推しの全国ツアー開催決定について
こんにちは、余白です。
先日、埼玉の希望・須田景凪 全国ツアー2023 "Ghost Pops" 開催がtabloidより正式にアナウンスされイヤッフウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!⤴⤴⤴⤴ めーーーーーーーーーっっちゃ!!!!!!!!!ホゥリデェェェェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!!!!!!!!!!⤴⤴⤴⤴⤴⤴⤴⤴
と、年甲斐もなくズバッと☆サマータイムしたのも無理からぬこと。
なんせ三年待ったからね。三年ってあんた、中学一年生が卒業、高校一年生が卒業、ニジマス・ギンヒカリが成熟する年月と同等ですよ。Ghost Popは東京ワンマンしかねンだべか……まぁ夏はフェスラッシュだし2024年に期待大だべ……と一縷の望みを来年に託したのも束の間、何の前触れもなく突如投下された巨大爆弾にオタクの脳は一瞬で焼かれた。
須田景凪ってドデカ供給に限って予告なく寄越してきがちだよね。そういうとこ最高だと思う。いいよいいよ~~~!!
何でこんなに心がすだすだしてるかってーと、やっぱ初の全国ツアーになる筈だった"はるどなり"の中止が未だ尾を引いてるからなんだよね。
「veil」のヒットや招待制ライブ"晩翠"の成功によって、追い風を受けに受けまくっていた須田景凪 初・全国ツアー。
全公演見事SOLD OUT。リハも上々。後は開催するだけ……
というまさにその時、突如世界を襲った怨敵・コロナウイルスの蔓延。全国七大都市を巡る大規模ワンマンツアーは、振替公演含め中止を余儀なくされる事と相成った。
当時、リアルタイムで追ってたけどまあ~~~辛かったね。確か一発目の東京公演の二日か三日前くらいで急遽延期になって、その後全公演中止になったんだっけか。
未知のウイルスの蔓延で色々不安定になっていたというのもあるけど、何ヶ月も前からずっとwktkして待っていたライブが呆気なく消え去ったのが悲しかったし、何だか無性に恐ろしかったのをよく覚えている。
何より、このツアーを誰よりも楽しみにしていたであろう須田景凪の心情を慮ると相当心にクるものがあった。
須田さんは、今でこそライブ大好きキッズ(30)みたいだけど、当時はライブに対する苦手意識がかなりあった様子。顔出しもテレビ出演もまだしてなかったしね(追記:めざましテレビに後ろ姿だけちょろっと出演はしていた)
年々高まるリスナーのボルテージや、周囲の期待に応えて全国を回るというのは生半可な覚悟では出来ないでしょう。開催に向けてかけた熱量や準備期間を鑑みても大ダメージであった事は想像に難くない。
そういう事を考える度、ツアー"はるどなり"がなくなったという事実が一層現実味を増してきて、オタクの心には連日冷たい風が吹き込んできた。結構長い期間引き摺ったな。仕事の都合で直前の"晩翠"を泣く泣く諦め、"はるどなり"もしくり散らかした挙句トレードにてようやっとチケット取れたという有様だったので。やっと生で須田景凪の歌を聴ける! 姿を拝見出来る! と勝ち確した瞬間全てが露と消えたのは堪えまくった。
当時、仕事で色々あったという事も手伝いストレスはマッハ。丑三つ時に大量のジャンクフード+ケーキ+揚げ物を限界まで食らい、呑めもしねえ酎ハイにエナドリぶちこんで腹に無理矢理流し込んだりした。多分、頭がおかしくなっていたんだな。
私が早死にスターターキットキメてドカ食い気絶部してる間、須田景凪はというと非常に穏やかであった。というか普段から殆ど様子が変わっていなかった。
