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最近観た映画の中で良かったものについて🎥

今日は最近観た映画の中で観賞後、とても爽やかな気持ちになれたものをご紹介します。それは「WOOD JOB!神去なあなあ日常」という映画です。主演は染谷将太さん、監督は谷口史靖さん、三浦しをんさんの「神去なあなあ日常」を映画化したもので題材は林業です。

三浦しをんさんの小説は読んでいませんが、映画のストーリーは主人公である染谷翔太さん演じる平野くんが高校卒業後、周りの友達が大学に進学する中、受験に失敗し、商店街で見つけた林業の広告に書かれていた女性(長澤まさみ)が綺麗だったことをきっかけに、想像以上に過酷な林業という仕事、都会にはない地元の人たちとの生活を通して成長していくお話しです。

この映画、平野くんのキャラもあり恋愛要素もあり、コメディのように纏まっていますが、私は「林業」という仕事の大切さを知りました。携帯の電波も入らない村での生活によって成長していく平野くんも素敵ですが、林業というのが、山で木を伐採して家を建てたりするときに必要な木材を作ったり、大事な木を生かすために、他の木を伐採して、山全体を管理する仕事であることを知り、これまで全く知らなかった世界を知ることができました。

映画の中に出てくる平野くんの大先輩となる伊藤英明演じる飯田ヨキも素敵です。チェーンソーを使いこなす姿も本当にかっこよくて、山のこわさもしっかりと理解していて、山の男を感じさせます。

映画の中に、『今ある森は昔の人がしっかり管理してくれた賜物で、今自分たちがやっていることが正しかったかは未来の人にしかわからない』といった意味合いのセリフが出てきました。あぁ、そうなのかぁ。と思い、林業という職業の深さを素人なりに感じました。

私が思う映画のいいところ(小説や漫画にも通じることだと思います)は、自分が経験したことのないことを、疑似経験できることだと思っています。例えば今回は林業が題材になっていましたが、弱虫ペダルを見て自転車の世界を知ったり、箱根駅伝の小説を読んで、箱根駅伝の世界を知ったり。弱虫ペダルを見てからは街中で走っているロードバイクが気になったり、箱根駅伝の小説を読んでからは、箱根駅伝を見るのがとても楽しみになったり。

私は運動神経が全くないので自分がスポーツをやることはないのですが(笑)、少しやった気になれて感動も興奮も与えてくれる映画とか小説ってすごくいいと思うのです。

最近見た映画のおすすめの話から脱線してしまいましたが、今日はこのあたりで。またおすすめの映画や小説についても記録していこうと思います。

ここまでお読み頂き、ありがとうございました!

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