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11ヶ月間のオーストラリアワーホリを終えて思うこと
こんにちは、kaoruです。
今週、11ヶ月間のオーストラリアでのワーキングホリデーを終えて帰国しました。
まだ、やけにリアルな感覚がある長い夢から覚めたみたいな、悲しさ半分・嬉しさ半分のふわふわした気持ちです。
でも、帰国から数日経って実家にも帰って、街や人の大小さまざまな変化を目の当たりにして、時は確実に進んでいるということを実感しました。
私がオーストラリアにいる間に実家がある富山で地震が起こり、その傷跡が街や実家に残っているのを見て、やりきれない気持ちになりました。
帰りを待ってくれる人がいること、帰る場所があること、そして私自身が無事に帰れたことは決して当たり前のことではないので、今のこの環境に感謝したいです。
少し話は逸れますが、実は私がオーストラリアに渡航する直前に大好きなおばあちゃんが他界しました。今でもとても寂しいですが、きっとおばあちゃんがみんなのことを見守ってくれて、私も何事もなく無事に帰ってこられたのだと思います。
少し暗い始まりになってしまいましたが、今回はワーホリを終えての感想・変化などを振り返ろうと思います。
月ごとの振り返り
こう振り返ってみると、新しい街に着いてから1ヶ月〜2ヶ月は仕事探しと仕事に慣れるのにいっぱいいっぱいで、3ヶ月目からやっと余裕が出てきていたなと思います。
私は都市移動してよかったなと思っていますが、やっぱり1年(11ヶ月)ってあっという間ですよね…🥺
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項目別振り返り
マインド
タフになった!そして失いかけていた自信を少しは取り戻せたかなと思います。
当然上手くいかないことも多々あったけど、人の手を借りつつも自分で全てやり切って、未知の環境でも自分の足でちゃんと歩けると実感できたことが収穫です。
異文化理解的なことに関しては、価値観が180度変わった!とかはなかったですが、実際に働いてみたり色々な国籍の人と関わったりして、視野は広がったと思います。超月並みな表現ですが🥺
オーストラリアの人々のフレンドリーさはとても好きでした。建前だったとしても、ニコニコ挨拶してくれると嬉しいですよね。
身体
食べすぎて太るのでは…!?と危惧していたのですが、体重は全く変わりませんでした。日々賄いをいっぱい食べていたけど、その分仕事で1日2万歩とか歩いていたおかげで太らなかったのだと思います。あとオーストラリアは外食で食べきれなかった場合は持ち帰り用の容器をもらえることが多く、量が多くても結局2食に分けるから1食当たりの量は変わってない…というのもあるかもしれません。
ただ、紫外線がすごく強くて、肌がかなり焼けました。夏は本当に紫外線が日本とは段違いで、もはや痛かった…
今冬の間に顔も体も白さを取り戻せるように頑張る所存です。
英語力
日常的に話す機会ができたので、スピーキング力は上がりました!でもまだペラペラには程遠いので、帰国後も英語を話す機会を意識的に設けなきゃなと思います。
リスニングは、オーストラリア訛りには少しずつ慣れたものの、洋画や海外ドラマを観ている時の感覚で言うとあんまり伸びていないような気がします😇
まぁウェイトレスとして働いて、ほぼミスなく同僚やお客さんとのコミュニケーションはできていたので、ある一定はできていたと言っていいのではないでしょうか🙂笑
ワーホリに行く前は、「英文科出身だし、英語話せるでしょ〜」と人に言われた時に「いや〜全然よ〜笑」とヘラヘラしてしまっていて、そんな自分が嫌だったのですが、今後は「うーんまぁちょっとは話せるかな」くらいは言える気がします😂
経済面
昨今「出稼ぎワーホリ」とも言われるワーホリですが、私は出稼ぎが目的ではなかったです。なので、結構いっぱい働いたけどその分旅行やその土地での体験にお金を使っていました。
ですが、結果的には6,000ドル(約60万円)弱を持った状態でワーホリを終えることができました。
初期費用も考慮するとワーホリ全体で+になったわけではないですが、多少のお金は持って帰ることができて嬉しいです。
タックスリターン(日本で言う確定申告)で、ずっとお給料から天引きされていた所得税15%が丸々返ってきたのがアツかったです🤤
シドニー・アデレードの住みやすさ比較
私はシドニーに4ヶ月、アデレードに6ヶ月程度住んで、アデレードの方が圧倒的に私には合っているなと思いました。街の相性って本当にあるなと実感しました。
慣れていなかったのもありますが、シドニーにいる時はあまり生活を楽しめていませんでした。アデレードでは、気の合う友達にも出会い、お散歩したりカフェに行ったり飲みに行ったりと毎日がとても充実していました。
以下、私的シドニーとアデレードのいい点・微妙な点を挙げてみます。
シドニー
いい点🙆♀️
有名な観光地が多く圧倒的にテンションが上がる!オペラハウス、ザロックス、ボンダイビーチなどなど
イベントがいっぱいある
微妙な点🙅♀️
日本人・アジア人があまりに多すぎる。街を歩いていて日本語を聞かない日はない
場所にもよるけど全体的に街が汚め
家賃が高い(とくにシティ内)
シドニー全体の規模が大きく、車なしではあまり楽しめない
バスの遅延がめちゃめちゃ多い
せかせかした人が多い気がする
アデレード
いい点🙆♀️
日本人・アジア人が比較的少ない
建築物が綺麗。古い街並みが多く残っていて、歩くだけでテンションが上がる
綺麗な公園が行きやすいとこにいっぱいある
コンパクトシティなので車なしでも生活しやすい
ワイナリーが多く、ワイナリー巡りができる。ワインフェスティバルもたまに開催され、ワイン好きにはたまらない
シドニーよりのんびりした雰囲気がある
微妙な点🙅♀️
遊ぶ場所は少ないので1年以上いたら飽きそう
シティ内のスーパーが小さい
有名なチェーンの小売店でもシティ内に店舗がなかったりする
日本からの直行便はない
冬は乾燥していて結構寒い
ワーホリする方へのアドバイス
非常におこがましいですが、私が思ったワーホリを楽しむコツを書きます。
それは、気になったらとりあえず行動してみることです!
私はこの11ヶ月間を通して、ひとつひとつの小さな決断や行動の積み重ねが自分の生活・人生を作っていくのだと強く実感しました。
正直あまり行く気がなかったけどちょっとだけ顔を出したパーティーでとても気の合う人に出会ったり、諦め半分で応募してみた仕事が受かったり…
もちろん、行動してみてとくに何の収穫もなかったこともありました。例えば、友達作りも兼ねて日本に関するイベントのボランティアに参加してみたけど、周りは留学に来ている若い学生だらけでモチベーションが合わず仲良い子もできなかった、というのはなんとも言えない微妙な思い出です。笑 でも、参加して後悔はしていないです。
リスク管理はしっかりしつつ、とにかくいっぱい行動してみるといいと思います!
上記は結局どの環境にいても同じなので、私自身も今後も思い立ったらちゃんと行動に移せる人でありたいなと思います。
最後に
アデレードを離れる時、空港に着いた瞬間に寂しくなってひとり涙してしまいました。旅行で行くことはあるとしてももう長期間住むことはないと思うと本当に寂しくて、でもそんな気持ちになるほどアデレードでの生活を楽しめた自分を誇らしくも思いました。
想像以上の素敵な出会いに恵まれ貴重な体験もいっぱいできて、勇気を出してワーホリに行ってよかったと心から思います。
この経験を糧に、これからもっと人生楽しむぞ〜✌️