延期→中止が確定した辺りで何度かゲリラ配信していたのですが、普段通りの落ち着き払った態度を常時維持していて逆に面食らった。マイクの前でも不動明王なら態度も不動明王である。顔出しのインスタライブ希望と言われて「そんなギャルみたいな事できないよ~……」と零したり、泥酔+極度の寝不足という意識朦朧状態で「MUG」を弾き語りして卒倒しかけてはいたが。大体今と同じだね。泥酔してるのに一切狼藉を働かなかったのは流石の品格と言える。
この時期、イベントの中止やアルバム発売延期の憂き目に遭ったアーティスト達がSNS等で荒れる事が多かった分、彼のまったりしっとりした配信は束の間の癒しだったなぁ。
と、心すだすだすると同時に意外に肝の据わった人間だとも思った。もっと荒れたりネガったりしても全然おかしくないのに「僕に出来る事と言えば、音楽を作る事しかないので。良い音楽を皆さんに届けられるよう制作を頑張っていきます」と前向きな決意表明で締めるなんてそうそう出来る事じゃねえぞ。イレギュラーな状況下において初めて個人の本質が分かるというが、私はそこで改めて須田景凪に着いていくべきだと確信したね。
とはいえ、須田さんが結構な心理的ダメージを喰らっているのは言葉の端々から感じ取れた。
なんだろう、俺らのよく見知った須田が「こんばんは~……(しんみり)」なら当時の須田は「こんばんは~……(瀕死)」って感じだった。「初の全国ツアーが……まさかの……中止……ハハハ……(瀕死)」みたいな事をやたらノリノリなダンスミュージックをバックに言うもんだからちょっと不安になったりもした。
「全国ツアーをしたい」という旨の発言を時折口にしていた事からも察せられる通り、件の出来事が須田氏に残した爪痕はまさしく"大きな喪失感"と言える。周囲の人間の前ではひた隠していたろうが、かなり苦しい思いを抱えてたんじゃねえかな。「全国ツアー、待ってます!」的な無邪気な質問を送られる度、どんな事を考えていたのかちょっと思い馳せちゃうよね。
その後の須田景凪の活躍はファンの皆さんならご存知の通りでしょう。
「この状況で少しでも皆さんに楽しんでもらえたら」とツアーで披露する予定だった新曲「MUG」を急遽リリースしたり、忙しい中弾き語り配信をしたり、Leeとの超イカすコラボPVを出したり、タイアップ曲の「Alba」や「Carol」を続けてリリースしたり、初の配信ライブ"催花"を開催したり……こうして書き出すとメッチャ活動してんな!? ビビったわ!
「出来る事は音楽を作る事しかない」という発言通り、全国ツアー中止の無念をおのれとばかりに音楽で晴らさんとするストイックな姿はカッコ良かった~。いつまでも過去に縋り付かず、少しずつ、しかし着実に次のステップへ進んでゆく感じね。私は心のどっかで(中止のショックで活動が停滞でもしたら如何しよう、、、)と思ってたんだけど、完全に杞憂だった。須田景凪はデキる漢しかもイイ漢なんだよな。
そんな感じで堅実に積み重ねた活動の数々が三年越しに実を結び、今回の"Ghost Pops"に繋がったのだと思うともうね、泣けてくるよね。
なまじ今年は音楽活動10周年ですし、そんな記念すべきスーパー・メモリアル・イヤーに全国ツアーします! リベンジも兼ねて!! とかもはや少年漫画よ。敗北した主人公が三年かけ修行を積み重ね、再び相見えた強敵に当時小馬鹿にされた初期技でトドメ打つやつよ。𝐻𝑦𝑝𝑒𝑟 𝐸𝑀𝑂……
やたら長くなっちまったが、何が言いたいかというと「"Ghost Pops"超楽しみ! 秋まで生きていよう!」という太宰治ムーブかましたかった所存です。
今月は東京ワンマンもあるし、夏はフェスラッシュだし、ツアーの頃にはまた何か別のお知らせも来そうだし、須田さんのおかげで生の喜びを知りっぱなしですね。向こうが本気(ガチ)ならばこちらも本気(ガチ)でチケット取りに行くのが礼儀。当落を震えて待ちたい。
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