闇を知って、生き方を見つめ直す
こんにちは。仁科かおりです。
最近、『神と共に 第一章:罪と罰』を観ました𓅮𓂅
5年くらい前に公開された韓国の作品です。
「これ、観るといいよ!」って何度かおすすめしてもらったことを、お盆休みにハッと思い出し、観てみました。
ビルの火災現場で少女を救い、殉職した消防士が「すべての人間は死後49日間に7回の裁判を受けなければならない」という冥界の法によって、7つの地獄(殺人地獄・怠惰地獄・裏切り地獄・不義地獄・ウソ地獄・暴力地獄・天倫地獄)の入り口で裁判を受ける地獄めぐりをベースにストーリーが展開していきます。
一見、暗くて怖そうな映画ですが、笑いあり、感動ありで面白かったです。
例えば、怠惰地獄。
地獄行きかどうかを審判する材料として、生きている間の怠けているシーンが目の前にありありと映し出されます。
ちょっとサボったり
ちょっと居眠りしてしまったり
ちょっと手を抜いたり
思わず「この程度のこと、誰でもあるやん」って言いたくなる感じですが、"みんなやってるし~"なんて話は、冥界では通用しません。笑
【本当のところ、どうだったのか(本当に怠けていたのか)】
言い逃れできない状況に置かれながらも、映画では、弁護人(霊)に守られ、無罪を勝ち取ってゆくということが繰り返されます。
これは、言葉巧みに地獄行きを免れるということではなく、主人公は生きている間に、たくさんの善い行いによって徳積をしてきたような心清らかな人なので、裁判官達は、主人公の生きる姿に感化され無罪とするのです。
最後の天倫地獄の裁判では、自分が犯した罪を心から反省し、「私は地獄に行きます」と訴えるシーンがありました。
私は、これはすごいなって思いました。
"苦しいことや辛いことからは、できれば逃れたい"
"ぶつかること、戦うことは、なるべく避けたい"
そんな風に思っちゃうから、目の前に広がる恐ろしい地獄の世界に震えながらも、そこに飛び込むこと、どんな苦しい目に遭い続けても、最後まで真心をもって務めを果たそうとすることって本当にすごいなって。
でも、きっとこれは、地獄に飛び込んで、たくさん反省して罪を償って、これまでの自分から変わってゆくチャンス。
生き方を変えてゆくチャンスを天からもらっているのかも・・ということも、同時に思いました。
生きていると、誰にも地獄のような時期があると思います。
「何千年、何万年と続くひとつの命」という視点に立った時、そのような時期さえも、実は、すべて天からの計らいなのだと思えてきます。
自分のやりたいことばかり優先したり、逆に勇気を出さずにやらなかったり、つまり、楽な方に流されてばかりではいけない。
踏み止まったり、踏み出したり、どちらが正解かなんて分からないけれど、いつだってほんの少し負荷が掛かる方、ほんの少し勇気が必要な方を選べたなら、死後の世界で映し出される自分の姿に感動できるのかもしれない。
冥界のことを知り、生き方を改めようと思いました。
光を追い求めながらも、時に、闇を知ることは大事ですね。
生きていると、自分にその気がなくても、人を傷つけたり裏切ったり、悲しいけれど、そんなこともたくさんある。
私たちは、たくさんの生命と自然の恵みによって生かされていることを忘れず、勇気ある行動へとつなげていけたらいいですね。
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