オンライン日本語教師になるための準備
こんにちわ。オンラインで日本語を教えています。
昨日は、オンラインで日本語を教えるようになった経緯をそのまま書きましたが、私がどんな準備をしてきたか、について書いてみます。これが一番いい方法なのかどうかは、わかりません。わたしがしてきた方法を書くだけです。が 私は、この方法で進んできて、よかったと思っています。これからオンラインで教えてみたいと思っている方は、ぜひ、参考になさってください。
オンライン教師になりたての頃は、ぜんぜんレッスンの予約が入らず、時間があったということもあって、ひたすら教案を作っていました。というよりもネットでいい教案をさがしていました(笑)。日本語教師養成講座でも教案を作っていたんですが、これが本当に時間がかかる。。。そして、これであっているのかどうかもわからない、、、という不安があります。ネットで探すとたくさんの教案が出ています。それらを参考にしながら教案をつくっていました。
最初のころは、初級者におしえることを考えていたので、みんなの日本語 の初級用1課から50課までの教案をせっせとつくっていました。オンラインで教えるためにPPTをつくったり、画像を用意したりしていました。オンライン教師をしていて痛感したのは、みんなの日本語を持っている、つかっている という学習者の多さです。実は、テキストは、みんなの日本語以外にも、まるごと GENKI といったテキストをそろえていたんですが、すべてのテキストにあわせた教案をつくるのは、あまりにも大変なので、みんなの日本語にしぼることにしました。
教案づくり以外にしたことは、レベルチェックテストづくりです。
初級の方には、レベルチェックをうけてもらい、そのレベルにあわせて、
みんなの日本語でおしえていくことにしました。レベルチェックテストは、て形がわかるかな、とか可能形がわかるかなとか、みんなの日本語にあわせたものをつくりました。
こんなことをしているうちに、だんだん生徒さんの予約をもらえるようになってきました。
教案とレベルチェックテストは、今でも毎日つかっています。最初は、大変ですが、つくりさえすれば、日々の準備におわれることは、なくなります。ぜひ、おすすめします。
いま、わたしの生徒さんの半分以上は、中級以上の方です。その方には、最初のレッスンで、日本語の目的をきいています。会話がしたい、日本語をつかって仕事をしたい、試験に受かりたいなど、目的は、さまざまです。
JLPTに受かりたい生徒さんのためには、TRYという教科書をつかっています。これもkindleで買えます。画面共有で見ながらできるので、すごく便利です。
また、会話をしたいという生徒さんには、まるごと というテキストも最近つかっています。これもkindleで買えます。また音声ダウンロードもできるので、とても便利です。
会話のレッスンでは、ロールプレイもよく行っています。このロールプレイようの場面設定も準備しています。いろいろな生徒さんのご要望に応えているうちにわたしのパソコンは、仕事のための準備でぎっしりになりました。でも、一度つくった資料は、何回も使えます。一年半前は、私は、一つの授業のために2時間も準備に時間をかけていました。いまは、毎日平均6時間ぐらいのレッスンをしていますが、準備は、6時間でも9時間でも、前日
30分ぐらいかなといった感じです。今、始めたばかりで、こんなに準備に時間がかかっていては、もうだめだ、、、と思う方もいらっしゃると思います。でも、大丈夫です。かならず、効率化できるようになります。
次回は、オンライン教師をはじめて2年ぐらいになる私が、効率化のためになにをやめたか、などを書いていきますね。ではまた。
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