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須田景凪 yawn event "apart"に行ってきた話




あ ご だ し 。


※1月28日に開催された須田景凪公式アプリ「yawn」初のイベント"apart"の超絶今更ライブレポみたいなアレです。昼夜両部ひっくるめてのレポとなります。
※須田氏本人が「配信の延長みたいなユルいイベントです♨」と仰っていたため、今回はそれに倣い、印象的だった部分をピックアップし極・ユルめに綴っていきます。お前のレポいつもユルくね? とかいう言葉の暴力はおやめください。
※頭もゆるるもといユルんでるので須田ッパネエ! ベェベベェベ! っつーよりひたすら「ああ^~心がすだすだするんじゃあ^~」というきもめのテンションでお送りします。見苦しいと思う。ご了承ください。


セットリスト

○昼の部
・造形街
・花瓶に触れた
・veil
・猫被り
・ダーリン
・雲を恋う

○夜の部
・造形街
・トピアリー
・veil
・刹那の渦
・ダーリン
・雲を恋う



・まずさぁ、脛が丸見えなんすよね。


・ステージには予め一人掛けソファが二脚セットされており、客席から向かって左側に須田景凪、右側に司会の藤田琢己氏がそれぞれ座っていたのですが、俺の席からだと須田の脛が始終ガン見えで些か困惑した。おい、おい。ええんか、開幕こんな出血大サービ須かまして。おじさんは、一向に、構わないカナ⁉️🤩✨✨
・何か須田さんが真冬にハーフパンツ履いてる様な雰囲気になってきたから説明するんだけど、本日の須田氏はオーバーサイズのデニムをお召しになっておりまして、長い脚を組む度ダボついた裾から脛がコンニチハ✌しちゃうワケなんですわこれが。須田氏腕周りのガードはまぁまぁゆるいけど脚周りは鉄壁もいいとこだからこいつぁめっけもんでっせ。須田景凪の脚ガチ恋勢だから嬉しい。昇天しそう。した。
・ちなみに肝心の脛レビューですが、須田氏の全体重(49kg~52kgくらい)を支えるに相応しい、細くてつるすべでごっっっつ美麗な脛だった。ナマ足魅惑のマーメイドって真冬にもいたんだね。美味しいヤミー❗️✨😁👍感謝❗️🙌✨感謝❗️🙌✨ハッピー🌟須マイル❗️👉😁👈

・しかしキモヲタが脛ガン見してたからかは知らんが、昼の部冒頭で思い出した風に「自分、足癖悪いんですけど、これ(ソファ)私物なので靴のまま乗ってても許してください♨」と弁解してたのには笑った。「大丈夫です」ではなく「許してください」って懇願するのが最高にすだすだしておるね。おじさんは、勿論、許しちゃうヨ⁉️✨✨

・私物じゃなくても足癖悪いじゃんとは絶対に言ってはいけない。


1.去年の須田景凪トバし過ぎ問題


・ウェルカムドリンクならぬウェルカムシンを頂戴したところで「2022 振り返りコーナー」がスタート。
・スクリーンに昨年の様々な活動が映し出され、須田氏と藤田氏がゆる~く解説していく、という本コーナー。こういうFCイベならではな年末総決算的企画いいねいいね。画面がそこはかとなくパワポ制作っぽいとこも親近感覚える。総務課の希望!

・しっかし、こうして振り返ってみると2022年の須田景凪トバし過ぎてねえかおい。特に4月。コラボ含むとはいえ、4曲も立て続けにリリースって些か異常だし禿げるぞ。リアタイで追ってた当時はああ^~須田バルーンの新譜きもちええ^~と禿げ散らかしてばっかであんま気にしてなかったけど、改めて見ると我々は激動の時代を生き抜いたのだなと感慨深くなりますね。

・あと、初対バン&初フェス&初舞台挨拶etc……と初○○がメッチャ多かったのも特徴的。飛躍の年2019、著しい音楽的成長を遂げた2020、ワンルームから外へ飛び出した2021と、須田さんは年ごとの特色がかなり濃いけど、中でも2022年は異質な年だったなぁとつくづく。

・ところでさらっと「今年は昨年以上に色々予定してます♨」みたいな事言ってたけどこれ以上に色々するってどうなっちゃうのカナ景凪クン……?
・もうこちとら「ダーリン」からの『Ghost Pop』で脳焼かれてんだが。イベ前日に突如投下された「花に風」で不毛地帯と化してんだが。しきりに「アルバムが出るという事は……??」的な匂わせしてくるしもうオタクの身体は闘争を求め始めてるよ。私が破産するのが先か、須田景凪がレッドブルに屈するのが先か。今年は戦の年である。

