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オンライン日本語教師 どんな生徒に教えているか、について。

こんばんわ。オンラインで日本語教師をしています。この仕事をはじめて、2年弱になると思います。初めのころにくらべて、生徒数も増え、そして、教えている生徒さんのタイプもずいぶんと変わりました。
最初おしえていたのは初級者の方!初級者の方には今も教えていますが、最初は本当に初級者の方ばかりでした。それから、こども!アメリカ在住の日本人ハーフのこどもたちに教えていました。
今は、半分以上が中上級者の生徒さんです。かなり上手にみなさん日本語を話します。が、まだ足りないと日本語を習いにきてくれているのです。当然教える内容もむずかしいものになります。特に敬語を教えることが多いです。あとは、ちょっとしたニュアンスのある言葉なども教えます。それから、日本語を読むことは、できるけど会話ができないという生徒さんに教えたりすることもあります。

実は、最初のころは、初級者だけをおしえていたんです。中級者以上はお断りをすることもありました(笑)。でも、おしえてるうちに、中上級者に教えるおもしろさにはまって、今は教えるようになりました。初級者の生徒にくらべると俄然やる気があるから、面白いんです。日本語は、ひらがな、カタカナ、漢字と三種類の文字があることや、まったくなじみがない文型など、最初のころは、本当に勉強が大変な言葉だと思います。だから、挫折してしまう人も多い。。。でも、中級以上の方は、そこを乗り越えてきていますから、勉強すればできる、という手ごたえをもってレッスンに来てくれる方が多いんです。
そう、正直言うと、日本語教師ができることは、学習のお手伝いだと思っています。本人のやる気!まったくの初級者が、1週間に一回1時間勉強するだけでは、とうてい話せるようにはなりません。大事なのは、生徒さんの普段の努力。私の生徒さんの中には、まったくできないところから初めて、私のレッスンだけで、かなり話せるようなった生徒さんがいますが、この方は、週3回レッスンを受けています。レッスンだけで、話せるようになろうと思うなら、このぐらいの頻度できてもらわないとだめだということなんだと思います。

オンライン教師として、安定した収入を得たいと思うなら、そして、子供が苦手でないなら、子供のレッスンもおすすめです。子供のレッスンは、突然のキャンセルなども少ないので、かなり安定した収入を見込むこともできます。むずかしい質問をされることもありません。子供好きなら、子供ターゲットもありだと思います。ただ、向き不向きがあって(笑)わたしには、向いていませんでした。でも、それがわかったというのは、経験があってこそ。オンライン教師を始めるときに、いろんな方に生徒さんのターゲットを絞った方がいい、とアドバイスをいただきました。確かに、それは、そうなんですが、最初は、あまりきびしくしぼらなくても、いいと思っています。わたしも最初は、中級、上級の方には、どうしていいかわからりませんでした。でも、今は、中級以上の方大歓迎で、プロフィールにも明記しています。そのおかげでずいぶんと中級以上の方の生徒さんが増えました。
上級以上でレッスンを受けようという方は、日本の企業で働きたい、もしくは、働く予定がある、などの明確な目標がありますから、レッスンも手ごたえがあって、やりがいがあります。準備は、必要ですが、なれていけば、同じような質問をうけることが多くなりますから、それをまとめておけば、大丈夫です。自分の知識も増えてくるので、対応できると思います。
今、現在は私は、初級者にも教えていますが、子供へのレッスンだけは、お断りしています。これだけは、無理だとわかったので。あ、でも、こどもが嫌いというわけではありません(笑)。正直なところ、こどものお母さんが、レッスン中、じっと見てるのがちょっと辛くて、やめました。
今日もこれから、初中級の方のレッスンです。彼女は、日本にきて、スキーをする予定だそうです。海外の方が日本の旅行を心から楽しめるといいといいな、と思います。ではまた。

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