Googleプロフェッショナル検定 UXデザイナー コースを爆速2ヶ月半で卒業した話。ずべてぶっちゃけます。こんな人には向きません。 1 Kaoreen 2021年12月9日 23:31 はいどうも、Kaoreenです。ニューヨークに住むUXデザイナーです。以前はグラフィック/ ブランディングのデザインをしていました。今日の記事は、アメリカ人でも3ヶ月から半年かかるという、Google プロフェッショナル認定 UXデザイナーの資格を爆速2ヶ月半で取得した話をします。1.なぜ挑戦したのか。アメリカ企業で働きたい私にアメリカ人の友人たちが勧めてくれたからです。必要なのは資格。手っ取り早い。今年の1月からUdemyのオンラインコースを購入してSketch, AdobeXD, Fifmaなどのデザインソフトを使ってUIをデザインするところまでは勉強していたのですが、私に圧倒的に足りなかったのが「経験」「教育」だと思い、ニューヨークの友人に相談したところこのパンデミック中に多くの人が自宅でデジタルスキルの資格を勉強していルコと、また巷にはそんな人々のためのブートキャンプと言われるスクールビジネスが乱立していることがわかりました。一番人気なのは「General Assembly」なのですが、パンデミックのせいでオンライン授業のみ、 in person (直接校舎に行く)の授業がないことと、3ヶ月で160万円位の授業料が私にとって予算オーバーだったので1ヶ月39ドルで動画の授業を受けられる Google プロフェッショナル認定 UXデザイナーのコースを受講することを選択しました。2.コースの概要Googleのエキスパートが授業をしてくれる、UXデザイナー養成オンラインコースです。UXデザイナーになるためのグーグル認定のトレーニングを受講でき、1日1時間ぐらい受講して、だいたい6ヶ月で満了できる。トータルで以下の7コースを、半年かけて履修する。1. UXデザインの基礎2. UXデザインプロセスをはじめる3. ワイヤーフレームと低精度プロトタイピング4. UXリサーチと初期コンセプトのテスト5. Figmaでの高精度のデザインとプロトタイピング6. Adobe XDによるレスポンシブWEBデザイン7. ソーシャルグッドのためのUXデザインと、就職の準備価格 コースは月$39。資格を取ると?印刷された履歴書、CV、またはその他の文書で、LinkedInプロフィールの修了証セクションにある 修了証 を共有できます。私は修了証バッジと言われる物をもらいました。(もちろんオンライン上なので実際に触れるメダルではないのですが)3.全7コース終えてみての私の考察と感想 (1. googleの講師の人たちが丁寧で初心者の私にもわかりやすかった!また実際にGoogleでUXリサーチャーやデザイナーとして働いている人のインタビューもとっても良かった。ある人は以前までいろんな仕事を転々とし、どれも続かなかったけれど今は憧れのGoogleで働いていたり、またある人はインターネット環境も良くない南国の島国出身でひたすら勉強と努力で今Googleで働いている、とか、またある人は自分は貧しい出身の黒人だけれども今こうして働けている、とか、かなりアメリカンドリームを意識したような動画になっています(何人かのアメリカ人YouTuberはこれはちょっと企業が自画自賛の宣伝しすぎで気持ち悪いと批評していました)2. レポートやプレゼンテーションなどはGoogleが用意したテンプレートを使用できるので英語レポート、プレゼンに慣れていないわたしにはありがたかったです。しかもGoogle Docs, Sheets, Sliedsは無料ですし勝手に保存してくれますものね。(2 . 7コースの内8割以上はデザインソフトを触らないと思いました。ほぼ座学(教育の部分)で残りの2割以下がやっとFigmaやAdobe XDで作業するという感じです。なので、このコースでキラキラしたいかした最新のUIデザインのTIPSなんかを学べるぞ!と思っている人は、撃沈します。ちーん。あと、日本語字幕もないので、日本でベテランシニアデザイナーとして多忙を極めている人にも難しいかもしれません。座学は私にとってはとっても良かったです。文字通り、机に齧り付いて動画内の先生の説明を無印の無印ノートに走り書きしていました。今更人に聞けない英語の専門用語を、ちゃんと定義で説明してくれます。リサーチ(むしろこのコースの6割があらゆるリサーチとそのレポート作成。英語で。動画の座学、そしてそこで学んだ専門用語や事例を理解しているかのテストがしょっちゅう。ユーザーインタビューをどうやって実行するか、モックアップをどうやって人にテストしてもらうか、社内のステークホルダーに納得してもらうためのプレゼン資料作り、プレゼンの練習、(録画も自分でさせられます)と、実際に企業でUXデザイナーとして働くための役立つ授業ばかりでした。4.非英語ネイティブの私が爆速2ヶ月半で資格を取れたのか (1). とにかく時間を作ったから。特にコース3以降になってからは1日9時間勉強しました。朝3時間、仕事の後の午後3時間、寝る前に3時間。人と会うことをほぼ完全にやめました。外食もせず、大好きなブライアントパークでのんびりするのもやめ(寒くなりましたし)Netflixも観ませんでした。土日は12時間くらい勉強していたと思います。この頃になると無印のノートが文字で埋め尽くされていって次のノートに変わっていくのも楽しみでしたし、次のコースに進む時など、Netflixのドラマのように「よし、今日からシーズン5だ!」なんて言っていました。 (2.) Deep Lの翻訳サービスを利用した。とにかく授業の内容をさくっと理解してテストに合格しなければ次に進めない。英語ネイティブではない私はDeep L のサイトを3タブ一気に開いてとにかくがしがし頭に入れました。 (3.) ソーシャルメディアのアプリを全てiPhoneから削除した。これは効果的面でした。どれだけ時間も、精神的にもインスタの見ず知らずの人のストーリーやTwitterのろくでもない呟き、芸能ニュースとそれに対するどうでもいい一言に費やしていたかを身にしみて感じました。勇気がいることかもしれませんが、ぜひやってみてください。自分と向き合えます。インスタのメッセージはPCから見て返信できますし。5.大変だったこと各コースにしょっちゅう制限時間付きテストが出てくること。1時間以内に12−16問の選択式テストがあります。選択式だし、間違えたら間違いから学べばいいじゃん、と最初私は舐めていました。その後泣きを見る事も知らずに。なんと、制限時間付きテストは、3回間違えると、24時間 コースから追い出されてしまうんです。文字通り勉強の続きができません。1日の予定が全て狂ってしまいます。コース1で辛酸を舐めた私は動画内の大事な説明を毎回停止してノートにメモするようになりました。英語の勉強にもなったし、自信がつきました。むしろ日本語字幕がなくて良かったです。最後に爆速2ヶ月半で卒業し、資格を無事取れたわけですが、早速企業に見せられるレベルのポートフォリオを作り直そうと気合を入れています。最後の課題はポートフォリオ作成(他の学生が点数つける)でしたが全然納得いくものではないのでこのクリスマスも年末年始も予定を入れず作業に没頭しようと思います。学ぶことは何歳になってからでも遅くない。ひたすら自分と向き合うことのモチベーションを与えてくれた、#東村アキコ先生 の「かくかくしかじか」にも感謝します。 #Google #UXデザイナー #海外マーケティング #ニューヨーク在住 #ニューヨークおすすめ #Googleプロフェッショナル検定 #Googlecertificate #ニューヨークデザイナー #Googleプロフェッショナル #UXデザイン検定 #UXデザイナーコース 1 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート