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起業が進まない人あるあるシリーズ
スモールビジネスやプチ起業家のための香理経営企画室です。今日から起業が進まない人がどんなパターンに陥ってしまっているのか、そしてどのようにしたらそこから抜け出せるのかという「進まないあるあるシリーズ」をお送りします!お客様の実際の事例ですが、年齢やお仕事などは特定されないように変更させていただいております。
起業が進まない人あるある①
専業主婦ゆきさん(53歳)
「そろそろ自分の人生を生きたい」「子育て前は企業でバリバリ働いてきた」「自分の好きなメイクやカラーアナリストの資格を取得したので自宅でサロンをやりたい」
ゆきさんは、透明感のある色白の肌と美しい黒髪の持ち主で53歳の年齢を感じさせない若々しい印象の女性でした。見た目通り「ビューティ系」「美容系」の起業を目指し、相談にいらっしゃいました。
進まない原因は・・・
「自宅サロンはリフォームする手立てが整っている」というお話で、計画は順調に進んでいるように見えました。「文章に自信がないんです。SNSも自分のプライベートにしか使っていなかったので、色々教えていただきたい」ということでスタートしたコンサルですが、2〜3ヶ月経ってもなかなかスタートしないブログ、そして、SNS。その理由は、よくよく聞くと「義母がどうやら賛成していないかもしれない」「旦那は賛成してくれているものの、自分の仕事で手一杯。義母との間には入ってくれないのでどうしたらいいか悩んでいて進められない。」というもの。
思い切って話をする
「思い切ってきちんと話してみたらどうですか?ゆきさんが自分の気持ちを正直に話し、そして、お姑さんに協力を求めてみたら?」とアドバイスした後、ゆきさんは勇気を振り絞って、資金調達のために作った事業計画を手にお姑さんに話をしました。
75歳を超えたお姑さんは「自宅に知らない人が出入りするのは困る」と最初は良い顔をしなかったものの、「住宅ローンがまだ残っていて、早く返したい。」「これから自分がずっと続けていける仕事を持ちたい」「サロンの収益化もきちんと計画している。早めに収益が出たら家族で旅行も行けるようになるし、夫婦の老後の計画も前倒しでできる」などゆきさんの熱心な説得に最後はお姑さんも「そんなにあなたがやりたいことなら協力する」とおっしゃっていただいたとのこと。
必要不可欠な◯◯の協力
起業の場合、家族の協力は必要不可欠です。進まない人あるあるで、家族との「コミュニケーション」や「関係性」に課題を抱えているケースが多いです。
特に「自宅をサロンにしたい」「自宅でエステを開業したい」という場合などには最初にきちんと説明して納得してもらうことは必須。今回のゆきさんの場合、お姑さんの説得という大きな壁の前に、つい避けて通りがちになって後回しにしていたことで、前に進むことができなくなっていました。
「思い切って話をすることができてよかったです」「今はお客様が来ることに慣れてくれて、私が生き生きと働いている様子に喜んでくれています」
と語るゆきさん。お姑さんにも収益の中からプレゼントや美味しい食事などをプレゼントしているそうで、以前より関係も良くなったとのこと!起業したら、お姑さんとの関係性も改善したなんて、素敵なお話ですよね♪
(*お客様の年齢やお名前、お仕事などは特定されないように書かせていただいております。)