上機嫌が人生を好転に導く!『運転者』から学んだ成功の秘訣とは
株式会社AN代表取締役社長の向山かおりです。
本日紹介する本は喜多川秦さんの『運転者』です。
喜多川秦さんは愛媛県ご出身の方で、2005年に『賢者の書』という作品で小説家デビューを果たしました。
そこから『君と会えたから…』『手紙屋』『「福」に憑かれた男』『ソバニイルヨ』そして今回ご紹介する『運転者』など、数多く作品を世の中に発表し、その作品は長年読み継がれ、次々とベストセラーになっています。
「喜多川ワールド」と呼ばれるその独特の世界観は、小学生から80代まで幅広い年齢層から愛され、その影響力は国内に止まらず、多数の作品が台湾・韓国・中国・ベトナム・タイでも翻訳出版されています。
国内累計発行部数は120万部を超える、ベストセラー作家の一人です。
私が今回『運転者』を読んで感じたことは、
″自分の目標に向かって全力で取り組めば報われない努力などない″
という事です。
私自身、今ではビジネスオーナーとして小売店や美容室など様々な事業を経営していますが、そこには継続して努力してきたからだと感じます。
では、私が『運転者』を読んでみて感じたことを皆様にシェアできたらと思います。
物語を軽く説明すると、保健のフルコミッションの営業である修一が運を転ずる者と名乗るタクシー運転者との出会いをきっかけに、人生のターニングポイントへ案内され修一の未来が大きく変わっていくというもの。
完全歩合制の会社のため、新規契約の数が修一の給料に反映されるため毎月契約を取り続けないと減った分の反動でもらえる金額が大きく減ってしまう。
その恐怖心に追われる毎日で押しつぶされそうになる修一に、大型契約の解約があった報告が入ってきます。
「なんで俺ばっかりこんな目に遭うんだよ」と思い詰める修一のもとに、運転者が現れます。
そこで修一は人生を変える秘訣を教わります。この秘訣に私はすごく共感しました。
それは、
「常に上機嫌でいるからこそ運が回ってくる」
「チャンスはいくらでもあり、そのチャンスを活かすのは自分自身」
という2つの秘訣です。
作中の中で運転者は幾度となく修一にこの事を伝えます。
最初はそれを実践できていなかった修一も何度も挑戦する中で、実際に運が転じてきたことで体感を得ていきます。
私は今の事業を立ち上げる際、様々な乗り越えるべき壁がありました。それこそ一体どうすればいいんだと頭を抱えるような大きな壁もしばしば。
しかし、そんな時こそ明るくその問題を楽しむようにやる事で、乗り越えてきました。
また、それによってチャンスも巡ってきた体感があります。
これによって今までチャンスと感じていなかった事もアンテナ高くキャッチすることができるようになり、今があるなと思います。
皆さんはこの秘訣をどう捉えますか?
何か嫌なことがあったら顔に出て、不機嫌そうだなと周りが捉えているとしたら、そんなあなたに人生が転じるようなチャンスは巡ってくるのでしょうか。
私は体感があるからこそ、日頃から明るく振る舞うように心がけています。
またそういった細かな部分から実践してきたことと、日々の努力で今の成果があると感じます。
ぜひ、手にとって読んでいただけたら幸いです。