かんたんおいしい「黄豆拌青菜(茹で大豆と青菜の和え物)」
2022年8月6日のツイートまとめ。『あたらしい家中華』でおなじみ酒徒さんが紹介していた黄豆拌青菜がかんたんおいしい素晴らしいというだけの話。note記事(有料)へのリンクを貼っておきます。書籍『あたらしい家中華』にも収録されています。
以下、当時のツイートまとめ。
えぇー本当でござるかあ~?と呟きながら大豆の水煮に茹でた刻み小松菜を混ぜて胡麻油とお塩で和えている。
こないだ流れてきた中国の夏の前菜レシピ
地味においしいわねこれ……和えただけなのに……しろいごはんに合うし、これ炊きたてごはんにさっくり混ぜ込んでおむすびにしたらおいしいのでは。
だめだ握るまでもなく白ごはんにさっくり混ぜ込んだ時点でスプーンで食べちゃうわこれ。
簡単だし、おいしいし、お安くできる(お豆腐売場で大豆水煮パック100円くらいで買える)。これは推せるおかずでした。
「胡麻油とお塩で和えた茹で大豆と茹で小松菜の味がする」のだけど、ただそれだけがなんでだかおいしい。他に何も必要ない味だけど、輪切り赤唐辛子を入れたら彩りもよかろうな。
小松菜なんか見切り品50円だったやつよ。黄色いとこ外して、加熱なんか横着してチンよ。大豆水煮2袋200円(税込)。
あっ、酢を入れるの忘れてた(台の上に出した酢の瓶を見て思い出した顔)!でも塩と胡麻油で和えた時点で美味しかったのでヨシ!次は酢も入れる。
いま半分残った黄豆拌青菜に米酢を足して、混ぜて食べてみた。うん、おいしい。うまみが増す。
【2024年10月30日追記】
「黄豆拌青菜 huángdòu bàn qīngcài」の「黄豆」は大豆、「拌」は「和える(攪拌の『拌』)」、「青菜」は青菜。「大豆を青菜と和えたん」という感じの名前。中国の料理名、だいたい「素材Aと素材Bを調理法Cしたもの」で出来てるからわかりやすくて好き。西紅柿炒鶏蛋(トマトと鶏卵を炒めたん)とか。
この和え物本当にシンプルでおいしくて、青菜とタンパク質が摂れるのでダイエッターにおすすめ。夏の冷たい前菜だということだけど、日本だと青菜と大豆の水煮は通年売られているから秋冬に作って食べてもいいと思う。日本だと乾燥大豆の新豆が出るのは秋だし、小松菜やチンゲン菜の出盛りも秋冬。当番は通年作っている。冬場はあまり冷やさないで「茹でたて大豆と茹でたて小松菜」でまだちょっと温かいくらいのうちに食べるとおいしい。大豆、時間がないときは水煮パックを使うけれど余裕があるときは保温調理で茹でている(保温調理については後日記事にする)。
欠点はあっさりした味付けなのになぜか白ごはんが進んでしまうこと。茹で大豆と、茹でた青菜を大豆と同じくらいの大きさにザク切りしたものをゴマ油と塩で和えてちょっと酢を垂らしただけなのに、なんでこんなにおいしいの。