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フランス長期学生ビザ申請、経済証明はどうする? [第3者が保証人となる場合]
フランスの長期学生ビザを申請する場合、必要書類に「経済証明」というものがあります。
この経済証明、留学資金が十分にあることを示すもので、大使館のサイトから必要書類をチェックすると以下のように書かれています。
![スクリーンショット 2021-08-22 13.43.50](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/59516773/picture_pc_9fd3ce1823b50f70c1469c05bc424dd5.png?width=1200)
経済証明の方法として、奨学金受給のない交換留学生の場合、2つの方法が考えられます。
① 私費の場合
・1か月以内に発行された銀行残高証明書(自分名義の口座)
1か月あたり最低615€の留学資金があることを証明します。
②第3者が保証人となる場合(両親名義の口座など)
・保証人の経済証明書(1か月以内に発行された銀行残高証明書など)
・保証書
・保証人のサインがされて身分証明書のコピー
私は、②第3者が保証人となる場合 を選択したため、その必要書類について書いて行きます。
・保証人の経済証明(英文、€建てもしくは円建て)
親名義の口座で、銀行の残高証明書を取得しました。
三井住友銀行の口座です。
過去にビザ申請をされた方のブログを拝見すると、「フランスのATMで引き出しが可能な銀行の口座でなければならない」、との情報がありました。
(三菱UFJ銀行○、みずほ銀行×、三井住友銀行×、とのこと。)
しかし、三井住友銀行の銀行口座でも、問題なくビザ申請の手続きが進められました。
口座内に必要な金額が日本円でいくらか?ということに関しては、大使館のサイトでも明確な情報が無いため、自己判断で用意することになります。
・保証書
保証人が、留学する人に対してどのような立場で保証人となり、資金を提供するのかを示す書類です。
フランスの正式書類の書き方に則って作成しても大丈夫ですし、こちらのPDFを利用していただいてもOKです。
書き方は以下の画像の通りです。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/59517137/picture_pc_9ad182ffee661a487d312d36b14e29f3.jpg?width=1200)
※注意点
・日付の書き方は、日/月/年 です。
・「保証人との関係」は、保証人が父親であれば「père」、母親であれば「mère」と書きます。
・保証人のサインがされた身分証明書のコピー
保証人のパスポートがあれば、そのコピーが1番いいと思います。(英語が記載されているため。)
私の場合、保証人がパスポートを持っていなかったため、運転免許証を身分証明書としました。
この際、運転免許証にフランス語もしくは英語の翻訳を添付する必要があります。
自分で翻訳してもいいようですが、大使館指定翻訳会社による法定翻訳が推奨されています。
私は、運転免許証(表)のコピー(横に保証人のサインを後から記入)+大使館指定翻訳会社によるフランス語訳
で提出し、問題なく受理していただけました。
最後に
銀行残高証明書や法定翻訳は、受け取るまでに日数がかかるので、時間に余裕をもって書類を揃えることが大切です。
今回紹介した方法で必ず大丈夫、ということではもちろんないですが、少しでも参考にしていただけると嬉しく思います!