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賞味期限切れとの戦い。
今日もご訪問ありがとうございます。
最近、私は「食品の賞味期限切れ」との戦いが増えています。
その中から、最新のお話をひとつ。
小麦粉700グラム、バター200グラムとにらめっこ
未開封の小麦粉ひと袋(700グラム)とバターひと箱(200グラム)があったので「これ消費期限いつだっけ?」とぐるぐるパッケージを見回したら・・・あれ、あと数日。じーっとにらめっこしながら「ああ、またもや!」とちょっと焦る私。
思えば、最近、賞味期限ギリギリの食材を見つけては「どうしよう、どうしよう」と慌てる機会が増えているのです。
そこで、クックパッドやいくつかのレシピサイトを行ったり来たり、頭の中でレシピを見比べながら組み立ててみる。
よし!決めた!
・ホワイトソース
・手打ちうどん
そしてクッキーを一気に作れば消化しきれる!
捨てるわけにはいかない。
さぁ、お料理スタート!
40代の私の食生活は・・・
50歳直前まで、私はとにかく仕事最優先でした。
体力、時間、思考のほとんどを仕事に注ぎ込み、家では「ご飯はすぐに食べられればいいや」というスタンス。
朝はトーストにバターを塗ってかぶりつき、昼は外食、晩御飯は焼く・炒める・茹でると調理法がほぼこの3パターン。
白飯がなければ冷蔵庫の残り物で「お好み焼き!」作ってささっと食べて済ませちゃう。
仕事に全集中するためには食事なんてこんなので十分、という感じだった。
生活が変化した50代
でも、仕事も生活もガラッと変わった今、自分のために使える時間が増え、以前よりも食にも興味が湧いてきて食事の内容も変わってきた。
良い仕事のためには食も大事だということも痛感している今日この頃。
時間をかけられることで、じっくり煮込む料理をよく作るようになった。
料理だってそれだけに集中すれば、それこそ「マインドフルネス」であって、心が穏やかになる。
朝食のトーストに塗るものも、余裕を持って少し傷のあるお買い得フルーツを使ってジャムを作ったりしながら、日々少しずつ味を変え楽しんで食べることが増えた。こういうことができるって、穏やかで平和だなと思う。
で、気づいたんです。
すごく当たり前のことなんだけれど、調理方法が変わると必要な食材が変わるということに。
そして今、私の悩みが…最初にお伝えしたように、以前よく使っていた食材たちの消費期限が次々と切れ始めているという事実。
そう、もう小麦粉とバターの買い置きは必要ないな、と痛感しました。
あれだけ必需品だと思っていた食材たちが、私の手を離れようとしている。
とっても小さなことだけど、私には人生の変化をじゅわ〜っと感じられる大きなことでした。
これからの私は・・・
食に関してだけにはとどまらず、生活が変わると、必需品も変わるものですね。
服も、メイク道具も、本も、あれだけ必死にとっておいたものたち、それが不用品にしか見えなくなる日が来るなんて。
本当に必要なものだけを選び、あとは手放す。そんなことを少しずつやっていくと、生活スペースが大きく広がります。ひとつは小さくても「チリも積もればなんとやら」でずいぶんスペースをとっていたんだなぁ。
そして気づくのは、実は家が狭くないということ。なんだかんだ、自分にぴったりのスペースだったんだなぁと。
そうそう、こんな言葉もあります。
「床面積と自分の器(心)は比例する」。
床に物をたくさん置いていて、目に見える床面積が小さいと、自分の器も元々持っているよりも小さくなってしまって、うまくいくこともうまくいかなくなる。
例で言うと
本当にお金持ちの家は、床に物を置かない、その結果見える床面積が広い。
ここは卵か鶏か、の話になってしまうけど、床面積を広くキープしてるから自分の器も大きくなって、結果としてお金持ちになる、とも考えられます。
そして家の整理整頓の具合と、自分の頭の中の思考の整理整頓の具合もまた比例しているといいます。これは私、実感するできごとがよくあります。
お仕事で出会う方々を見て思います。
机が綺麗な人は思考が整理されてるから話を聞いてもわかりやすい話し方をしてくれます。
机が散らかってる人は思考もとっ散らかって、話がよく理解できないことが多い。
(※全ての人がそうとは限りません。)
今の自分の家は、自分にとって、自分の器にちょうどぴったりな気がする、そんなふうに長年暮らしてきて、今ようやく思うのです。
たくさんの経験とともに、ものもたくさん増えてしまった40代、そして50代の今は、本当に自分に必要で、本当に好きなものだけで、自分の器にあった家でゆったり暮らしていこう、60代を穏やかに笑って迎えるには私にはそれが必要なこと、と改めて思うのでした。
話は戻り、ホワイトソースと手打ちうどん、そしてクッキーは無事完成し、私の栄養となりました。
そして、作っている時間も食べている時間も「しあわせ〜」な気持ちに包まれた、優しい時間となりました。ごちそうさまでした。
今日はここまでです。どうもありがとうございます。
あなたがしあわせでありますように、願っています。
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