・ちなみにアプリ名『yawn』(あくび)は、須田さんが万年不眠症である事から「眠りに関した名前を付けたい」と思い、字面も響きも可愛らしいという理由で名付けたとのこと。「でも名前自体に深い意味はないです♨」
・また本イベントのタイトル『apart』は、バルーン名義でリリースしたリアルガチ初アルバム『apartment』が元ネタ。曰く「初めて出したアルバムと同じ、初めて開催するアプリイベントなので♨」
・これ聞いて思い出したんだけど、今年、須田バルーン音楽活動10周年なんだよなァ……漢気溢るる「ダーリン」や先の昨年以上発言からして既にヤバそうな気配芬々たるよ。須田ァ! 早く俺の事○してくれやァ!!!(狂気)

・ところで鼻歌はどうなりましたか……?


2.三十路迎えても何かと尊過ぎ問題

・振り返りコーナーラストは、つい先日誕生日を迎えたばかりの須田氏の三十路事情へ。
・「30の重みが凄い♨」と苦笑する須田氏。かなり前に「25過ぎた辺りから何かどうでもよくなってくる」「(歳を重ねる事は)抗えない事象の一つだと思うので自然に受け入れていくしかない」などと配信や須トーリーで諦観めいた事を零していたが、泰然とした須田氏でも三十路の"圧"は重々感じている様子だった。
・というか前に、30になったら年齢非公開にしようかな~♨とかいうぶっ飛んだ事言ってたもんな。三十路から逃げるんじゃない。

バラされてますがな


・それでも「まぁ今後もパリピノリでやってくんでよろウェーイw」ではなく「18歳から見たら"おじさんじゃん!"となるかもしれないじゃないですか。そう思われたらイヤだな~って。カッコいい30歳になれるよう頑張ります♨」とガッツリ決意表明で締め括ったのは流石。いつも思うけど須田景凪は決してファンの好意に胡坐かかず、しっかり成長する意志を見せつけてくれるとこが最高にイカすんだよね。
・是非ともカッコいい30歳になっていただきたい。つーか先の発言でカッコいい30歳の称号GETしたも同然だよもう。ついでにセクシーな30歳&可愛い30歳の称号もGET済みである。三種の神器兼ね揃えてるとかおま……俺の推し最強か? 最強だったな。

・全然関係ないんだけど、今回の須田さん、メッチャクチャファンに気ィ使ってくれてませんでした? どうでした?
・質問コーナー(後述)での丁寧な受け答えとかもそうですが、会場全体を頻繁に見回していて、ここにいる全員と目ェ合わせてやんぞという気遣いのパッションを感じた。前席は勿論の事、後方や左右、果ては二階席の奥の方にまで度々目線を寄越していて、時たま「見えてますよ♨」「見ているからね♨」と手を振ってみたりしてやんの。あまつさえ無表情から急に口角キュキュッと上げて笑いかけてみたり、目を見開いてちょっとおどけてみたりしてやんの。しかも噛む度恥ずかしそうにそっと顔を背けて照れてやんの。おい。おい。解釈違い。破壊力。破壊力が、やばい。こ れ は ま ず い 。

・度々ぶっこまれる重大解釈違い案件にオタクはしめやかに大悶絶。あのさぁ……須田景凪ってクールでミステリアスなイメージで売り出してるじゃん? しかも何か退廃的な感じじゃん? 何をどうしたらファンにホイホイ口角サービス寄越す茶目っ気たっぷりプリティースダービー開催しようと思える? 俺の景ナが? ずきゅんどきゅん? 歌い出しーふっふーってか? 最高かよ……もっとくれよ……四六時中すだぴょいしようや…………。

・須田さんってファンとの距離の取り方秀逸というか、良い意味でうっすーい壁を常に張り巡らせてる印象だったからオタク凄く困った。須田って言うより素田なのよ。概念がガチ恋距離なのよ。これあの場にいた全ての人間が景凪にハートをキャッチされてただろ絶対。私か? 勿論された。

・なまじ気難しそうな虚無顔がデフォな分、屈託のない笑顔の威力が凄いのよね須田はねホントにね。数分おきに破壊光線ブチかまされてる感じ。須田景凪が不意に放つ微笑みは列島を消し炭にするってワケ。


