、パクチーを持ったラッキーヱビスは、戎館でしか見られないレアキャラだと思われます😆
ショッピングエリアでは、ラッキーヱビスのパッケージのお土産や、軽食、ビールなどが購入できます🤤私はソーセージを購入しましたが、少し甘い味付けでした(台湾はだいたい甘いソーセージが多い…)
2階には休憩スペースもたくさんあるので、休日でも落ち着いて休憩ができます!ちなみに 2階スペースの最低消費額は一人80元だそうです😎。
2階では、休憩スペースのほか、日本統治時代の映像を流すスクリーンや、台湾の風景で賞を取ったプロ画家の展示もやっています!
戎館の周辺には国華街(グォファージェ)があり、美味しい食べ物もたくさんあるので、このブログで台南のグルメ情報を調べていくこともお忘れなく!😆