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スイス Day3 イタリア気分を味わう

スイスへの旅行を決め、地球の歩き方を読むと、スイスはイタリアと接しており、国内でイタリア語が話されるエリアがあると発覚。言われてみればそうなのですが、イタリア知識がない私がイメージする彼の国は長靴のかたちで、長靴の根本がどこまで伸びているのか知らなかったのです。

せっかく円安のなかヨーロッパまで行くのだから、イタリア気分も味わいたい!ということで、イタリア国境に近いベリンツォーナルガーノを訪れました。

チューリヒからベリンツォーナの経路
さらに南へ下るとミラノに至る

旅程

2024年6月24日(月)
チューリヒ中央駅から電車で2時間40分でベリンツォーナ駅へ到着。世界遺産登録されている3つの城、カステルグランデ→モンテベッロ→サッソコルバロを歩き、帰りはバスで市街まで戻ってランチ。ルガーノへ電車で移動し、湖沿いのチャーニ公園や聖ロレンツォ教会を訪れ、帰りは電車で3時間かけて、チューリヒへ帰りました。

街中に突如現れる岩山

ベリンツォーナ駅に到着し、しばらく歩くと突然現れる岩山。世界遺産の三つの城のうちの一つ、カステルグランデです。

座っている人のサイズと比べると、岩山は巨大


城を囲む壁から、眼下に町並みや遠くの山が見える。
高所恐怖症にはつらい。


次の行き先、モンテベッロが見える。
青々とした山がきれい。

写真に撮れないジェラート

第2、3の城に向かう前に、ジェラート屋さんを見つけたので、入りました。ベリーとチョコレートのダブルでとっても美味しかったんだけど、溶けるのが早すぎて写真にとれず…

クラシックなフレーバーが多いように見える
コーンその1
コーンその2
一番左側のショップがジェラート屋さん
建物の装飾が凝ってます

城めぐりじゃなくて、山登りだわ

すごい勢いで溶けるジェラートを必死の思いで食べ終わり、第二の城モンテベッロへ向かいます。初っ端から、急な坂が続き、到着したころには息があがっていました。

民家のすぐそばの道を登る
陽光をあびるアジサイが新鮮


ようやくついた第二の城・モンテベッロ
13世紀末、教皇党ゲルフと皇帝党ギベリンが対立する時代に、
ギベリンのRusca家が建てたのが始まり
直前に行った
カルスルグランデが見える(左の方)
高所で怖気付いてフレームアウトしてる
隙間からカルスルグランデ
さようなら
モンテベッロ


第三の城、サッソコルバロへの道は比較的ゆるやかな車道の横をだらだらと歩くことになります。途上、別荘と思しき洗練された建物がいくつも見えました。一方で、ニワトリの声を発する卵直売所を家の前に構えたおじさんが草を刈っていたりと、アットホーム感あふれる光景もありました。

サッソコルバロの入り口は、よくある自然公園のよう。この日は月曜日だったせいか草刈りの業者が熱心に仕事をしている最中でした。到着したのは15時前。観光客より業者の人の方が多かったんじゃないかな。とにかくすいています。

サッソコルバロ
山の上のほうに立っていて、このビジュアル
架空の建物みたい
下から見えたギザギザは
これか
だいぶ標高の高いところへ上ってきた感じがする
ひとつひとつの建物がちいさい
奥にはルガーノ湖が見える

3つの城を制覇するまでに歩き疲れていたので、帰りはバスで麓まで戻りました。苦労して登ってきたのが嘘のよう、あっけないほど短時間で下れました。

イタリアらしいごはんを食べるぞ!

ようやく城めぐりが終わったので、ローカルっぽい料理を食べるぞ!と意気込んだものの、狙っていた口コミ評価の高いレストランはラストオーダーを終えて入れず。泣く泣く入ったホテル付属のレストランで「イタリアだし、ピザでしょ!!!!」と意気込んでオーダーしたら、結果的に普段日本のイタリアンレストランで食べている内容と大差ないことに気づきました。笑

オーダー時点では若干落胆していたのですが、食べ終わってみたら大満足。つけあわせのパン、きちんとしたグラスに注がれた赤ワイン、生き生きとした野菜のサラダ、アンチョビが丸ごとのった大きなピザ。良い食事をしたなあ…と笑顔になれたランチでした。

テラス席で
ハエが
ぶんぶんぶんぶんぶんと
終始飛んでいて
夫はいっこうに食事が進まない
ようやく追い払ったと思ったら
スズメが来たりして落ち着かなかったけど
食事はおいしかったからよし
ここにもきれいなアジサイが…

曇り空のルガーノ

電車でベリンツォーナからルガーノへ移動。
急な坂を下り、ルガーノ湖に出ると、異様に高い山がいくつも見えて面白い地形でした。

とにかく坂が急
(たぶん)サン・サルヴァトーレ山
山頂に村があるらしい
ブレ山
中腹まで普通に民家が建ってて驚く
中州で足だけ湖につかることもできる
チャー二公園は、石畳かウッドデッキになっていて
歩きやすい
チャーニ公園内の写真スポット
結婚式の方が記念撮影してた
屋外に巨大チェスがあって楽しそう

車窓の風景にワクワク

ルガーノの街歩きが終わった段階で18:30。ここからチューリヒへの帰り道は、電車で3時間、とにかく長いです。

しかも相方が寝てしまった。暇だ。ということで私は車窓からひたすら外の風景を見ていました。

すると、意外にも、おもわずiPhoneを構えてしまうような迫力ある景色が次々と現れました。最後にシェアします。

自動車道が
とんでもなく高い場所を走っている
険し目の岩山から出る滝
谷の奥に
ルガーノ方面の山が見える
険しい山のオンパレード
先端がかっこいい山
エメラルドブルーの湖ですよ!
対岸の山も大きい
電波が弱くてロケーションを記録できなかったのが悔やまれる
険しい山を
夕焼けが照らす
20:30過ぎ
湖沿いにある幾多の家家
きっと忘れない風景

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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