台南といえば牛肉湯!並んでも食べたい台南グルメ 第二弾
こんにちは!台南大好きライターのKayです😆前回の第一弾「サバヒー」編では台南が美食の街ということをお伝えしました!そこで次は並んでも食べたい台南グルメ第二弾「牛肉湯🐮」篇を紹介します!
みなさん台南といえば「牛肉湯」がと〜っても有名なのをご存知ですか?この記事を書いてる連休中も、雨の中、台南の牛肉湯のお店に長〜い行列ができているとニュースになってました。(参考:連假出遊潮 遊客凌晨冒雨朝聖台南牛肉湯)
でも、日本の方にとってはなぜ台南で牛肉が有名なのか?牛肉麺との違いは何か?また牛肉湯のオススメのお店はどこなのか?など気になることが多いと思います!
そこで今回の記事では、台南で牛肉湯が有名になった理由と台南に来たら行ってみたいオススメのお店を3つご紹介します!
牛肉好き、台湾のローカルグルメが気になる方は必見です!
牛肉湯と牛肉麵のちがい
まず皆さんに質問ですが、牛肉湯と牛肉麵の違いってわかりますか?実はこの二つ、名前は似てますが料理自体は全く別物です😳
牛肉湯は湯通し牛肉に骨で出汁を取った塩味のあるスープを合わせたもので、あっさりとした味です。牛肉も薄切りスライスが多く、新鮮な店なら赤みが残った状態で出てきます。
一方牛肉麵は、煮込んだ牛肉と麺を醤油等で味付けしたスープに合わせたもので、味はしっかり濃いめです。煮込み牛肉は角煮風に甘辛く味付けされたものが多い印象です。
好みはありますが、私は牛肉湯の方がクセがなくて、日本人のみなさんにも食べやすいのでは無いかな〜と思います🥰
台南で牛肉湯が有名になった理由
ではなぜ台南で牛肉湯がご当地グルメと言われるかその理由をお伝えします。
意外かもしれませんが昔は台南で牛を食べることはタブーでした。なぜだかわかりますか?
元々台南では農耕が盛んで、牛は貴重な働き手だったからです。牛肉食をタブーにすることで無断の略奪や屠殺のリスクを減らそうとした、農民にとっては牛が友達のような存在だったので食べられなかった、などの背景があるようです。
ですが日本統治時代になり、すき焼きなどの牛肉料理が入ってくると、日本人と交流がある上流知識人を中心に牛肉を食べるようになりました。
さらに戦後、1970年ごろになると農業の機械化が進み、牛肉食への抵抗も薄れて台湾に広がるようになったと言われています。
元々台南は多くの牛を飼ってたのですが、本格的に有名になるのは2004年以降、台南市が「台南牛肉節」を開催して台南=牛肉のイメージを植え付けたことも影響してます。
ちなみに台南の牛肉湯で使われる牛肉は乳牛だそうです。さばきたての冷凍してない牛肉「温體牛肉」を使ってるのが特徴です。
台南の牛肉湯のオススメ店3つ
ではここからお待ちかね、台南の牛肉湯でオススメのお店を3つ紹介していきましょう!
その1 西羅殿牛肉湯
個人的に一番好きなのは「西羅殿牛肉湯」です!この店は高速バスの台南駅のすぐ近くに位置しており、深夜バスが到着したあとの最初の朝ごはんとしてもオススメです。
「西羅殿牛肉湯」では牛肉スープを頼むと無料で白米か魯肉飯(台南では肉燥飯)がついてきます。そのため結構お得に台湾グルメが楽しめます。
またお店の壁にはご丁寧に日本語で食べ方の説明が書いてあるので、日本人でも絶対美味しく食べられるのがポイントです!
肉はそのままでも美味しいのですが、醬油膏(甘い醤油だれ)と生姜を乗せて食べるのもオススメです!また肉を食べ終えた後のスープには、米酒を入れるとさらに美味しくなります。(お酒に弱い人は気をつけましょう)
西羅殿牛肉湯
牛肉湯:110TWD〜(サイズによる)
場所:台南駅から徒歩10分、高速バス台南駅から徒歩5分
営業時間:4:30〜13:00(火曜定休)
その2 石精臼牛肉湯
続いては観光ついでの立ち寄りに便利な石精臼牛肉湯です。ここは台南の観光名所「赤嵌樓」の近くにあり、いつも多くの人で賑わっています。
主なメニューは牛肉湯と肉燥飯で、牛肉湯には赤身肉以外に、牛のホルモン系のメニューもたくさんあります😋 牛タンやレバーなどいろんな部位のスープも味わいたい方にオススメです!
牛肉湯は店によって味が違いますが、この店のスープは野菜はほとんど使わず牛の骨だけ!で煮込んでるそうです。そのため牛の味がしっかり楽しめます。みなさんもぜひ食べ比べて違いを感じてみてください🐮
石精臼牛肉湯の営業時間は夕方5時から深夜までです。近くには豆花やかき氷などのお店も充実してるので、一度に色々楽しみたい方にもぴったりです!
石精臼牛肉湯
牛肉湯:110TWD〜(サイズによる)
場所:台南駅から徒歩20分、タクシー5分
営業時間:17:00〜22:00(月曜定休)
その3 文章牛肉湯
最後は台南の超有名店「文章牛肉湯」です!ここは台南の観光地「安平」の近くにあり、いつも行列ができています。
メニューは牛肉湯のほか、麻油料理(ごま油のようなものをたっぷり使った料理)、炒め物までたくさんの種類があるので、牛肉はちょっと苦手だな〜という人がグループにいても安心です😆
今回は、牛肉スープ、水蓮という野菜、芥蘭という野菜と牛肉の炒め物をいただきました😎
肝心の味ですが、文章牛肉湯のスープは日本人の口にも合うお味でした。お肉は新鮮で甘味があり美味しかったです。
このお店は休日だと1~2時間くらい並ぶこともあるので、開店後か少しご飯タイムから外れた時間に行くのがオススメです!店内も割と綺麗なので、ローカルすぎるお店が苦手な方も入りやすいと思います。
(補足)2022年2月に「文章牛肉湯 東寧旗艦店」という2号店ができました。
文章牛肉湯(本店)
場所:台南駅からタクシー15分
営業時間:10:30〜02:00(月曜定休)
文章牛肉湯(東寧旗艦店)
場所:台南駅からタクシー10分
営業時間:
土日11:30〜02:00(月曜定休)
平日12:00~14:00、17:00〜02:00
いかがでしたか?今回は並んでも食べたい台南グルメ第二弾「牛肉湯」をご紹介しました!
もし台南に来た時には、いろんな牛肉湯を食べ比べて、お気に入りのお店を見つけてくださいね😁
以上、台南大好きライターのKayがお伝えしました!