日本語教師になってみて
あけまして、おめでとうございます。オンラインで、日本語を教えています。
日本語教師歴も2年になりました。なる前に思っていた日本語教師と、実際なってみて、どう違うのか。また、コロナ渦での日本語教師の需要について、今日は、ふわっと書いてみます。
そもそも私が日本語教師になろうと思ったのは、定年がないというのが一番の魅力。そして、知識さえあれば、原価がかからないというのが、大きな魅力でした。昔、小さいレストランをやっていたわたしにとって、どんな時にも、原価と家賃が発生するのは、ほんとに苦しいことだったんです。でも、日本語教師は、知識さえあれば、永遠に原価いらず!オンラインで、やれば家賃もかかりません。レストランをやりながら、ちょっとした手作りの犬の服や小物をオンラインで売っていたこともありますが、商品を常に作らなければならないというのも、かなりストレスになったのを今でも覚えています。もちろん、オンラインでなくても、学校で先生になるという方法もあります。これは、一番サラリーも安定するし、生徒さんを自分で獲得する必要もないので、まずは、こちらになるのはいい方法だと思いますが、いまだにまだ、コロナの影響もあって、ほとんどの学校では、非常勤の先生の募集しかありません。
また、私も420時間の講習を受けるまで知らなかったのですが、ほとんどの学校が大卒の資格を求めています。学歴社会!日本で働く場合には、代わりに日本語教育能力試験合格していれば、大卒でなくても、採用してくれる学校もありますが、海外で働く場合は、かならず大卒以上です。
日本語教師になろうとふわっと決めた短大卒の私には、これは、かなりショックでした。すでに420時間の講習代60万円ほど支払ってしまっていて、走り出してしまっていたからです。
でも、3年前の私によくこの道に進んだね、と言いたい。なぜなら、今、とても楽しいからです。おうちにいて、仕事ができるし、生徒さんは、基本的に先生を敬ってくれます。これは、かなり心地いい。かなり勉強を強いられましたが、それも知識として、身につけておけば、一生ものです。
ちなみになるためにかかったお金は、420時間の講習代、パソコン代、教科書代、そして、私は、放送大学2年分の学費といったところですが、総額100万ぐらいではないかと思います。でも、投資した分、定年のない一生の仕事が見つけることができました。もちろん、学校で働けば、定年はありますが、オンライン教師として仕事をしてる場合は、自分ができると思えば、できるのです。生徒さんが獲得できればいいのです。
自分への備忘録として、また、これから日本語教師を目指す人のためにもこのブログを書いていますが、まだまだ書きたいことがたくさん。つづきは、また後日書きます。
実は、今日から、もう仕事です。海外では、新年は、元旦だけ、お休み。二日からは、通常通りの生活の人も多いせいか、もうレッスンを予約してくれています。今年もがんばります。よろしくおねがいします。
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