3.ファッションセンスも良過ぎ問題


・あと今回ファッション面もバッチグー(死語)でしたね。今回っつーか大体いつも須田ファッションはバッチグー(死語)なんだけどさ。

・昼の部では昨年のスダデリック配信でも着用していたクルーネックセーターを、夜の部ではJUNONにて着用していた大判チェック柄のダメージシャツをそれぞれお召しになっておりました。ボトムスは前述した通りのダボダボデニムで、ソックスは何かモサモサしたモノトーンのやつ。
・両部共FCイベに相応しいリラックス感がありながら、どこかスタイリッシュでシャレオツだったな~。昼はカジュアル感強め、夜はほんのりキレイめクール系と差別化していたのもグッドジョブ。
・毎度思うけど、須田氏は自分に似合う服をガッチリキッカリ熟知してるのが良いっすよね。件のセーターは勿論の事、チェックシャツもそのままスポンと着たらだらしなくなりそうなもんなのに、見事着こなしてるから感服しかけたよ。オーバーサイズ似合うの強い。華奢体型ならではのアンニュイな色気が出るというか。俺があのシャツ着たら電車男時代のキモヲタ確定だもんな。

・あとこのコーデなら無難に黒や茶で足元をまとめそうなもんだけど、どっこい俺らのオシャレ番長は黄緑×ピンクの春色スニーカーを装備しさりげなく季節を先取りしてきたりする。
・ナイキ エア ハラチ クラフトのライトシルバー/オーシャンブリス/ピンクオックスフォード/シトロンティントってやつらしい。エクスペクト・パトローナムかよ。キミも須田とオソロのシューズを履いて、最強のキモヲタになろう!


4.足癖悪過ぎ問題

・須田氏と言えば絶望的に足癖が悪い事で有名。脚を組むわ(一応靴脱いでから)ソファの上で三角座りするわ貧乏ゆすりするわ最終的には何か色々諦めて床に座り込むわ死ぬほど行儀悪い天衣無縫の自由奔放さで以てファンの肝を凍てつかせるのが常ですが、今回もまぁ~~足癖悪かった。
・悪かったってか、ソファが私物+眼前にガチヲタしかいねえってんでいつもより多めに足癖を悪くしております……!! って感じだった。サービ須なんかな。普段なら「脚が……疼いちゃうんだ……✌」という趣で辛うじて奥床しさを維持してるもんだけど、今回の須田はまるで維持出来てなかった。

・ だ が この足癖の悪さもまた格好良いんだよね~! 不思議とだらしなさが全くねンだわ。憂いを帯びた気怠さ、クールでどこかミステリアスな空気。崩れているが故に漂う色気と言いますか、憂愁めいた危うい表現力が彼の脚には絡みついていて、まるで一つの"画"であるかの様に佇まいとして完成されている。背もたれに軽く預けた薄い背や、肘掛けに力なく載った骨っぽい腕なんかもそうだね。須田景凪という一人のアーティストを構成する退廃的なスパイスとして、カチリとハマっている感じがとてもGOOD。
・普通、足癖悪かったら横柄で気取ってる風に見えるモンなのにな。傲りの類が一切なく、尚且つスタイルの良い須田景凪だからこそ魅力の一つに昇華出来るんだなぁ。あっぱれなんすね。

・でも、自分の足癖の悪さ見て「直したい……」と落ち込むとこも俺は景凪の魅力の一つだと思ってるよ(後方腕組み彼氏面)


5.MV撮影でイジメられ過ぎ問題

・振り返りコーナーの次は「MV名場面集」がスタート。何かヘビとかが入ってそうな箱の中に須田氏が手を突っ込み、紙に書かれたMV作品の裏エピソードを暴露しちゃうゾ! というガチャ要素の強さがキモです。

・記念すべき選出作品は、昼の部→「ゆるる」「ノマド」「飛花」、夜の部→「パメラ」「雲を恋う」「はるどなり」の計六作品。MV被りに若干期待していたんだが無事回避したようで良かった。期待すんな。

・そんで貴重な裏エピソードを色々と話してくだすった須田氏。実写MVの「ゆるる」「飛花」「はるどなり」に関してですが、

「ゆるる」:撮影は工業地帯の某廃墟にて。真冬かつ海からの寒風吹きさすぶ極寒状態での撮影だったが、公開時期的に春っぽさを意識しねえといけねえって事でキャスト全員薄着。案の定寒過ぎたので、休憩の合図がかかった瞬間全員ダッシュで階段をかけ上がり控室の暖房前に寄り集まるハメに。

