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牡牛座13度「資金稼ぎ」

2018年5月2日20時08分、トランジット太陽が牡牛座数え13度へ入ります。太陽の移動時刻、遅くなりましたねえ。いま、太陽(地球)がノロノロ運行期間なんですよ。牡牛座数え13度のサビアンシンボルをぎゅぎゅっと五文字くらいに圧縮すると「資金稼ぎ」

「♉13資金稼ぎ」の原文チェック。黒字がジョーンズ版「a man handling baggage 荷物を扱っている男」。青字がルディア版「A porter carrying heavy baggage. 荷物を運ぶポーター」。ポーター、赤帽さんとも呼ばれる手荷物運び係ですね。

「♉13資金稼ぎ」の番地チェック。牡牛座前半(往路)の、第3グループ(おわり)の、第3度数。どの5度組でも第3度数は第1度数と第2度数のあいだに生まれたこども。両親のいいとこ取りをする。磯野家で言えば第3度数は波平とフネの子サザエ。

牡牛座前半(往路)第3グループ(おわり)の第1度数(波平)は「♉11私だけの花」、その花だけが特別なのは自分が手間暇愛情をそれに注いだから。第2度数(フネ)は「♉12あとで買う」下見に行く、そこから既に「自分のものにする」は始まっている。そして第3度数がやってくる。

「私のものだから世話をする・世話した分だけ愛しさが増す」の波平と「運命の一品に出会うまで存分に下見をする」のフネ。ふたりの子・サザエ(第3度数)は「♉13資金稼ぎ」。わかりやすい。「好きな人が、できました」ならぬ「欲しいものが、できました」。購入資金を稼ぐ。

推しに課金するためにお金を稼ぐ、欲しいものを買うためにお金を稼ぐ。身に覚えのある方はたくさんいらっしゃるかと思います。お金を稼ぐのは、お金を使うため。お金を使うのは、欲しいものを得るため。何かの購入資金を得るために、自分の労働を売る。

水も愛情も注ぐもの。労力も、注ぐもの。何かの購入資金を肉体労働で稼いだことがあるなら、そのひとは「♉13資金稼ぎ」のシンボルを体験したことがある。流した汗の分、注いだ労力の分、やっと買えたそれがなお愛しい。

「♉13資金稼ぎ」は牡牛座前半(往路)第3グループ(おわり)の第3度数(サザエ)。前半第1グループ(はじめ)と第2グループ(まんなか)のサザエたちと比べてみよう。第1グループのサザエは「♉3豊かな草地」、第2グループのサザエは「♉8出番待ち」。

第1サザエは「♉3豊かな草地」、クローバーが咲く草地へと足は自然に向かう。だってお腹いっぱい食べたいもの。クローバーはミルクと蜂蜜のもとのもと。第2サザエは「♉8出番待ち」雪はないけど橇を出す。だって必ず雪は降ると知っているもの。備えあれば憂いなし。

「♉13資金稼ぎ」は同じ組の波平「♉11私だけの花」とフネ「♉12あとで買う」のあいだに生まれたサザエだけれど、第1グループと第2グループのサザエズから生まれた第3のサザエと考えることもできる。「豊かさに惹かれる」のと、「来るべきものに備える」のハイブリッド。

いい暮らしをしたいし、それを達成するには準備が要ると知っている。だから稼ぐ。堅実で現実的。「何かを持つ」ことは「何かを持ち続ける」こと。購入資金だけでなく、維持費だって必要。「所有する」ってそういうこと。

生まれたときのホロスコープで「♉13資金稼ぎ」はどこにある?今日の太陽はそこを照らす。穴埋め #アストロ短歌 で確認しよう。

「○○○○で(五音・ハウス) 現実的に(牡牛座) 生きていく(太陽) 資金稼ぎで荷物を運ぶ(♉13)」

#サビアンシンボル物語

【♉️13資金稼ぎ をより深く理解するための比較対象シンボルリスト】
♊13心掴む名演(となりのサイン)
♋13親指目立つ手(60度)
♌13老船長の回想(90度)
♍13炎上の抑止(120度)
♏13試行錯誤(180度)
♑13聖火を拝む(120度)
♒13未来予測(90度)
♓13伝説の剣(60度)

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