蠍座27度のビート
2017年11月18日のツイートまとめ
今回の新月、私のN火星とパーチルな合なのだ。イエス蠍座数え27度。普段この軍楽隊火星を使い倒しているということは、弊アカウントをご覧の方はよっくご存じでありましょう。うるさくてごめんやで。力いっぱい推すぜ。
正直申し上げて、ダイス振ってアストロ短歌詠んで、「自分もやりたい、やるー」というひとが出てくるとめちゃめちゃ快感です(蠍座27度火星持ち)。推されて釣られて沼ドボーンの皆様、そのノリの良さ、愛してるぜ…ヾ(*ΦωΦ)ノ!
蠍座27度、軍楽隊の悪いところもよく知っている。きらびやかな衣装とノリの良い音楽には要注意。うっかり覚えてしまうメロディ、うっかりそれに合わせて歩きたくなるドラムのビートには御用心。キモチイイ思考停止条件反射状態にかんたんに陥るから。どこに連れて行かれるかわかったもんじゃない。
軍楽隊もそうだし、スポーツの応援団や抗議デモだってそう。必ず歌やリズムによる掛け声が生まれる。伝わりやすい、伝えやすい。ノリやすい、ノせやすい。覚えやすくて押し付けやすい。覚える側も「覚えてすぐ使える」は快感だったりする。伝える側も「覚えてすぐ使ってくれる」は快感だったりする。
蠍座27度、軍楽隊は快感を利用して周囲を巻き込みノセていく。きらびやかな制服とノリのいい行進曲は人々の警戒心をゆるめる。おかしなところへ連れて行かれたくなければ見る側聞く側はよく確認しなくてはならない。一方で、誰かをどこかへ連れていきたいと願うひとはこの巻き込み力を使わない手はない。
蠍座27度「軍楽隊」。これのネガティブ面が「押し付けがましさ」であるというのはサビアンシンボル界隈で広く共有されている情報です。生まれつきここに天体を持っているけれど他の天体がおとなしめのシンボルだったり、いい子ぶりたいシンボルだったりすると、そう言われるのをすごく嫌がると思う。
あと、タテマエとして自由で縛られない縛らないという看板を出しときたい天体がいると、「蠍座27度の悪い面は押し付けがましさ」というのを非常に気にして嫌がると思う。うちの蠍座27度火星さんは「それは『悪い面』じゃなくて単に『演奏が下手』『宣伝に失敗している』なのよ」と言いますけどね。
4室蠍座27度火星「『悪い面は押し付けがましさ』じゃないの。『失敗したときは押し付けがましいと受け取られる』『押し付けがましいと言われたら負け』なの。だから『気付かせないようにうまくやりなさい』ってこと。『誰かをどこかへ誘い込みたいなら相手をノセて気持ちよくさせなさい』ということ」
4室蠍座27度火星「それと同時に、釣られたくない側としてはエサと釣り針の見極めかた、釣り針からエサだけうまく奪い取ってサヨナラする方法を考えようね、ってことでもあるわけ。蠍座27度持ちよ、恐れるな。自覚的に、うまく使え。喜んでついてくるひとにターゲットを絞れ。それが軍楽隊の戦い方だ」
サビアンシンボル軍楽隊の天体や感受点持ちだというだけで、「押し付けがましい」のことばに怯んで、萎縮してほしくない。ただ自覚は必要。ただ、自覚だけが、必要。自分が推すものが誰をどこへ連れて行くことになるのか、の自覚と自重は必要。
だけど「押し付けがましい」と言われたくないばっかりにその宣伝力(扇動力・先導力)を軍楽隊のサビアンシンボルごと畑に埋めてナイナイしてほしくはない。軍楽隊だってひとつのタラントだよ。ダンブルドアがハリーに透明マントを渡したときにつけたメモと同じよ、どんな才能も Use it well. じゃよ。
以上、蠍座数え27度に火星持ってる当番がお送りしました。手持ちのものを、うまく使おう。少なくとも「うまく使おうとする」「どうしたらうまく使えるか考える」「うまく使う練習」をしよう。
何でこんな使い勝手の悪いものしか手元にないのだ、あっちのアレが欲しかった!と思うかもしれない。手元にあるものは、元手。うまく使えるように加工して、誰かに差し出して、代わりに自分の欲しいものを手に入れよう。またダンブルドアだけど、うまく使えばひとつ以上の命をそれで救うこともできる。
「以上」と言っておいて全然「以上」じゃないのは当番の悪い癖です。
蠍座数え27度のサビアンシンボル「行進する軍楽隊」の解説ページはこちら