「飛花」:撮影は夜の渋谷にて。ラストの雨に打たれながら歌うシーンはホースでパラパラッと水を撒くだけなので全然濡れないっすよと聞かされていたが、担当者が新人スタッフだったせいか今一つエモに欠ける絵面に。
 業を煮やした制作側のボスが「もういい、俺がやる!」とホースを取り撮影が開始されたものの、歌い始めた瞬間凄まじい量&勢いの水が頭上から降り注ぎズブ濡れになった。笑い過ぎて歌えなくなったので髪をドライヤーで乾かし撮影再開、再度ズブ濡れになる。
 また、駐輪場での撮影は人が通る度撮影を中断していたが、如何せん夜の渋谷なので通行人のガラはよろしくない。「なに? MV撮影??」と絡まれる度、須田氏はビビり散らかしたという。

「はるどなり」:撮影は鎌倉の某廃教会にて(現在は取り壊されたそうな)
 古い廃墟なので埃が充満し、息を吸うのも危ういほどだった。そのため歌唱シーンは口パクで何とか誤魔化していたが、監督から「須田君……歌ってみようゼ^^」と言われ仕方なく全力で歌うハメに。撮影終了後、二日はまともに声が出なかったとか。


過酷過ぎるだろ。


・ダチョウ倶楽部張りにカラダを張りまくってる須田に笑った。じゃない、驚愕した。「ゆるる」と「飛花」のエピソードは何度か聞いた事があったものの、まさか「はるどなり」にまでそんな過酷エピソードがあったとは。嘘だろ、あんな✨春を待ち侘びるレッドブルの妖精✨って感じの優雅さなのに。世間的なイメージと実際の劣悪さにおいては平安貴族に勝るとも劣らず。
・ちなみに「飛花」の水圧体験エピソードは神山羊との配信等で触れていたものの、通行人に絡まれたエピソードは今回が初出なのでまだ隠し玉あったんか! と少々驚いた。
・何か須田さん、久々に埼玉帰ったら暴走族見つけて速攻帰京したとか、ガン付けられたら怖くて俯いちゃうとか、性格に違わぬ気弱エピめっちゃ多いけどあの目付きと肩幅フル活用すれば大体のチンピラ蹴散らせるんじゃねえの……? メトロック東京のリハとか「あ゛?」みたいな威圧顔で迫力凄かったし。思い出せ、昼想夜夢「パメラ」ラスサビを……歌い手オーディション最終選考を……!!

・あと、ライブパート(後述)で「ダーリン」を歌った際にもオマケ的に撮影秘話を話してくれまして。
・曰く「ラストシーンでカプセル剤を食べたんですけど。勿論人体に害はないものなんですがこれがメッチャクチャまずくて♨」「溢れ方に納得いかなかったり、口の端に引っ付いたりで、結局5テイクくらい取り直しました」「こう……吐き出したりティッシュとかに包むのも嫌じゃん? 全て完食しました、はい」

・いや完食したんかい。

・このカプセル剤に関してはまさしくトラウマ級なのか、終演付近のトークでも「100年くらい経ったポイフルみたいな……?」という分かりそうでよく分からない喩えでその銀河的まずさを回顧していた。潔癖症が仇となったエピソードである。
・というか、兼ねてより目撃したかった須田の初食事シーンが「激マズカプセルオーバードーズ」ってどうよ。

・にしても、物静かなアボガドさんが一粒口に含んで「ウ゛ワ゛ァ!!!」と叫び出すほどであり、陽気な松井泉氏(後述)が「あれホントまずいよね……」と顔を顰めて同意するほどのまずさってどんなだ。百味ビーンズのゲロ味とか腐った卵味みたいなもんだろうか。そして全員スルーしていたが松井氏は何故に激マズカプセル履修済みだったんだろうか。

・思ったけど、イジメられ過ぎというより実写撮影にわざわざ過酷な環境を引っ張って来る須田景凪さんサイドに問題があるだけではなかろうか?


6.アボガド6の感情ドデカ過ぎ問題


・須田景凪 a.k.a バルーンのアートワーク担当者と言えば大正義アボガド6先生。須田バルーンのビジネスパートナーでありズッ友でもある御大ですが、今回は未だ謎めいた部分の多い氏に関するエピソードもちまちま明かされました。
・そして思った事……アボ御大の須田に対する感情がデケェ! デカ過ぎる!! 彼岸島の総面積張りにデケェ……!!!

