第一子出産から18日目の綴　退院後絶対混合希望もなぜか完母で進行中!?なワケ

今月頭に第一子（以下：アカサン）を出産した。
出産自体も壮絶だったが、その後の会陰の縫合がきつかった。
立会したのが実母で本当に良かった。（主人はタイミング的に立会できず）
ただ、うちの母は結構厳しい。立会してくれた女医さんもスパルタだったけどその女医さんさえも「私、お産のとき厳しいけどお母さんもなかなか厳しかったね（笑）」と言われるほど。
そう、この母の一声で退院日ミルクを買えず（買ってなかった私も悪い）自宅育児初日の夜は一番恐れていた完母でスタートすることになった。（仲はめちゃくちゃいいし、里帰り中の現在も協力的で大好きな母。結果的にハッピーエンドなので悪しからず）

入院中といえば、毎日の楽しみは朝ドラ。
BSも映るテレビだったからチャンスは1日3回。
鑑賞中巡回来ないで…とスリルを味わってるかのような気分だった（笑）
が、幸い入院5日全て見ることができて無事目標達成。

入院は合計5日間。
母子同室は入院2日目の夜からスタート。新生児ってすぐ寝るし3時間授乳を指導されてるのに授乳よりもどうやら眠気が勝つようで助産師さんにアドバイスを貰いながら片乳10分＋20cc（※生後日数✕10cc）
お腹いっぱいになるとすぐ寝るアカサン…この頃は可愛いよりも自分の身体がうまく機能しないことが絶望だった。

入院3日目。母乳も少しずつ出てくるようになって母乳は前日同様片乳10分＋30ccですぐ寝る。
けど、この日からアカサンのリズムができたのか大体3時間経つと起きるように。
母乳の出が初産にしては良い方だったようで、その日の夜勤の助産師さんから母乳だけで過ごしてみましょうと。
母乳であれば欲しがるだけあげていいからとりあえずやってみてと。
この頃は”乳首を吸ってる＝量が出てるってことだし大丈夫でしょ"と軽い気持ちで夜間完母に挑戦。原始反射によって吸い続けるためその分母乳が出ているものだと勘違いしてた。
実際に挑戦してみると授乳後寝ても眠りが浅いようで、3時間過ぎる間もなく欲しがる。
あげてもあげても満足しないようでこの日の夜はほぼ寝られなかった。
ここで、今まで授乳後寝ていたのはミルクのおかげということを思い知る。

入院4日目。この日から自分で授乳前と授乳後の体重を測ることで実際の母乳の出具合を見るように。そこで初めて知った。母乳まさかの20ccしか出てない！
そりゃ寝ないわけだよ〜午前中はアカサンの検査などがありひとり時間が持てたため日中ガッツリ寝た。
昼過ぎから再び母子同室になったので母乳で様子をみてそれでも無理ならミルクをもらう方式に。
ただ、この日から母乳パットをつけないと滴れるようになったので少しずつ母乳の分泌は増えてる様子。
日中は母乳だけで落ち着いてくれるようになって、私も午前中寝られたおかげであまりミルクに頼ることなく過ごせた。
この日が退院最後の夜になる。母乳で行けるとこまで行ってそれでも満足してもらえないならミルクに頼ろうと決心。
夜になり案の定母乳だけでは完全に寝てくれない。母乳で落ち着いて再び泣き始めたタイミングで体重を測って実際の母乳の量を測って助産師さんにミルクの量を調整してもらう。（この日で大体20ccと30ccを1回ずつ）
やっぱりミルクを飲むと満腹感が得られるため3時間ほど寝てくれる。
［余談：ベテラン助産師さんによると授乳の間隔が4時間くらいであれば問題ないからその子のリズムに合わせたらいいよとのこと。もちろん4時間開かずして目覚めるアカサン。］
入院最終日の夜私は決意した。明日の退院時絶対ミルクを買って帰宅する！

入院5日目。退院する日だ。
退院の立会は1人だけで主人が迎えに来る。
平日だったため母は仕事に行くため、朝ラインでやり取り。
私：）おはよう😊今日退院手続き終わったらちょっと買い出しして変える予定〜。夜絶対ミルクないとやばい！
母：）買い物明日にしませんか？明日土曜日で休みだから。
私：）今日の夜どうすればいいの…まあいいけど。。（内心：勝手に買って帰ろう）
無事退院の手続きも終わって主人が迎えに来て5日ぶりの外出＆家族3人で初めてのドライブ！向かう先はドラッグストア！！もちろん目当ての商品はミルク！！！
が、入店してびっくり。巨大なミルク缶（開封後1ヶ月使い切り）or使い切りのキューブタイプ（1個100cc）or外出時に便利なスティックタイプ（1個50cc）or哺乳瓶に注ぐだけ液体タイプ（1個120cc〜）
私がほしいのは小さいミルク缶だったのに見事に全部違うし極端すぎる…
それよりも商品選んでる間に下の傷が痛んできた…もういい、帰ろう…
帰宅した母にドラッグストアで買おうとしたけどなかったこと、絶対今夜は寝られないからね！と若干ふてくされ気味で伝えると、「大丈夫大丈夫！明日私休みだから寝かしつけ手伝うよ！」と。

さて、恐怖の夜がやってきました。日中は今まで通り母乳だけで3時間サイクルで過ごせたけど肝心なのはここから…
いつも通り寝てくれない覚悟で夜の授乳。とにかく満腹になると寝ることはわかってたのでアカサンが疲れるまで吸わせる、とにかく根気だ！と意気込み片乳初の20分超えで吸わせてみると…いつの間にか寝てる！？すぐ起きるかもだけどとりあえず起きるまで大人も寝よう、と思ったら夫も母も寝てるじゃない？アカサン寝てくれたからどうでもいいけど話違うじゃんと思ってしまった（笑）
そこから次の授乳はしっかり3時間後。前回の授乳は片乳20分のみだったのでもう片方を20分ほど吸わせることに。すると、また寝てる！？結局この日は朝まで3時間おきの授乳のみで過ごせた。
まさかの入院中に私の体はアカサンを満足させられるほど母乳が分泌するようになっていた模様。
ちなみに2週間検診では母乳だけで300ｇも増えており担当の助産師さん大感動。
むしろ母の助言に感銘を受けて、「ミルクがないなら体が対応するのは初めて知った！私も今度からそうやって指導してみようかな♪」と。
「いや、絶対やめたほうがいいです、退院初日ミルクなしで夜を迎えることがどれだけ怖かったことか…」と全力で止めましたが。

そんなこんなで退院してから今日まで母乳のみでアカサンはすくすく育っております。