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自家製ぜんざい・あずきミルクティー
あずきを煮たので自家製ぜんざーい!
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そして、自家製あずきミルクティーーーー!!
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当番はコメダ珈琲店の「小豆小町」シリーズが大好きでした。コメダの特製おぐら餡がドリンクの中に沈めてあって、混ぜながら甘みと小豆の香りを楽しむメニュー。確か、ミルクコーヒーとおぐら餡が「葵」、ミルクとおぐら餡が「菫」、ミルクティーとおぐら餡が「桜」だったはず。当番はホットの「桜」がいちばん好きでした。
終売しちゃったんですよねえ……悲しいねえ……
そんなわけで自宅であずきを煮た日には自前でミルクティーを作ってあずきを底に沈め、ジェネリック小豆小町・桜を作る当番でございます。あったかい……甘い……おいしい……
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このマグカップは、先日百均で「うわあかわいい!」と手に取ったらそれだけ330円だった例のカップ。この記事に書いたカップね。
地厚で、カップ縁もなめらかで厚くて、甘いホット飲料を入れると冷めにくく口当たりがやわらかでとてもいい。ミルクティーを入れてある方の画像で把手を向かって左側に回してあるのは、当番が左手でカップを持つからです(左利き)。柄付けがカップの胴をグルッと一周しているところもお気に入りポイント。当番はこういう、右利きが持っても左利きが持っても見た目が変わらない柄付けのカップが好きです。ワンポイントの大きな柄が片面にしかついていないカップって、「カップの正面」がそれで決まってしまうでしょ。把手のついているカップだと、どちらの手で掴むかによって柄が見えたり見えなかったりするし、飲み物を出すときも置きかたに気を遣わなくてはならない。
そういうところを気にしはじめると当番ものすごく疲れるし、疎外感でイライラするんです。片面だけの絵付で「柄の正面」がある器って、だいたい「右利きの人間が手に取ったときの見映えと使いやすさ」に沿った仕上げになっていて、左利きが使いやすいような置きかたをすると絵がひっくり返ってしまうから。だから当番が自分で食器を買うときは「無地」か「外周に同じ柄がぐるっと一周入っているもの」か「大きなポイント柄がある場合は正面の180度反対側にも同じくらい大きなポイント柄が入っているもの」を選んでいます。右利きが持っても左利きが持っても見た目が変わらない食器だと、「左利きの当番もユーザーのうちに数えてもらっている」気分になれます。「器の正面」がない茶器ばんざい。当番さんちでは来客用の茶器も無地の白磁です。当番が選んだやつ!
……カップの話になっちゃったな。
【自家製あずきミルクティーの作りかた】
あずきを甘く煮ます。あずきを甘く煮るのがめんどくさければ市販のおぐら餡を買ってきます。ゆであずきの缶詰をあけたって構いません。
紅茶の葉はミルクティー向きの濃く出る種類にします。当番は日東紅茶デイandデイティーバッグを使っています。白い袋のデイandデイティーバッグです。黄色い袋のデイリークラブではなく。安くてたくさん入っていて濃く出てミルクティー向きです。1日に5杯くらい飲む当番向きでもあります。どこででも買えるし。
うんと濃く入れた熱い紅茶に冷たい牛乳を7対3ほどの割合で注ぎ、甘く煮たあずきをカレースプーンに1杯分ほど沈めます。かき混ぜて飲みます。おいしいよ。
当番が自家製あずきミルクティーを作るときの紅茶のいれかたは、下記記事にも書いた「邪道ストロング紅茶」の方式です。電子レンジ対応のマグカップに日東紅茶デイandデイティーバッグをひとつ、沸騰したてのお湯をカップの5~6分目まで注いで600Wの電子レンジで30秒(500Wならば40秒)チン。ティーバッグを取り出した後、冷たい牛乳(必ず「種類別・牛乳」のもの)を好きなだけ入れて完成。このとき、お砂糖代わりにチューブ入り加糖練乳を入れるとミルク感がアップした、疲れた脳に沁みる甘さの邪道ストロングミルク紅茶になります。残業のお供におすすめ。
【当番さんちの煮あずき事情】
餡子を作るわけではないので至ってテキトーにやっています。あずきを水から煮はじめる(水に入れたとき浮いてくる豆は虫食いなので捨てる)→いちど茹でこぼす→ふたたびたっぷりの水で煮はじめる→豆がやわらかくなったら火をとめる。すぐ使う豆以外は汁気を切り、ジッパー付きフリーザーバッグに入れて冷凍。使う分だけ調味する。ぜんざいにするときの甘みは味見しながら勘でつけています。
味付けをしていない、煮ただけのあずきを冷凍しておくと気軽にあずきごはん(お赤飯)が炊けて便利。当番はささげのお赤飯よりあずきのお赤飯が好き。それも、あずきのお腹がちょっと破れるくらいやわらかく煮てあるので作ったお赤飯が好き。あずきのお腹が破れているのは切腹に通じて縁起が悪いって言うけれど、当番は武家の出ではないし、おいしさ>越えられない壁>縁起です。出来合いのお赤飯はだいたいささげなので、自分であずきを煮ています。
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