![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/165782504/rectangle_large_type_2_65d20c3af6787d0b5aeba1d10d2acb60.jpeg?width=1200)
眠れない思い抱き締めた…
先日のこと。
ZIGGY tour 2024「For Prayers」のファイナルへ。
![](https://assets.st-note.com/img/1734211185-QYSeKIR4gDAby6zcxjFEap2X.jpg?width=1200)
荒んだ幼少期、現実に逃げ場が何処にもなくて、電気の紐にビニール紐を繋げて輪っかを作った。
だけど手で引っ張っただけで電気の紐ごと切れた。
それを見た母に、電気を修理しなくてはならないと怒られた。
それはそれで「たとえ親だろうと人間に期待をしてはいけない」という戒めになった。
学校の先生なんて当てにならないことはとっくに知っていたが、「大人は煩わしいのが嫌い」というのは親も他人も一緒なんだと学んだ。
それから人間は苦手だ。
ある日、友人の母親に地方局のJ-POP専門番組を教わった。
次の日から夕方17:00からのその番組を聴く為に家で待機した。
体が痛くても、物が無くなっても、耳障りな言葉も、全部その番組があることだけで超えられた。
世の中にはこんなにも心が沸くような歌がある。曲がある。
もっと色んな曲は知りたいと思った。
それが今の私のルーツ。
「生きなくていい方法」を探すことから「生きる為の方法」を探す様になった。
私はあの頃出会った音楽に、アーティストに生かされた。
ZIGGYの音楽もそれに然りだ。
色気のある歌声とグラムロック。
バンドを組んでた先輩達の誰もがコピーしてた「GLORIA」。
文化祭のコピーで1日に何度も聴いた覚えがある。
その他、今でも多くの人が聴けば沸き立つ曲を何曲も世に放っている。
それだけでも素晴らしいことだけど、自分が放ったもので人の心を豊かに出来る、中には人生を変えられた人もいるだろう、どれだけの功績か。
一流と言われるミュージシャンが必ずしも品行方正なわけではないというのは歴史が証明している。
偉大な天才音楽家と言われているモーツァルトだって女好き過ぎて、頭の悪過ぎるくらい下衆な曲(歌)「おしりの歌」を残しているくらいだ。
それでいいと思う。
天才に一般的な普通を求めてはいけない。
でもね、違うと思うんだ。
汚い世界でやっていくのには純粋で優しすぎたのだと思う。
だから心が耐えられなかったのだと感じた。
あの時森重さんの歌にもいただいた生きたいという活力を半分だけ返してきた。
半分は私の為に残した。
気が乗らない時の無理もやりたくないことも沢山やってきただろうから、少しの間かもしれないけど心と身体を休めてやりたいことをしていただきたいです。
![](https://assets.st-note.com/img/1734211325-en32N7yOcWm5hL0K6JbRkvow.jpg?width=1200)
ライブ前に入ったお店で食事をしたら、アイスティのレモンがタワーになっていたのと、炒飯に海老がもりもり乗っていてテンションが上がった。
海老炒飯は自分でもやろう。
![](https://assets.st-note.com/img/1734211347-o4El7TRZLQd1BwkKWtvI0XpH.jpg?width=1200)