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ピアニストのためのフランス語会話と文法 no.1 Conversation et Grammaire pour un pianiste

Bonjour à tous ! Aujourd’hui je vous propose de la conversation très utile et la grammaire dans la leçon et le masterclass.

今日はフランス語でピアノレッスンやマスタークラスを受ける時に知っていると便利だった会話表現と文法についてお話しします。

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Étudions ensemble !

1. 否定文 ne pas の会話表現

否定文は文法上、動詞をne pasで挟んで作りますが会話ではneを省略されることが多いです。

Ce n’est pas facile pour moi à jouer ce passage.

C’est pas facile pour moi à jouer ce passage.
このパッセージ、私にとっては簡単ではないの。
Ce n’est pas la peine.

C’est pas la peine.
その必要はないよ。
Je ne crois pas.

Je crois pas.
私はそうは思わない。

否定のpasはさまざまな品詞と結びつき、否定の意味を表すことができるので、レッスンでは頻繁に登場すると思います。
例えば....

pas de+名詞で

Pas de pédale. ペダルなしで

通常、名詞には冠詞が必ず要りますが、pas de に続く名詞は例外を除き、無冠詞でOKなのです。


pas+動詞(inf)で

Pas bousculer.  乱暴にしないで。(弾かないで)

pas +副詞(adv)で

Pas encore.   (いや)まだ。

pas+形容詞(adj)で

Pas trop fort.  大きすぎないで。

とても便利でわかりやすい表現です。


2. Il y a… 「…があります」の短縮

Il y a…「...があります」 構文が会話では、il が落ちて、Y a…と短縮化します。

Il y a deux thèmes ici.

Y a deux thèmes ici.
ここに2つのテーマがある。
Il n’y a pas d’accent.

Y a pas d’accent.
アクセントはついていないよ。

2つ目の例文は 省略化と否定のneも落ちています。
リエゾンをするので、発音をカタカナ表記するとしたら
「ヤダクソン」
ネイティブの発音だとこの一文が一瞬で(早口で)驚きました。

おわりに

このように、今回まとめたのはごくごく一般的な口語表現でしたが、レッスンやマスタークラスなどでよく使われる語彙や表現はたくさんあります。
レッスンの回数を重ねていくと、教授の言葉の使い回しパターンが見えてくるので、全文聞かなくても何を言わんとしているのかがわかってくるものです。

参考書などの日常会話にはないような、一般的にレッスンで使われる頻度の高い、私セレションの語彙、表現をまとめ、例文を作成し、別の機会に公開いたします。

私の経験を通して得たものをこちらにまとめ、公開させていただくことで、私自身の振り返りやブラッシュアップに、、、さらにこれからフランス語圏にピアノ留学を考えている方たちの参考になれば幸いです。

私もみなさんと同じくまだまだ発展途上の身、わからないことはたくさんあります。
間違いに気がついたらその都度、訂正させていただきます。

À bientôt !

私のフランス語学習歴

大学で第二外国語履修、日仏学院、日仏文化協会、NOVA、プライヴェートでMme.Laribi Besma に師事。現在、仏検準1級勉強中。


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