・何でも、本イベント開催前日に突如発表された「花に風」の件。

・こちらはみんな大好き初音ミクと"360 Reality Audio"なる何か凄い音響技術とのコラボに提供されたイメージソングであるわけですが、元々バルーンは本コラボにはノータッチで、アボガドさんのみがアートワーク担当としてソロ参戦していたそうな。ソニー主導の企画だからワーナー所属のバルーンがチーム入りしてないってのは当然っちゃ当然ですね。
・で、合成音声のミクさんと音響技術のコラボならそりゃ専用のイカした音楽とMVが必要だべって話になり、アボガドさんにMV制作の依頼が舞い込んできた。
・しかしアボガドさんは仕事もプライベートもメッチャ多忙で、ぶっちゃけMV作ってる暇がない。だ が 、バルーンが関わるなら話は別だった。
「バルーンさんの曲ならMVを作ります」とアボガドさんが鶴の一声を上げた事により、急遽ボカロP・バルーンの参戦が決定。オタクをバリ沸かせたあの「花に風」爆誕と相成った……というのが流れ。

・GJ……アボ兄貴GJ……!


・なんだこの少年漫画みたいな激アツ展開。これ完全に"とある事情で戦線離脱し人里離れた山奥で余生を過ごしていた最強格キャラが、主人公の絶体絶命のピンチに駆け付けもう一度だけ剣を抜く"いつものアレじゃん。アボガドさんがクールそうに見えてメチャクチャ須田バルーンに懐いてる(?)ってのは彼のサブ垢等で知っていたが、こういう具体的なエピソードは意外になかったから何だか新鮮。もっとちょうだい。

・というかアボガドさんって「バルーンPとはただのビジネス仲間なんだが??」みたいな顔して(してない)実際かなりの須田バルーンオタクだよね。何かの機会に焼肉行った時、全身を須田グッズで固めて待ち合わせ場所に颯爽登場したとか完全に覚悟完了した強火ヲタだろ。
・ちなみに「ダーリン」のMV撮影現場にも全身須田グッズ装備で来たとか。勝てねえ。もっと後方腕組みアートワーク担当者面しろ。

・全然関係ないんだけど、アボガドさんが毎回肉食ってるように思うのは気のせいだろうか。須田さんと一緒にイメージ崩壊必至・焼肉ドカ食い気絶部配信して肉と一緒にファンの脳を焼いてほしい。


7.トークゆる過ぎ問題


・ワンマンでは寡黙な印象の強い須田さんですが、今回はどちらかと言えばトークメインのイベントであるためまぁ喋るわ喋るわ。大変珍しい"饒舌な須田景凪"を生で括目出来て僕はマジ大満足でしたね。

・しかし、予想はしていたがとんでもなくユルぅ~~~いトークであった。何と言うのだろう、ぐだぐだとテンポ良く進む(特大矛盾)会話のキャッチボールが最高にすだすだしていて須田だった。須田さんは稀に「人と話すの苦手で~根暗だから~⤵」みたいな事言うけどすぐバレる嘘を吐くのはやめな。普通にあなた話上手いし陽キャ寄りの人間だと思うよ。陰キャは友達とあてのないドライブ旅行とかしねえから(偏見)

・以下、印象に残ったシーンや発言を書き連ねていきます(ロッテリアの件は武士の情けとして省く事にします)

○トークパートでのファン質問コーナーにて。「最近好きなキャラは何ですか?」という問いに対し「あまりアニメや漫画追えてないから作品でも良いですか? GANTZを最近また読み出してハマってます♨」と回答。
 この後ずっとGANTZから離れられなかったのか、何かのタイミングでリアルレソロジカ案件が発生した際「頭の裏に(後頭部で円を描く仕草)GANTZがあり過ぎるのよ♨」と謎のイマジナリー発言をする。

○同コーナーにて。「コーヒーは飲めましたか?」という質問に「まだ飲めてないんです♨」と案の定な回答。
「牛乳や豆乳を加えると飲みやすくなりますよ!」とファンが進言すると「乳製品飲むとさ……咽喉がイガイガしてきめえ事になるじゃないですか?」とやんわり却下する。須田さんバナナについても「口がきもくなる」と言ってたけど口腔内がきもくなる事への嫌悪感強過ぎるだろ。デンタルケアガチ勢か。

○藤田氏との2022年振り返りコーナーにて。ライブの振り返りをする度「昼想夜夢行ったよ~って人は? あぁ結構いますね……じ ゃ あ 行 か な か っ た よ ~ っ て 人 は ? ? 」「 メ ト ロ ッ ク に 来 な か っ た 方 い ま す か ? 」と手を挙げさせ続けたせいで藤田氏から「晒し上げしてるんですか!?」と揶揄られる。
 
