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経過は良好、まだ不健康

2024年7月6日、持病の治療薬を変えてから初めての経過観察日でした。

5月11日朝(前回)と7月6日朝(今回)の各数値の変化。検査結果の打ち出しをなくしてしまうことが多いので、ここに残しておきます。いずれ何かの役に立つこともあるでしょう。この56日間で

体重9.9kg減少
血糖 135→83
HbA1c 8.2→6.9
総コレステロール 360→169
中性脂肪 689→170
LDL 176→96
HDL 46→39
LDL/HDL比 3.8→2.5
GOT 37→30
GPT 50→35
γ-GTP 73→17
CPK 84→74

主治医も看護師も驚くほどのよい変化。まあ激烈な食欲不振(これは薬の主効用)と激烈な嘔吐下痢(これは薬の副作用)に耐えて、基礎代謝量の分すら喉を通らないお粥ライフを送りながらせっせとジム通いに励んだのでこれくらいは減るでしょう……減らなかったら泣きますよ当番は。

この結果は薬だけでもダメ、運動だけでもダメで、ちょうど同時期に車の両輪として徐々に負荷を増やしながら続けてきた結果だと思っています。薬だけで副作用に甘んじて寝込み、運動を全くしなかったら今頃衰弱しきっていたし、運動だけして薬で食欲を抑えることをしなかったらたぶん運動後の食事量が増えていたはず。現在処方されている薬に想定されている使いかたも「食欲を抑えている間の時間をうまく使って健康的な食事習慣の建て直しと運動習慣の定着を行なう」なので、まあまあ優等生と言ってよいのではないかしらん。これで副作用の消化不良がなくて、お粥以上のものも食べられる体になってくれればもっとハッピーなんですけどねえ。

採血その他諸数値計測をしてくれる看護師さん、診察前のヒアリングをしてくれる看護師さん、そして主治医と3人のスタッフへここ9週間の生活状況について報告。どんな副作用がいつどのくらい出たか、いつ頃から副作用が軽くなったか。主に何を食べているか(お粥と離乳食で生きている話)。チョコザップ通いの頻度と運動強度。このまま投薬を続ける意志はあるか。おおむね、当noteの「ご自愛いちねんせい」に書いたようなことを整理した内容です。いちど書きとめてあると報告がラクですね。

この年齢になると、同じ顔ぶれの専門家チーム(当番の場合は医師1看護師2薬剤師1時々管理栄養士1の5名体制)が定期的に面談してくれて諸々の数値をモニタリングしてくれて、食生活や運動の相談に乗ってくれる場所との繋がりがあるというのはまことにありがたい限りです。不摂生をしてよからぬ数値を出せばそれなりにお叱りを受けはするものの、数値が改善すれば総出で褒めてくれますし。包み隠さず自分の状況を話して、話したことの全てを自分の状況をよくするためだけに使ってもらえる安全な場所/関係性の中では、健康保険のきくお医者さんって比較的お安く利用できる部類のものですし。

5月に受けた健康診断で「肝臓の精密検査が必要」という所見が出たのでそのことも主治医に相談。健康診断時よりも肝機能周りの数値が大幅に改善しているから心配することはなさそうなものの、念のために検査は受けます。主治医から大きな病院へ予約を入れてもらいました。

投薬は継続です。当番自身が継続を希望。しっかり運動習慣が定着し、筋肉がついて体重は減り、トレッドミルで走っても膝を痛めないレベルになるまでは投薬継続したい。内臓の調子を見てもらいながらですけれどね。使える薬は使えるうちに。ご自愛デイズはまだまだ続きます。

余談。
シャイな血管に定評のある当番、この日も例によって左、右と腕を替えても血管が見つからず。

血管探し中の看護師さん「当番(仮名)さん、今日は朝ごはん何時に食べましたか?」

当番「食べてないでーす(採血しているのは朝11時)!」

看護師さん「……当番さん、お水は飲みましたか?」

当番「飲んでないでーす!」

看護師さん「飲んで!!!」

朝から11時まで飲まず食わず、さらに暑い中を徒歩で来院、当番さんそれ脱水ですよと注意を受けました。いやあ検尿と体重測定と採血が終わったら飲もうかと思ってお水のボトルならバッグの中に。「少しでも軽い体重をカルテに残したい気持ちはわかりますけど脱水症状になるし採血しづらいですから。飲んで、なう!」とのことでした。その場で飲みました。採血の前にはお水。特に夏場はお水。当番覚えました。

余談その2。
そして苦労して採った血液検査の結果を眺めながら当番、雑談のつもりで「チョコザップに通いだしたら体組成計もらったんですけどねえ、最初体内年齢が80歳だったんですよ。この2ヶ月で75歳にまで落としたんですけども」と報告。当番としてはこれは笑い話想定だったんですが、主治医と看護師さんには揃って「それはショックだったでしょう……」とものすごく心配そうに言われてしまいました。医療従事者にとって「当番の年頃で体内年齢80歳」は笑い事ではない模様です。「がんばって若返りましょうね」と励まされてしまいました。ええ若返りは当番としてもやぶさかではございません。せめて実年齢相応くらいにはなりとう存じます。

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