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オンライン日本語教師④

今日は、レッスンで、生徒さんに先生、空き巣って、だれもいない家のことじゃないんですか?と無邪気に尋ねられました。生徒さんの質問には、時々とても癒されます。かわいい。漢字をもともと知っていて、それぞれの漢字に対するイメージを持っている生徒さんならでは、の間違いですよね。私は、中級以上の生徒さんには、会話レッスンや、文法レッスンを行っていますが、文法レッスンの時には、例文にでてきた言葉一つ一つについても、生徒さんが理解しているか、必ず確認するようにしています。もともとの単語を理解していないと、文法を教えても意味が、意味がわからなくなってしまうから。そして、かなりの日本語を話せる方でも、意外なことを勘違いしてることも多いです。日本語を教えるようになって、本当に必要だなと思うのは、日本語文法と、さらに、雑学です。ちなみに日本語文法は、国語文法とは、ちがいます。日本語文法は、日本語を母語としない人に日本語を教えるための文法です。これに関しては、養成講座で勉強しただけでは、正直足りなくて、今でも、勉強しています。むずかしいです。話せることと、教えられることは、別物。。。会話のレッスンでは、本当にいろんなことを生徒さんは、聞いてきます。日本人の作家のこと、日本のファッションのこと、寺や、神社のこと、結婚式のこと。。。多岐にわたりすぎていて、すべてを知っておくのは、無理かもしれませんが、雑学として、どんどん取り入れておくのは、本当に役にたちます。会話のレッスンというと日本語で話していればいいから、楽!と思うかもしれませんが、それだけでは、飽きられてしまいます。相手のレベルで、相手になるべく話ができるように、しなければなりません。実際にうまく会話のレッスンが進んでいくと、生徒さんの日本語会話力も上がり、学習意欲、それに、レッスンへの満足度が上がります。楽しんでもらえる雰囲気づくりをちゃんとして、相手の目線、興味にあったお話をしていかなくては、いけないと思っています。ちなみに、いろんな話をしていくようには、していますが、避けている話題は、宗教と政治です。相手が話してきたときは、受け止めるようにしていますが、こちらからは、聞かないようにしています。ではまた。


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