なお藤田氏がこの後しっかりと「須田さんは好青年です……✨」と急にフォローし始めたせいで何か脅されてるみたいになっていた。
 ちなみに目を見開いておどけたり、口角キュキュッと上げてハッピー☆須マイルかます須田が見られたのは大体このへん。妖精なのかな。

○トーク以外では、私物のスマホをちまちま弄っていたのが印象的だったな。言葉に詰まる場面があるとポケットからスマホをサッと取り出し、スケジュールやAmazon購入履歴を辿って回答する、といった感じ。そんなゆるくて良いんだ……🌸と謎の感動を覚えた。
 ちなみに件のスマホは黒いiPhoneでして、クリアケースをかけて中にチェキを一枚(おそらくGUコラボで使用していた空?の写真)入れている、というこだわりを感じさせる仕様。
 スマホいじってる時の俯いた横顔とቺቻቺቻした顎肉が無防備で、何かドキ♂ドキ♂しますよね。しない? そう。

○ライブパートではお馴染み大正義モリシーさん(Gt.)に加え松井泉氏(Perc.)が参戦。
 松井さんは今回が初須田タッグなわけですが、出現した瞬間の「……ッ!?」感が凄かった。何か、一瞬場内の空気が変わったよね。刈り上げマッシュルームヘアにピチピチTシャツに赤いオーバーオール姿の大柄な男性ってなかなかお目にかかれないからね。しかも隣にいるモリシーさんはモリシーさんでドデカいアフロヘアだったからね。二人共登場時点でキャラ濃過ぎてこれからどうなるのかと思っちゃった。
 ヤクトミラージュもかくやと思われる松井さんの異質感はモリシーさんも承知していたのか、登場早々「芸人みたいなw」と松井さんをひとイジり。我々が抱いた感情を簡潔に言ってのける手腕に感動を覚えた。
 直後、須田氏がモリシーさんの頭をしげしげと眺め「……何か、モリシーさんの毛量が年々増えていて……リハで今年初めて会った時挨拶もせず無言で髪触ったんですよねぇ……♨」と零したのにも笑った。

○須田氏が松井さんと出会ったのはほんの数ヶ月前だそうで、ドラムでお馴染み堀さんから紹介されたとの事。
 曰く「パーカッション出来て優しくて、あと俺と相性良さそうな」という条件に合う人がいないか堀さんに聞いたそうな。「優しい人」が条件入りしてるとこ清楚なOLの婚活感あって好き。
 しかし「それなら松井君しかいないよ!」と写真を見せられた須田氏は「いやメッチャイカつくて怖い人じゃん!!」と盛大に恐れ慄いたそうな。結果として松井さんはこの日のために苦手なドラムを仕上げてくるくらい優しい兄貴だったわけだが、須田氏毎回毎回イカつい男性相手にビビり散らし過ぎだろ。というかイカつい男性とのエンカウント率いくらなんでも高過ぎだろ。呼び寄せるんか。

○ライブパートにて「veil」歌唱後。
「この曲は、炎炎ノ消防隊という作品がアニメ化した際のED主題歌として書かせていただいた曲なんですけど♨」「タイアップってマジで難しくないですか?」「例えば、皆さんが一週間以内にこの本の帯書いてください! と言われて書けますか??」「だから皆さん、本の帯を書いてください♨」すまん、割と余裕で書ける自信ある。

○松井氏は炎炎履修済みらしく、↑の話の際「炎炎やってたんだね!?」と少しばかり驚いていた。毎週アニメ観ていたのに気付かなかったらしい。
 須「もしかしてED飛ばしてました?」松「……ごめん飛ばしてたかもw」須「まぁ俺も飛ばすけどw」須「皆さんはED飛ばして観ますか? ED飛ばす人はブロックします♨️」

○「刹那の渦」歌唱前の須田とモリシーさんのやりとりも印象的。
 ニュアンスのある少々特別な一曲だと語る須田氏に、モリシーさんは「"だし"というかね」と相槌。須「ん? だし??」モ「だし、だし」須「あ、そういう事じゃなくて……」モ「え?」オーズOPに突入しそうなこの微妙過ぎる空気感、プライスレス。
 ちなみに歌唱後もこの"だし"概念を引き摺っており、須「だしだってぇ~……ちなみに何だしですか?」モ「……あ ご だ し ♡」須「……最悪w」なんだこのやりとり。

