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オンライン日本語教師 2年続けていること

こんばんは。オンラインで、日本語教師をしています。2年半ぐらいになりました。
私は、コロナ渦で420時間の講習をうけて卒業したので、学校で働くことが難しくてできませんでした。家の近くに通えそうな日本語学校がなかったということもあります。オンラインで、日本語教師の仕事をとりあえず始めました。しぶしぶ始めましたが、今は、この仕事にとても満足しています。
 オンライン教師を始めてから、今まで、ずっと続けていること、それは、どうやったら、いいレッスンができるか、考えることです。
私には、同僚は、いません。先輩はいますが、具体的にどんなレッスンをしているのか、見たこともありません。最初のころは、いろいろなYouTubeを見ては、授業の内容を考えていました。でも、オンラインでレッスンを受けようとする人の需要は、さまざま。すでにJLPT N1に合格している人も多いです。そういう人たちが何を求めているのか、考えて、どういう授業をすれば、需要にこたえられるのか。今でもいつもそれを考えています。
 最初のころは、初級者しか教えることを想定していなかったんですが、中級以上の学習者を教える機会が本当に多くて。そして、中級者以上の方に教えるのは、正直いうと難易度が高いですが、面白いです。
 日本語教師になる前からの私の趣味、読書がこんなに役に立つとは、おもってもいなかったです。上級者の中には日本の本を読んで、分からない言葉を聞いてくる方も多いからです。また、好きな作家の話をすることもあります。
 日本語教師は、40代50代から目指すことも多い職業ですが、中級以上に教える場合、すべての経験が役にたっていると私は、思います。私の場合は、接客の仕事の経験が長かったので、敬語が得意です。敬語をつかったロールプレイも生徒さんにとても人気があります。
 オンラインでは、個人個人に教えるので、一人一人にあった授業ができます。生徒さんそれぞれの目的にあったレッスンをしていくことがとても大切だと思います。ただ、それも行き過ぎると教師の負担になります。上手にテキストなども使いながら、なるべく授業準備が効率よくできるように考えています。
 では、また。

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