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PHPカンファレンス2024にスポンサーブース出展、メンバーが登壇しました
この記事は 株式会社カオナビ Advent Calendar 2024の25日目の記事です。
こんにちは、カオナビで技術広報兼バックエンドエンジニアをしている矢野です!
2024年12月22日(日)に大田区産業プラザPiOで開催されたPHPカンファレンス2024に参加してきました!
イベント概要
イベント名 PHPカンファレンス2024
開催日時 2024年12月22日(日)9:30〜17:40
開催場所 大田区産業プラザPiO
公式サイト https://phpcon.php.gr.jp/2024/
PHPカンファレンスとは?
PHPカンファレンスは、PHP関連の技術を主とした技術者カンファレンスです。 2000年に日本のユーザ会によってPHPカンファレンスが初めて行われ、今年で25回目の開催となります。 これからPHPをはじめる方から、さらにPHPを極めていきたい方まで幅広く楽しめるイベントになるよう様々なプログラムをご用意しております。
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10:00〜の基調講演から始まり6つのトラック、ワークショップも含め、大小合計50以上のセッションが行われました。
当日はとても寒かったですが、たくさんの方が来場しておりました。
スポンサーブースも出展していましたが、人もほぼ途切れることなく大盛況でした!
ブース出展について
カオナビはスポンサーブースを出展し、当日は弊社エンジニア5名で参加しました。
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ブースでは、ノベルティ、チラシの配布や、カオナビについてのPVなどを流していました。
また、今回は新しい試みとして、スポンサーブースでおそろいできているパーカーの背面に書いてあるソースコードをコードレビューしてもらう企画を実施しました!
実際のカオナビのコーディング規約に沿って、皆様にはコードレビューしていただきました。
総勢102名の方にレビューしていただき、多くのご指摘をいただきました・・
PHPカンファレンス2024のカオナビブースでは、コードレビュー企画も行っています!
— きりぽん (@kpn8885) December 22, 2024
まだ挑戦されてない方も是非ブースにお越しいただき、挑戦してみてください💪
5個以上指摘していただけると、新しいデザインのアイススプーンをプレゼントしてます🍨🥄✨#カオナビ #phpcon pic.twitter.com/nodYQCr7Bv
きっとトレーニーも勉強になったことでしょう。
(※トレーニーのコードレビューを行う設定でした)
カオナビエンジニアの登壇について
スポンサーセッション
プロダクトの寿命を延ばすためにエンジニアが考えるべきこと 〜バージョンアップってなんのためにやるのか〜 by 牧 良摩
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プロダクトの寿命を延ばすためにエンジニアが考えるべきことと題して
カオナビに入社してからバージョンアップと機能開発を経験したことで得られた知見や特定の誰か、ではなくプロダクトに関わるみんなでバージョンを上げていくことの重要性について発表しました。
大きな会場だったのでとても緊張していましたが、スポンサーブースで話した方も来てくださりとても嬉しかったです。
登壇者とスタッフ、両方の立場を経験でき、新しい出会いもたくさんあって、とても楽しいイベントになりました。(牧)
レギュラートーク
PHPerのための計算量入門
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プロポーザルが採択され、弊社のエキスパートエンジニアである富所も登壇いたしました。
登壇後、「7,8年前は全然人来なかったよ〜」と語っていたので、皆様も登壇し続けると大人気登壇者として活躍できるかもしれません!
印象に残ったセッション
スポンサーブースを担当したメンバー3人がそれぞれ印象に残ったセッションを紹介します。
毎日13時間もかかるバッチ処理をたった3日で60%短縮するためにやったこと by Sasaki Sho
パフォーマンス改善と聞くと、コードの最適化やクエリのチューニングといった技術的な解決策に目が向きがちです。しかし、今回のセッションで印象に残ったのは、「本当に必要なデータは何だろう?」という問いかけの大切さでした。
実際に、全期間のデータを集計する必要があるのか、顧客が本当に必要としているのは過去1年分のデータだけではないのか、という視点の転換により、13時間かかっていたバッチ処理を5時間まで短縮できたという事例は印象的でした。
私自身もパフォーマンス改善に取り組んでいるため、柔軟な視点を持って対応したいと思いました。(中野)
「とりあえず動く」コードはよい、「読みやすい」コードはもっとよい by まきまき
「読みやすいコード」がもたらすメリットを再確認できました。また一方で、「とりあえず動く」コードであったとしても、ユーザーに届けたい価値を提供できている点で良いとお話しされていて、新たな気づきになりました。理想は誰にとっても読みやすく、変更に強いコードが書けるようになることなので、日々の開発から意識していきたいです!(腰塚)
PHPUnitでモックとスタブを使いこなす by asumikam
私が最も印象に残ったセッションは、asumikamさんの「PHPUnitでモックとスタブを使いこなす」でした。
モックは「模倣」と「検証」を行い、スタブは「模倣」のみを行うという違いがあることを学びました。さらに、実際のコード例を用いて解説されていたので、理解を深めることができました。また、モックとスタブを適切に使い分けることで、その処理の重要性を示すことができ、結果としてコードの可読性が向上することを知り、とても勉強になりました!(宮下)
さいごに
スピーカーも進行役も弊社の人だな? #phpcon pic.twitter.com/8gn1zj52UM
— Genki Sano (@sanogemaru) December 22, 2024
スポンサーとは別に、レギュラートークでは富所が登壇し、スタッフでもカオナビのエンジニアが活躍するなど、PHPカンファレンスはたくさんの関わりをもてていて大変嬉しく思っています。(もちろん一般参加でもカオナビエンジニアは参加させていただいております!)
今年も参加して皆様のパワーを改め感じることができ、自分もさらに頑張っていきたいと思いました。
来年も各地のカンファレンスで皆様とお会いできることを楽しみにしております!