双子座10度「降下一直線」
2018年5月30日20時09分、トランジット太陽が双子座数え10度へ入ります。双子座数え10度のサビアンシンボルをぎゅぎゅっと五文字くらいに圧縮すると「降下一直線」
「♊10降下一直線」の原文チェック。黒字が1925年ジョーンズ版「An airplane falling 落下する飛行機」、青字が1975年ルディア版「An airplane performing a nose dive.垂直急降下(ノーズダイブ)を行う飛行機」。nose dive とは機首(nose )から突っ込むように垂直に急降下すること。
「♊10降下一直線」の番地チェック。双子座前半(往路)の、5度ずつに3等分した第2グループ(まんなか)の、第5度数。どの5度組でも第5度数は第3と第4度数のこども。第3度数は第1と第2度数のこども。第5度数は1-2-3-4すべての要素を受け継ぐ孫度数。磯野家で言えばタラオ。
「♊6油田探し」は波平、工業化時代の富と権力は「機械のエサ」である石油を握れるかにかかっている。「♊7古い井戸」はフネ、でも人間は水がなければ死んでしまう。「♊8分け前の要求」はサザエ、石油にせよ水にせよ、あがりを独占していれば分け前の要求が起こる。
「♊6油田探し」波平と「♊7古い井戸」フネを両親としてうまれるのが「♊8分け前の要求」サザエ。そのサザエと対になるのが「♊9獲る気満々」マスオ。声をあげていかなければ分け前にはありつけない、自分から取りに行かなければ欲しいものは手に入らない。好機は絶対逃さない。
「♊8分け前の要求」と「♊9獲る気満々」を両親にして「♊10降下一直線」タラオがうまれる。子は両親のいいとこ取りをするが、第5度数は第1-2-3-4度すべての要素をいいとこ取りする。鼻(機首)から先にまっすぐ垂直に空を穿つ。自分自身が矢となって一点を目指して急降下する。
飛行機は(今のところ)、燃料によって動き人間が操縦する。必要とするものへ向かって、自分からピンポイントに、頭から突っ込んでいく。1925年ジョーンズ版だと falling とだけ表現されていて、自ら降下しているのか故障なのか判然としない。1975年ルディア版では意図的に行なっている。
「♊10降下一直線」は双子座前半第2グループの第5度数。同じ双子座前半の第1グループ第5度数と比べてみよう。「♊5急進的雑誌」と「♊10降下一直線」。行動を呼びかける radical な雑誌。 radical とは根本へ、本質的なことへ向かうこと。作るって何から作るの、畑から?
「♊5急進的雑誌」は凝縮された鋭い言葉で読者に訴える。ひとつの方向を目指して、あの手この手で。1-2-3-4度の要点全部乗せで。「♊10降下一直線」は飛行機をあやつり、あるポイントを目指して頭から真っ逆さまに、まっすぐ突っ込む。6-7-8-9度の要点全部乗せで。
うまれたときのホロスコープで「♊10降下一直線」はどのハウスにある?今夜までの太陽はそこを照らす。穴埋め #アストロ短歌 で確認しよう
「○○○○で(五音・ハウス) ハイスピードに(双子座) 生きていく(太陽) 降下一直線ひたすらに(♊10)」
【♊10降下一直線 をより深く理解するための比較対象シンボルリスト】
♋10磨けば光る(となりのサイン)
♌10涙の数だけ(60度)
♍10共に見る未来(90度)
♎10難所をクリア(120度)
♐10女神降臨(180度)
♒10人間宣言(120度)
♓10雲隠れ飛行士(90度)
♈10外装一新(60度)