○「雲を恋う」の間奏は破壊力がなかなかのモンだった。ライブパートラストの曲ってんで迫りくる現実の気配を感じ、オタクがいつものお通夜ムードに突入しかかってる時、不意に「アコースティックライブ終わるの、寂しいっすね(イケボ)」と囁くのはいかんでしょ。なんだその切なそうな微笑みは。しっとりした声音は。湿度は。禁止カードやぞ。
 メトロックの「歌ってますか?(イケボ)」もそうだったけど、歌声から地声に突然切り替わるとオタクの情緒破壊されがちだからやめてほしい。うそもっとください。

○ラストはほんのちょっとだけグッズ紹介タイムを展開。例の寝間着スウェットを手に「これ……パッと見パジャマっぽいんですけど、着てみると意外と可愛いのでオススメです……!」「胸元の傘マークは無理を言って刺繍にしてもらいました……!」とジャパネットけいなモードに入った須田が些か𝕊𝕦𝕡𝕖𝕣 ℂ𝕦𝕥𝕖過ぎた。でもあれがパジャマにならないのはスタイル良くて雰囲気のある人だけだとおじさん思うよ。そう、須田景凪みたいなね。
 ちなみにタオルやTシャツに描かれたイラストは、後々「あぁ^~」となれる伏線だとか。備えよう。


8.アコースティックアレンジ良過ぎ問題


・本イベントの目玉と言えば、忘れちゃならねえアコースティックライブ。
・いつものライブではオーソドックスなバンド形態にシンセをひとつまみ、が基本ですが、今回はアコースティックってんでツインギター+パーカッションのみという極めてシンプルな編成でお届けしてくれました。

・ギターと書いたが正確にはアコスタソニックというエレキとアコギの良いトコ取りみたいなのを使用してたっぽい。モリシーさんのは分からんが須田さんが使ってたのは多分Fender Acoustasonic Player Telecaster AWTというアコスタ。お値段13万8千円也。意外とお手頃。

・そんでこのアコースティックアレンジなるものがメ~~~ッチャクチャ良かったんだよホント。いつものエレキギュインギュインでないならしっとり落ち着いた雰囲気なのかな~と油断してたらどっこいノレるのなんのって。正直、完全着席制だったのが少々もどかしいほどだった。あれは立ち上がり蒼穹に向け腕をブン回すべき代物だった。

・まず、開幕アコスタ一本で紡がれる「造形街」にシビれたよね。ノスタルジックな脆さを秘めつつも根底に強い感情を燻らせた歌唱、どこか不穏なメロディラインとシリアスな空白の美。所謂"アガる曲"ではないのに、無意識のうちに上体が揺れ動いてしまう奇妙な高まりを感じた。
・何より、須田景凪もといバルーンP初の作品を開幕に持ってきたのがニックいよね~~! ライブってどうしても最新曲+ヒット曲の構成になりがちだから、生きてる間に生「造形街」を聴けたのは非常に貴重な体験だったと思う。こういうのもカジュアルなFCイベならではだな~。

・個人的に、特に印象的だったのは「猫被り」っすね。最近の曲では一位二位を争うほどわたくしのハートに刺さった曲なのですが、これはアレンジがほんっと~に良かった!
・須田氏曰く"カントリーアレンジ"との事で、原曲の跳ねる様な軽快さはそのままに、よりポップであっけらかんとしたムード漂う楽天的な響きに仕上がっていた。ギャップで歌詞が余計重く感じるね。
・この曲こそパーカッションを使った意味があるというか、原始的な打楽器メインで奏でられるからこそ生まれる素朴な力強さが「猫被り」にピッタリ過ぎてな。軽率にCDの特典か何かに音源付けてほしい、そう思わずにはいられないほど""良い""アレンジでした。

・そして何と言っても「ダーリン」ね! これ多分ファン全員待ち望んでいた曲なんじゃねえかな。スマッシュヒット曲のライブ初歌唱がまさかのアコースティックver.とはなかなか思い切ってると思うのですが、これも原曲とはまた違った狂気が爆裂していて最高であった。
・なんていうのかな。原曲がトレンド感を意識した艶と狂気を纏っているとするならば、アコースティックver.は粗削りな"生音感"を前面に押し出し、大人の渋さと色気をより強調している印象。須田氏の歌声も艶やかと言うより叩き付けるかの如く激情的で、原曲以上にソリッドな迫力に満ちていて震えたね。

