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春一に「言葉の種」を植える。
メガネはどうして見えるの?
って聞かれたら
わたしは
「光の屈折」の話を
小学生の先生のようにやる。
ご飯中だろうが
お風呂中だろうが
ペンとメモ帳もってきて
図を書いて話をする。
虫メガネの太陽の光集めの例も
カメラの仕組みの例も
そうゆう
応用編まで徹底的に説明をやる。
春一(ムスコ5歳。
もうすぐ年長さん。)にむかって。
宇宙の話を聞かれたら?
もちろん
自転・公転のことも
銀河系の仕組みも
地球と太陽の距離の奇跡のことも
ぜーんぶ全部説明する。
お風呂の鏡はいつも
大きなメモ帳。
食べてる卵は
実はひよこになる予定で
僕は食べてしまった
って悲しんでたら
「卵」と「命の種」が
出会う話を
出会わないと
「卵」のままだという話を
お腹の中で育てる編
外で卵で育てる編
にわけて
説明する。
もちろん、人間についても
わたしの生理のことも
男女のペアが必要であることも
日本ではまだ同性結婚ができないことも
もう全部ぜんぶぜーーーんぶ
説明する。
相手が何歳かとか
まだ難しすぎるとか
そんなん関係なく
幼稚にしたりしないで
先生のように
しっかりと伝える。
春一が0歳のときから
わたしは常に
そうしていて。
お母さんと子ども
とか
親と子
とかじゃなくて
人間と人間が
一緒に生きてる
ってのが好きだから。
「対等」でいたいから。
彼女たちの関係性が
その対等性が当時の私の目には素晴らしくうつって
「自分で決める」
て話も
春一が
きょとん?
って顔しかしないときから
ずっと伝えてきた。
そしたらですね?!!!
「わたしは
助けたいんじゃなくて
応援したいんだよね。
勝手に助けたりしたくないの」
って言ったら
「そうだよね。
助ける、だとカカが決めるみたいやもんね。
その人が決めたことを応援しようね。」
って。
「自分で決める」の意味、
めちゃくちゃ伝わってるやんけ!大泣き
きょとん?のときに
たっくさん
植えてきた「言葉の種」
いまこんなにも花が開いてる🌷
光の屈折は難しすぎない?
って、じーじに言われたけど
違うの。
たとえ今は、
きょとん?でも
いつの日か
春一の中で
点と点がつながったり
言葉の意味がストンとわかったり
そうゆう瞬間があるんよ
ぶわーって。
いつか見たスローモーションの映像みたいに
ぶわーって
花が開くときがあるんよ🌷
そんな奇跡みたいな瞬間を
わたしは何度も何度も目にしてきた
だからわたしは
今日も
春一に「言葉の種」を植える。
小学生の先生のように。
(小学生の先生に間違われることがよくあります。w)