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おとなの遊び

寒い。月曜日は半袖シャツにカーディガン。火曜日は七分袖ブラウスにカーディガン。水曜日の昨日は長袖シャツにカーディガン。木曜日の今朝はあまりの寒さに耐えかねてとうとう長袖のセーターを着ました。セーター1枚着てまだちょっと寒いなと思ったので薄手のパーカーを羽織り、襟ぐりが開いているセーターなので薄手のストールまで巻いてやっと落ち着きました。秋の深まりかたが急すぎる。

下書きフォルダに『おとなの遊び』と題した記事がしまわれていました。こんなストック記事あったっけ? と開いてみたら、タイトルとヘッダー画像のみで本文なし。何を書こうとしていたのかさっぱり思い出せない……何だこれは。いま必死に思い出そうとしています。書きかけで保存するにしても、本文にちょっとでも何か入れておかないと後から困りますわね。

(記憶とTwitterを検索)ああ、この話かもしれない。「おとなになったら『遊び』が『お茶するか酒飲むか』になってしまって、こども時代のような野っ原で転げ回り体を使うがお金を(それほど)使わない遊びにはならないのはなぜなのか」

当番の見解としては、「おとなになると、こども時代以上に個々人の生活環境も残存体力も差が出てくる」「体が健康で精神が元気なおとなばかりではない」「『行動』の前後に『休憩して回復』を必要とする者が増えてくる」「『休憩して回復』が必要な友達を含めて交流しようと思うと『座ってお喋り』になり、その座って喋れる場所は大抵は飲食店である」です。以下、2024年10月2日のツイートまとめ。

気持ちはよくわかる。が、実際おとなになってみたらわかったこととして

︎︎︎︎︎︎︎ ☑︎︎おとなの大半はこども時代の集中力と瞬発力と体力を失っている

︎︎☑︎︎遊ぶ前や後に座って休憩しないと体がもたない

︎︎︎︎︎︎︎ ☑︎︎おとなが座って休憩できる場所、だいたい飲食店

我々おとなの大半は、小学生時代の「45分授業を2コマ受けたあと、たった20分間の休み時間に校庭へ駆けだしてドッジボールへ勤しんだり、同じ20分間をお絵描きに熱中したりできた瞬発力と集中力と体力」をもはや失っておるのだ。放課後16時から17時半まで、うまい棒数本で駆け回れた燃費のよさもだ。

まずな、体力が衰えてくると「座りたい」んだ。転げ回って遊ぶ前に。仕事の後は特に。ゆっくりごはん食べたいしゆっくりお茶をしたいしゆっくり酒も飲みたいんだよ。それと、おとなの遊びがそういう「座ってゆっくり飲み食いする」に偏るのは、体力の他に「ゆっくり休む」が足りてないからなんだわよ。

仕事が忙しかったり、手のかかる乳幼児を育てていたり、おとなはとかく、他人のために時間に追われて働くのが日常の人が多くてだな。バトミントンやる体力気力が残っている人ばかりじゃねえのよ。疲れている人もギリ参加できるのが「座ってゆっくり飲み食いしながら雑談する遊び」だったりするわけ。

まあ中には何歳になってもバトミントンやヨガや凧揚げができるフィジカルお元気なおとなもいるけれど、それもいい歳になってくると「同年代だろうが昔からの友達だろうが、体力ってみんな違うんだな。自分がたまたま元気なだけだな」と察知して「同じくらい元気な人」を別途探して遊ぶようになるのよ。

体力ない友達とは体力ないなりに座ってゆっくり飲み食いしながら話す遊びをして、体力使う遊びをしたいなら別途同好の士とフィジカル遊びサークルでも作って、って感じになっていくのがまあ、おとなの遊びかたではあろうと当番さん愚考しますよ。お絵描きならお絵描き友を別途作ったりとかさ。

お絵描き友を別途作り、集まってお絵描きする遊びをした後だって、あるいは編み物友を作って編み物する遊びをした後だって、それはそれとして座ってゆっくり飲み食いしながら喋る時間は設けたいぞ当番は。メインの遊びをした後に回復魔法が必要なお年頃なんでな。

ああ、あとね。子持ちになると「バドミントンや凧揚げやお絵描きみたいな遊び」は「我が子と散々やってる」場合が多いんだわ。ママ友パパ友と互いの子を連れて遊ぶならともかく、こどもの相手から解放されておとなの友達だけで遊ぶときに何が悲しゅうてバドミントンやるのよ飲みたいよって層もいるのよ。

以上、当番分のツイートまとめは終わり。これ、フォロワーさんが作っているTogetterまとめにも入れてもらいました。まとめ、こちらですね。

「気持ちはわかるんだけど」の声に混じって「実際やったら体がついていかずに腰を痛めて」「遊び仲間が熱中症に」「童心に返って仲間と夜の公園でスイカ割りしていたら警察がきた」などとなかなかつらいおとなの現実が寄せられています。

こどもの頃だって屋外を転げ回るような遊びはそれほど好きではなかった当番からすれば、こども時代からずっと転げ回るフィジカル遊びが大好きで夢中になって遊んで、そのまま元気におとなになったような「まだ比較的活発な若いおとな」は無意識に「他人もいつまでも元気にフィジカル遊びをする体力があるもの」と想定しちゃっているのかな、とも思います。むかしだってそこまで活発じゃないこどもはいたし、むかし活発だったとしてもおとなになって活発じゃなくなる人はいるし。

「みんなで、みんなが楽しめる『遊び』」のかたちが変わっていくのは自然なことだと当番は思っています。活発なおとな同士が集まって「おとなのバドミントン会」とか「おとなが野原を駆け回る会」とか作るのは、それはそれでいいんじゃないかとも思います。当番は不活発なおとななので、やるなら「おとなの編み物会」とか「おとなの読書会」とかですね。「おとなの占い談話会」でもいいですけれども。

でも、まあお喋りの合間に何か飲んだり食べたりはしたいので、飲食店へ入るのもやぶさかではございません。当番さん下戸だから紅茶とケーキになるけれど。

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