牡牛座6度「谷繋ぐ橋」
2018年4月25日15時15分、トランジット太陽が牡牛座数え6度へ入ります。牡牛座数え6度のサビアンシンボルをぎゅぎゅっと五文字くらいに縮めると「谷繋ぐ橋」
「♉6谷繋ぐ橋」の原文チェック。黒字が1925年ジョーンズ版「A bridge built across a gorge 峡谷にかけられた橋」。青字が1975年ルディア版「Cantilever bridge across a deep gorge. 深い峡谷にかけられたカンチレバー橋」
gorge(峡谷)は両側が切り立った絶壁になっている谷。ルディア版に登場する cantilever bridge というのは橋脚から片持ち梁(支え)を長く水平に張り出した橋で、足場を作りづらい場所に架けるのに適している。詳しくは画像検索してね。サビアンシンボルは霊視によってビジョンを得たシンボルだから、元は画像だよ。百聞は一度の画像検索にしかず。画像検索の癖をつけよう。
「♉6谷繋ぐ橋」の番地チェック。牡牛座前半(往路)の、第2グループ(まんなか)の、第1度数。どの5度組でも第1度数は、その5度組のテーマをバン!と押し出す。磯野家で言ったら1度目は波平。
「♉6谷繋ぐ橋」の番地チェック続き。牡牛座数え1度で新月(太陽と月の合)が起きたと仮定すると、太陽が牡牛座数え6度まで進んだとき月は蟹座数え6度へ達する。太陽と月のセクスタイル。ここは牡牛座の中のちいさな蟹座に当たるエリア。これはドデカテモリーの考えかたね。
橋は、徒歩や車で渡ることができないような場所に架ける人工の道。たとえば岸から岸へ。山から山へ。島から島へ。 gorge は切り立った崖に挟まれた谷。谷底には――涸れ谷でもない限り――川がある。牡牛座数え1度で山をくだりはじめた岩清水がいま、行く手を阻む峡谷になっている。
もし峡谷に橋がなかったら、直線距離では目と鼻の先にある対岸へ渡るために下流まで降りる→川を船で渡る→下流からまた高いところまで登るという大回りをする必要がある。そんな回り道をしてはいられない。橋は深い谷川を横切り対岸と対岸をまっすぐに結ぶ。
「♉6谷繋ぐ橋」は牡牛座前半(往路)の第2グループ(まんなか)の第1度数(波平)。第1グループの波平は「♉1山の清流」。重力まかせで下へくだる澄んだ水。第2グループの波平「♉6谷繋ぐ橋」は山の清流と対になる。橋は重力任せ・なりゆき任せの谷川を横断する人工物。
第1グループの波平は自然物だった。第2グループの波平は人間が進むために作った橋。人間は重力まかせ・なりゆきまかせではいられない。行きたい場所がある。手にしたいものがある。「♉4虹の麓の宝」でまだ見ぬ豊かさを夢みた。「♉5主なき墓」あのひとはどこへ行ったのだろう。
どんな深い海にも、どんな高い山にも、邪魔などさせない。道をひらき橋を架け、足場を作りながら前へ進もう。道の向こうに、手にしたいものがある。谷繋ぐ橋。橋は私を他に繋ぐ。牡牛座前半第1グループは自然物から始まったけれど、第2グループは人間が主役だ。
生まれたときのホロスコープで「♉6谷繋ぐ橋」はどのハウスにある?今日の(午後からの)太陽はそこを照らす。穴埋め #アストロ短歌 で確認しよう。
「○○○○で(五音・ハウス) 確かめながら(牡牛座) 生きていく(太陽) わたしを運べ谷繋ぐ橋(♉6)」
【♉️6谷繋ぐ橋 をより深く理解するための比較対象シンボルリスト】
♊6油田探し(となりのサイン)
♋6産卵の準備(60度)
♌6保守と革新(90度)
♍6浮世は回る(120度)
♏6一攫千金(180度)
♑6鳥居とログ(120度)
♒6聖人伝説(90度)
♓6軍事パレード(60度)
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