・つーかあの曲を生でガッツリ歌えるってのがまず凄い。「ダーリン」って並みのボカロ曲より難易度高くありません? 極めてシンプルなコード&ストレートな歌詞という都合上、誤魔化しが一切効かないため上手く歌い上げないとちょっと恥ずかしい事になりかねんと素人ながら思うんだよな。純粋な素材と技術力で勝負しなきゃなんねえ地力試される曲というか。土井善晴の塩むすびレシピと同じ。
・だからこそ、アコースティックver.という更に誤魔化しが効かない仕様で初生歌唱に臨んだ須田ッパネェ! とテンションブチ上がったし、ブレずにしっかり歌い上げてみせた漢気にも唸った。と、同時にこれ原曲そのまんまで生歌聴いてみてえなという欲も沸いた。やめろよ……5月の『Ghost Pop』待ちきれなくなるだろ……。

・あと、今回須田さんがめっちゃくっちゃ楽しそうにパフォーマンスしていたのも信じらんないくらい良かったな~。

・「花瓶に触れた」のイントロで一瞬跳ね上がってエフェクター踏むフリしたり、ニコニコしながらギター掻き鳴らしたり、「猫被り」の間奏でスキップを踏むかの様に縦ノリしたり、頻繁にモリシーさんや松井さんと目配せして悪戯っぽく笑ったり……と゛う゛し゛て゛そ゛ん゛な゛ に゛か゛わ゛い゛い゛ん゛た゛よ゛お゛お゛お゛! ! ? 脳゛か゛焼゛か゛れ゛る゛た゛ろ゛お゛お゛お゛! ! ! ? ? ? 

・マジでどうしたかと思った。俺の知ってる須田景凪って、直立不動と称されるほどライブ中動かない硬派なアーティストの筈なんだが。軽快にステップ踏みながら花笑むとか通常有り得ない筈なんだが。なんだあの人懐っこい表情、ウキウキな須田。本当に心からライブ楽しんでるのがひしひし伝わってきてもうね、オタク泣きそうになった。感゛無゛量゛ッ゛!

・アホみたいなツイートが現実になるとか普通思わんだろ。


9.変装(?)ド下手過ぎ問題


・もう数ヶ月前だから時効やろと思って書くのですが、個人的にかなり衝撃的だった事が開演前にありまして。

・10時30分を回るか回らねえかくらいの時間だったか。寒空の下、グッズ待機列でワクワクブルブルしながら道行く人々をぼんやり眺めていると、すっと一人の男性に目が吸い寄せられた。

・ネイビーのロングコートを着こなし、バケットハットを目深に被った男性だった。コンビニ袋を素っ気ない様子で提げているところを見るに、会場前のローソンで買い物をした帰りだろう。猫背で伏し目がちだが、緩やかに歩む姿は均整が取れていて、どこか思慮深い独特の雰囲気があり不思議と人目を引いた。猥雑なラブホテル街において、彼だけが秋の花めいた密やかな異彩を纏っている。その姿、まるで須田景凪の様である。


…………。

……………………。

………………………………。

………………………………………………。



って須田本人じゃねェか!!!!!????


・まさかまさかの リ ア ル ガ チ 三 次 元 ナ チ ュ ラ ル 須 田 景 凪 を目撃ドキュン! するという。うそでしょ。マジ?? どんな世界線??? 何ルートこれ?????

いや、ナチュラルかどうかはさておいてリアルガチ三次元景凪さんは何度か生でお見かけしてるけども。しかしステージ上でも画面越しでもない、文字通り"地に足の着いた推し"を偶然近距離から目撃するのは些か予想外過ぎた。須田そのものだもんな。そのものっつーか本人だもんな。ビビるわ。

・会場内に消えてゆくのを呆然として見送ったよ。堂々とし過ぎだろ。何やってんの須田さん。イベを控えて士気向上中の血気盛んなオタク達の前に現れるとか自殺行為でっせホンマ。しかも格好がまんま初詣行った時のだし。あの切り干し大根みたいな袖のコート珍しいデザインだから、FCイベに来るほどの"ガチ"が見たら一発で真名看破しちゃうだろ。実際爆速看破したし。

・絶対にバレないという自信があったのか、はたまた(ちょ~っとは騒いでくれるんちゃう??)という下心があったのか。いずれにせよ大物である。

・地味に驚いたのは、思わず近くにいた人に「あれ、須田さんですよね……?」と言ったら「あ~みたいっすね~🌻」と返された点。なんだ、その、ライトなノリは。東京だと割と当たり前なんか。須田景凪ってそこらへんに生えてるんか。彼岸島の日本刀的な。



・てなワケですこぶる楽しいほっこりわくわくイベントだった。毎秒アパってほしい。以上です!



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