『不恰好経営』から得た教訓 失敗の中にこそ、学ぶべきものがある
株式会社AN代表取締役の向山かおりです。
今回紹介する本は『不格好経営」です。
不格好で数々の赤裸々なエピソードに心打たれたのを思い出して、改めて読み直しました。
南場さんは経営コンサルティング会社のマッキンゼーに入社後、コンサルタントとして数々の事業を成功に導き、成果を出されてこられたそうです
ある時から、「自分で考えた事業やサービスを世に生み出してみたい」という思いを抱き、DeNAの立ち上げという新たな挑戦をスタートしたそうです。
この本はDeNAの立ち上げから現在に至るまでの道のりが書かれていますが
「経営は不格好だけど、面白い。」
という南場さんの言葉をそのまま感じとることができるでしょう
本の中で、特に南場さんが大事にしているとおっしゃっているのが「人材の質」です。
自分よりも優秀な仲間を揃えるべく、立ち上げの時から今も力を入れておられるそうです。
①最高の人材を採用し
②その人材が育ち、実力をつけ
③実力のある人材が埋もれずにステージに乗って輝く
④だから辞めない
南場さんは人材の質を高めるために、これらの要素全てを満たす事が必要だと述べておられました。
本の中では、そんな仲間と一緒に数々の困難を乗り越えてきたエピソードがたくさんあり、同じ女性経営者としてとても気づけられました。
私も一緒に仕事をする仲間は重要だと感じています。
株式会社ANの立ち上げも仲間と一緒に寝る時間を惜しんで、たくさんハードワークして築いてきました。
仲間がいたからこそ立ち上げることができたと自負しています。
これからも仲間の力を借りながらさらなる事業の拡大にむけて、よりハードワークしていくことと、仲間を輝かすための育成にも力を入れていこうと改めて決めました。
南場さんの生き方はどんな方にも読んでほしい本です。
ぜひ手に取って読んでみてください。